グリグリと靴底が雪を噛む音の心地良さ2021年01月13日

 6時前の久々に遅い目覚めだった。朝刊を取りに玄関を出た時、目にしたのは雪景色だった。大晦日の初冠雪の比ではない3cmほどの積雪に畳みかけるようにシンシンと淡雪が降り積もっていた。今朝の早朝ウォーキングは断念するしかないと観念した。
 朝10時過ぎに窓越しに空模様を確認した。降雪は止み雪景色ばかりが目についた。久々の本格的な雪景色を見逃す手はない。厚手の防寒着に登山用シューズを履いて出かけた。車のわだちだけが目につく住宅街の街路を踏み締めて歩いた。グリグリと靴底が雪を噛む音と足裏の感触を伝わってくる。
 国道176号線から有馬緑道に入るいつもの散歩コースを進んだ。真っ白な緑道には足跡はほとんどない。いつもの散歩仲間も今日ばかりは断念したのだろう。明治橋を右折し下山口の旧街道を北に進み、宮前通りを歩いた。正面の公智神社境内の冠雪の本殿を中心とした雪景色の荘厳さが拝礼を促した。国道に戻り天上橋から住宅街を縁どる農道を巡った。農道と住宅街を結ぶ純白の坂道を踏み締める靴音が心地良い。
 30分ばかりの雪景色を味わう散歩道だった。