ひたひたと押し寄せるコロナ感染2021年05月06日

 知人の訪問看護師さんと情報交換する機会があった。西宮市の北部エリアを担当する方である。今や北部地域でもコロナ感染の大変な状況を迎えているという。「コロナ感染の中等症の方が在宅で酸素吸入しながら看護しているが、酸素吸入器自体が不足しだした。入院できずに自宅待機中の感染者も三人看ている」。
 テレビで報道されている大阪中心部の医療崩壊の悲惨な現実を、人口密度も低い北部地区にあって他人事のように受け止めていた。ところが、情報不足だっただけで訪問看護の現場では自宅待機や酸素吸入器不足という現実が押し寄せてきている。
 ひたひたと押し寄せるコロナ感染を身近に実感した。