地域活動代表者懇談会開催の意義2020年09月28日

 地区で地域活動を展開する11グループの代表が一堂に会して初めて交流の場を持った。この「地域活動代表者懇談会」開催に当たっては二つの条件が必要だった。
 ひとつは地区の地域活動グループの現状が把握されていることだ。これについては地域福祉活動の連携組織である福祉ネット作成の「地域支援マップ」で地域のボランティア活動やグーループが網羅されておりその情報で把握できた。今ひとつはそれらの地域活動グループが一堂に会してもらえるための趣旨・目的が必要だった。今回の地域交流拠点づくりについての既存活動グループの意向吸収ということがその格好の大義となった。
 把握できた17グループに呼びかけたが、2週間前というタイトな案内もあって出席は11グループだった。それでも地区の地域活動グループが初めて一堂に会して交流する懇談会開催は歴史的で画期的なことだった。出席者は初めて同じ地域にどんな活動グループがありどんな活動をしているのかを知りあう機会を得た。そうした各グループの活動情報の共有こそが地域交流拠点のひとつの意義でもある。
 一小学校区、一拠点という常設交流拠点は、活動グループが拠点で時間と場所を共有することで活動と人と情報を繋がり合うことを可能にする。少子高齢化や共働き世帯増、単身世帯増で既存の枠組みでの地域コミュニティの脆弱化が懸念される状況下で、地域活動グループによる新たなつながりによるコミュニティ再生こそが常設型交流拠点の大きな意義といえよう。

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