4カ月ぶりのオヤジ会の盛況2022年11月01日

 6月に会場を変えて”ちょい呑みオヤジ会”が復活した。ところが7月以降、急速にオミクロン株が蔓延し3カ月間の中止を余儀なくされた。そして10月第4木曜日の定例会がようやく再開した。
 4カ月ぶりのオヤジ会には呑みに行くことが憚れる閉塞感に包まれていた15名の皆さんに満を持して参加頂いた。初参加者お二人と7年ぶりの休会者の参加があった。
 初参加者の紹介、司会者の乾杯、店主の「本日の献立」と続き、私から事務局報告をした。「コープこうべの閉店情報」「住宅街の孤独死の事例報告」「文化祭での認知症講座の案内」を伝えた。
 何といっても圧巻は参加者の近況報告である。15人の個性的な面々の興味深い近況が報告された。とりわけ80歳の会員の2週間に及ぶアメリカ個人旅行の報告は、ハプニング続出の波乱万丈の内容が参加者を沸かせた。急な往診で遅れて参加されたクリニック院長からもコロナ禍で急速にIT化が進む医療態勢の変化が報告された。
 最後に恒例の集合写真を店主のシャッターで無事撮り終えて8時過ぎに散会した。

活気が戻ってきた認知症カフェ2022年11月02日

 認知症カフェ”にこにこ丸山カフェ”の定例会に参加した。2年半に及ぶコロナ禍での休止を経てようやく6月定例会から再開された。それでもコロナ禍が尚懸念される状況下での開催である。カフェながらコーヒー等の提供はなく、開催時間も30分の時短で1時半から1時間限定だった。
 再開後は、一けた台の一般参加が続いていたが、今回は13名の一般参加があり、ようやく活気が戻ってきた。ボランティアスタッフ8名に会場提供のコープ職員2名の総勢23名のカフェだった。
 会場の4つのテーブルに置かれた色鮮やかな不思議な形の折り紙が目についた。その折り紙の正体が作成者のボランティアスタッフから明かされた。万華鏡と呼ばれる折り紙で真中に指を入れて裏返すと様々に形と色が変化する。高度な折り紙である。作成者による作成指導が始まった。参加者たちが興味津々の面持ちで作成に加わっている。本日の目玉イベントだった。
 終盤は恒例になった尻取りカードなどで和やかに過ごし2時半過ぎには閉会した。

「基礎から学ぶ認知症」講座の確かな手応え2022年11月03日

 住宅街の自治会主催の文化祭がコロナ禍で2年間のブランクを経て3年ぶりに開催された。開催直後に私の認知症サポーター養成講座を開講した。市社協所管の講座であり教材手配もあることから事前申込み制で受講を募ったところ、先着40名定員に対して42名の申込みがあった。10時15分の開講を前に受付では当日参加の方の多さが目立った。予約者2名の欠席があったが、それを大きく上回る10名の当日受講者があり、結局50名もの受講者と大盛況だった。
 過去数年間、文化祭開講直後に私の郷土史講座が続き大勢の受講者があることから、開講前に自治会長の文化祭開催の挨拶が恒例となっていた。2年間のブランクでそうした事が引き継がれていないと思われたので、私から提案し急遽開講前の自治会長挨拶の機会が設けられた。
 いよいよ開講である。冒頭、時間をとって”講座の狙い”を話した。
 「『認知症サポーター養成講座』というタイトルをサブタイトルにし、『基礎から学ぶ認知症』をメインタイトルとした。受講者の多くは「サポーターになりたいわけじゃない」という気分と思う。知りたいのは「物忘れがひどくなった!ひょっとしたら…‥?」「最近、母親の様子がおかしい!どうすればいいの!」「お友だちが認知症になった!どう接すればいいの?」といったことと思う。「認知症の基礎的な知識を知りたい」というニーズに沿って、『基礎から学ぶ認知症』 とした。
 講座ではその上で認知症の町ぐるみの支援の必要性を伝えたいと思う。そこで初めて「認知症の地域の見守りや支援って、どうするの?」というテーマに繋がり、『認知症サポーター養成講座』の本来のテーマとなる。
 ところで通常の養成講座の講師はケアマネさんや看護師等の専門職が殆どだ。そのため地域活動の現場を体験する機会が少ない。認知症の地域支援の実践的な在り方を語るには手に余るきらいがある。私は15年の民生委員と社協役員を経験した養成講座講師として住民視点の地域支援を重点に置いた講座を狙いとしてお話したい。その上で講座受講者に本来の認知症サポーターとして地域の認知症支援のネットワークに関わって頂けるよう声掛けも考えたい」
 90分の講座だが質疑や意見交換の場をぜひ持ちたいと思い、スピーチを75分にとどめた。幸い6人の受講者から活発な質問や意見が出された。「車道で認知症の方を最後まで保護しなかったことの後悔の報告」「本人が素直に認知症を認めるかという懸念」「それに対するクリニック院長である受講者からのフォローと認知症のご近所への開示の大切さのコメント」「認知症発症者の散歩中の行方不明事例での民生委員としての関わり方の事例報告」「愛犬の行方不明に際しての住宅街の支援協力の感謝と認知症行方不明の教訓」「認知症の不安のある層だけでなく、その子供世代や医療・介護従事者、行政も含めた多面的な講座が必要」等々。講座終了後には受講者の6割の30名の方からアンケート回答が寄せられた。
 今後の地域の認知症支援に向けて確かな手応えを感じさせる達成感のある講座だった。

認知症講座のアンケート回答の覚え書き2022年11月04日

 文化祭参加の「基礎から学ぶ認知症講座」が50人もの受講者を得て盛況のうちに終了した。終了後、30名の受講者からアンケート回答が得られた。今後も定例開催を予定している講座であり、そのためにも回答のポイントをメモしておくことにした。
 講座の満足度(内容の期待充足度、講師の説明、内容の理解度、プレゼン・テキスト)についての4段階の選択回答では、22名の方が全て4を選択された。期待充足度について4名の方が3を、講師の説明では2名が3を、プレゼン・テキストでは3名が文字が小さいとコメントして2を選択された。同じ4択の「認知症支援のネットワークの関心度」では、16名が4を、10名が3を、2名が2を、1名が1を選択された。半数以上の方の積極的な姿勢が心強かった。
 以下のコメント記入方式の回答の「今回の講座に期待する内容」では、「認知症の基礎知識」「初期症状」「当事者の気持」「症状の自覚」「発症した時の心構え」「地域での個別支援の在り方」「認知症の最新情報」「発症した知人の接し方」「認知症の予防」等々。
 「講座で学んだり得られたこと」では、「一番辛いのは本人」「老いた親からの『手紙』の共感」「老化と認知症の違い」「当事者との接し方」「見守りホットラインの内容」「考え方、手続きの具体的な事例」「認知症サポートの具体的な方法」「地域で認知症取組みがあること」「街頭での声掛けの仕方」「認知症が病であることの再確認」等々。
 「講座の改善点」では、「若い世代向けの講座」「車座で話し合える方策」「認知症当事者や家族を囲んだ講座」「当時者家族が地域に発信するための具体的な方策」「受講申し込み書に知りたいことを記入できる欄の記載」「認知症予防の突っ込んだ内容」「個人情報保護との関係」「認知症の最新情報」「医療機関や行政とタイアップした総合的な情報提供の場」「現役世代も受講しやすい開催日時の工夫」等々。
 「講座の感想・意見」では、多くの方の「分かりやすかった」とのコメントの他に「定期開催を」「自治会での対応の模索」等のコメントが寄せられた。

市の昵懇の職員とのオンライン呑み会2022年11月05日

 8年ほど前に市の民生委員児童委員会の広報部会の委員として広報紙創刊に参加した。部会では地区社協広報紙の編集経験を買われて編集責任者に推され、3号に渡って広報紙編集を担った。
 その時の市の担当者と編集を通じて地域福祉や民生委員の在り方等について密度の濃い意見交換や交流があった。その交遊がその後も様々な機会を通じて続いている。コロナ禍になり、ここ何回かはLINEビデオを介したオンライン呑み会になっている。
 先日、久々にそのオンライン呑み会があった。地域福祉や民生委員活動等の多岐にわたるテーマについて意見交換ができた。夜7時からパソコン設置のデスク前で缶ビール片手に家内に準備して貰ったアテをつまみながら約2時間に及ぶ中身の濃い充実した懇談を終えた。

さくら並木の落葉と大ケヤキの紅葉2022年11月06日

 11月に入って早朝ウオーキングの景色が変貌している。有馬川土手道のさくら並木の落葉が一気に加速した。今や半分以上の葉っぱが抜け落ちて剥き出しの枝ぶりがやけに目立っている。
 一方で、山口の大ケヤキ”は、紅葉前の趣きで山口郵便局横にそびえていた。紅色に染まり始めた葉っぱを一面にまといながら球体の枝ぶりを青空に向かって広げていた。

ジェフリー・アーチャー著「ロシア皇帝の密約」2022年11月07日

 所蔵本の断捨離の際に、再読用にお気に入りだったジェフリー・アーチャー著作の6作品を手元に残しておいた。6月から再読を始めて10月末に読み終えた。
 その最後の作品が「ロシア皇帝の密約」だった。1867年に当時のロシア皇帝がアラスカをアメリカに売却したという史実をめぐる冒険スパイ小説である(私自身はそうした史実を知らなかったが)。この史実をもとに作者は、ロシア皇帝のイコンの中にアラスカを買い戻しができるという条約書(密約)が隠されているという着想でソ連、イギリス、アメリカの大国間の壮大な国際的大陰謀物語を展開する。
 作者の構想力とストーリーテラーとしての才能がいかんなく発揮された作品である。ハラハラどきどきさせられながら読者は一気に読み進めさせられる。随所にユーモアを折り込んだスリリングな展開を存分に楽しんだ。

最後の秋の味覚2022年11月08日

 昨晩の我が家の食卓に今年秋の最後の味覚が供された。枝豆ご飯である。先月末に地区社協役員の知人が丹精込めて栽培した黒枝豆の収穫を体験した。その時に収穫した枝豆は参加した5人で分けて頂いた。1人当たり10株ほどの枝豆の株にはびっしりと枝豆が実っていた。しかもどの豆も丸々と太った食べ応えのありそうな枝豆だった。
 家内がその枝豆を材料にした枝豆ご飯を炊いてくれた。炊飯器の炊きあがりを告げるブザーが鳴った。留守にしていた家内に代わって炊飯器のご飯を混ぜた。蓋を開けると炊飯器の釜のご飯の上にはぎっしりと大きな枝豆が覆っていた。しゃもじで混ぜるのがためらわれるような見事な枝豆だった。
 枝豆ご飯の夕食を満喫した。

花ちゃんと皆既月食で盛り上がった2022年11月09日

 442年ぶりの皆既月食と惑星食の話題でテレビは盛り上がっていた。いやでもこれを見逃す手はないという気にさせられた。
 そんな日の夕食を終えた頃、家内が娘に電話していた。そのついでに花ちゃんとFaceTimeすることになった。小学生になって花ちゃんとのおしゃべりがとんと少なくなっている。久々にスマホのモニター越しに花ちゃんと対面した。おしゃべりが皆既月食の話題になった。学校で教えられた皆既月食のウンチクをじいちゃんばあちゃんに教えてくれる。
月食が始まっている時間になった。じいちゃんが「今から月食を見に行くよ」というと、「花ちゃんも2階に行ってみてくる」と言っておしゃべりを終えた。
 6時半頃に玄関を出て通りに出た。東の空には左下が欠け始めた月が暗闇の空に浮かんでいた。デジカメを構えてズームアップしてシャッターを押した。ズームをアップするほどに手振れが生じる。それでも何とか画像をに収めた。しばらく時間を置いて再度シャッターを押した。その後お風呂に入り、出てから今度は2階の東側の息子の部屋の窓からカメラを構えた。上部が赤く染まり下部が欠けた珍しい月の画像を保存できた。
 久々の天体ショーを楽しんだ。

ふれあい喫茶のおしゃべり情報2022年11月10日

 ふれあい喫茶に出かけた。コロナ禍の休止から再開して順調に参加者が増えてきた。今回も20名近い参加者たちが5つのテーブルに分れておしゃべりに余念がない。
 地区社協の同僚役員とおしゃべりした。現役時代は環境問題や省エネのコンサルをされていた方である。今も温暖化対策のボランティア組織に属して活動されている。話題が家庭でできる温暖化対策に及んだ。何よりも家庭の省エネを心掛けることとのこと。とりわけ家電製品の節電が身近で効果的と指摘された。家電製品では電気冷蔵庫の電力消費量のウエイトが大きく、それだけに省エネタイプの冷蔵庫の開発が進んでいるようだ。10年以上前の冷蔵庫に比べ最近の省エネタイプの冷蔵庫は電気代節約の上でも効果が大きい。
 我が家の冷蔵庫は2007年製で15年を経過している。冷凍庫の奥に霜の固まりができて引き出しが閉まらないというトラブルが発生した。買換えをを考えていたところの友人とのこのお喋りだった。
 普段の地区社協の活動上のお付き合いでは話題にならないテーマである。ふれあい喫茶という気楽なお喋りの場だからこその情報だった。帰宅後、家内にその情報を伝え、冷蔵庫買換えの背中を押した。