山口地区に護摩堂建立2020年11月13日

 国道176号線の明治橋東詰交差点の西詰に御堂の建設が進められている。気になるその風景を車線を挟んで向側から遠目に眺めていたが、今朝の散歩道でコースを外れて現場に足を延ばした。
 現場には建設業者・宮大工大都流32代当主の名前で案内看板が立っていた。それによれば建物は真言密教の護摩行を行なう護摩堂であるとのこと。この場所に以前からあった学習塾の建物を使用していた不動寺という寺院の住職がようやく本格的な堂宇建築に着手したようだ。
 建築中の堂宇は足場は残っているもののほぼ完成している。鬼飾りのついた屋根や彫刻の施された正面柱周りなどさすがに宮大工の手になる格式のある立派なものだった。北側隣接地は銭塚地蔵のある下山口墓地である。その関連からこの地が護摩堂建立の立地に選ばれたのだろうか。

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