8カ月ぶりの市社協の会議2020年10月31日

 2月の地区代表者会議以降、市社協主催の会議が全面的に休止されていた。昨日、8カ月ぶりに北部地区のエリア会議が名塩センターで開催された。市社協主催の会議以外にバスに乗車する機会はないので8カ月ぶりのバス乗車でもあった。
 会議には北部5地区の代表者と6名の市社協スタッフが参加した。最初の議題はコロナ禍の地区社協活動の状況についての意見交換だった。このテーマに沿って配布された全35地区の主要活動の再開状況の資料が参考になった。再開時期はばらつきがあるものの10月時点での再開状況は次の通りだ。地区ボラセンはほぼ全地区再開されている。ふれあい喫茶は18地区、子育てサロンは13地区、昼食会は26地区中4地区、敬老のつどいもしくはお祝い品配布は8地区である。ちなみに当地区は実施していない昼食会を除き、6月以降すべてで早期再開している地区である。
 北部地区の再開状況の意見交換では旧来の町と新興住宅地の地区社協で対応の違いが鮮明だった。旧来の町では共同体としての間接的な相互扶助があるためか地区社協活動自体の再開には慎重姿勢が目立った。これに対し自治会の地域福祉の機能が不十分な新興住宅地では地区社協が住民の要望にこたえる形で積極的に対応している。
 次の議題の第9次地域福祉計画策定については市の地域福祉計画と市社協の計画との整合性についての活発な意見交換があった。上位計画である市の計画に市社協の計画をどのように反映させるかという本質的な問題でもあった。
 約2時間の久々の市社協の会議だった。

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