はぜかけの風景2020年09月25日

 早朝ウォーキングは季節の移ろいを肌で感じる機会でもある。9月下旬に入り深秋の季節に包まれながら歩いている。有馬川緑道を南に進み西川土手道を北に向かうコースはせせらぎと桜並木と田園が寄り添ってくれる。
 有馬川緑道の南の端の東側の限られたスペースに稲田が広がる。手前の畦道に真っ赤な彼岸花が咲き誇り、その向こうの稲田には刈り取られたばかりの稲のはぜかけを目にする。
 上山口の集落を貫く旧街道の真ん中あたりで西に向かい西川土手道に合流する。合流地点の手前にも広々とした稲田が広がる。ここでも稲の刈入れ前後の稲田が混在する。刈入れ後の稲田には何列ものはぜかけの長い列が連なっている。
 はぜかけの風景は故郷の風景を呼び起こす。子供の頃に見慣れた実家の裏に広がる田園の風景だ。郷愁に浸りながらはぜかけの風景を歩いた。

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