そば太鼓停のちょい呑みセット2022年12月01日

 我が家から徒歩数分の住宅街の入口に”そば太鼓停”というそば屋がある。この立地は過去に様々の業態の飲食店が何店も入れ替わった場所である。ところがこのそば太鼓停になってようやく定着した。それだけに一味違った味わいでリピート客を獲得しているようだ。個人的にもこの店の一番人気の「肉もりそば」は、長く食べていない時などもう一度食べたいという気にさせられる味わいである。
 そんな気分で先日、家内を誘ってこの店でランチした。お目当てのにくもりそば(720円)を食べながらメニューを見ていたら、”ちょい呑みセット”の文字が目についた。890円セットの場合、生ビールに唐揚げ、串カツ4本、肉豆腐のいずれか1品に突き出しがついている。しかも通常500円の生ビールは2杯目以降は300円である。これはお値打ちで魅力的な選択肢である。
 これまでは、ご近所さんや知人とのちょい呑みは、この店の向かいにある”めし屋食堂”を利用していた。いかにも「大衆食堂」の雰囲気の店である。ちょい呑み感は希薄でビールのお代わりも通常料金である。
 次回の知人たちとの”ちょい呑み”はぜひとも”そば太鼓停”を勧めてみよう。

皇帝ダリアの群生2022年12月02日

 この時期の早朝ウオーキングで嫌でも目に付く花がある。皇帝ダリアである。定番コースの一角にある住宅街北西の市民農園に今は盛りと咲いている。11月下旬の開花のようである。
 大根のなどの黄緑色の野菜の畝の向こう側に、10本ほどの3ⅿほどの高さの茎に支えられた薄紫がかったピンクの大きな花弁の花が群生していた。なぜ皇帝ダリアと呼ばれるのかは知らない。Dahlia imperialisという学名を日本語訳したというが、そもそも何故 imperialisなのだろう。ただその大きな花弁と優美な色合いの風情は「皇帝」にふさわしい。
 青空に突き出た皇帝ダリアの存在感のある風景をいつまで楽しめるのだろう。

この冬一番の寒さと初霜2022年12月03日

 早朝ウオーキングに出かける時、ウエザーニュース・アプリの外気温を確認した。朝6時の気温は-1℃を告げていた。この冬初めての氷点下の気温だった。
 厚手のズボンにダウンジャケットを着こんで手袋をして出かけた。氷点下の気温の割にはそれほどの寒さでない。そんな感触を抱きながら住宅街の北側の市民農園の一角にやってきた。
 そこで目にしたのは、冬の訪れを告げる初霜の景色だった。稲田とその先のススキの原っぱが白いヴェールに覆われている。今年初めて見る霜の風景が、11月末迄の暖冬の気配を砕いた。

”炭火 七りん"で家内の誕生祝い2022年12月04日

 家内の誕生日である。我が家では夫婦のどちらかの誕生日には昼食をお出かけしてプチ贅沢の昼食を味わうのが慣わしである。今回は神戸市北区道場町の”炭火 七りん"に出かけた。
 席に案内されると三択のランチメニューを勧められた。夫婦ともに 「おまかせ8種よくばりランチ」(税込2,508円)をオーダーした。8種類の本日のおまかせ肉、キムチとナムルの小鉢、サラダ、お漬物が二段の重箱に納まり食欲をそそられる。これに味噌汁とご飯が付いて見た目にも豪華な料理である。
 テーブル真ん中には囲炉裏風のコンロに既に赤々と炭火が燃えさかっている。コンロに載せられた金網にお肉や野菜を載せていく。お肉のお品書きには、塩タン、とろしゃぶ、フランクカルビ、ヒバラ、壺漬けカルビ、ゲタカルビ、ハラミ、焼きしゃぶの紹介がある。焼きあがった順に味わう。どれも柔らかい歯ごたえの逸品である。キムチやナルム、お漬物を添えながらご飯も美味しく頂いた。
 家内の誕生日というイベントを美味しい焼肉で楽しんだ。

最接近してスマホで撮ったカワセミ2022年12月05日

 早朝ウオーキングを終えて住宅街の横を流れる有馬川沿いの舗道を歩いていた。舗道側の岸辺に鮮やかな色あいの影が目に入った。
 カワセミだった。過去に何度も目にしたカワセミだが、これほど間近に見るのは珍しい。岸辺の草叢の端に止まって、川面を眺めていた。敏感なこの野鳥はこれまでもスマホを向けた途端に飛び去ってしまうのが常だった。諦め半分でカメラ面を向けた。ところが珍しく飛立たない。何とかカワセミの姿を久々に比較的近くでキャッチできた。

亭主がつくる朝食用の卵焼き2022年12月06日

 リタイヤ後、我が家で習慣化したことのひとつに亭主の朝食は自分で準備するということがある。別段、家内に強要されたわけではない。夫婦の睡眠と起床の時間のズレがなせることだった。
 年を取るにつれて私の就寝時間が早くなった。ここ数年間はほぼ夜9時には床に就くようになった。9時台のゴールデンアワーのドラマは直接観ることができなくなり、録画で観るようになった。その分、朝の寝起きは早い。遅くとも5時には目覚め、場合によっては3時、4時もママある。他方で家内の睡眠時間帯は夜10時から朝6時半と世間並である。
 この時間帯のズレが私の5時過ぎの朝食準備に波及する。就寝中の家内ができない以上、自分でするしかない。ご飯は通常炊飯器の残っている。問題はおかずの準備である。前日夕食の残りでカバーできる場合もあるが、できない場合も多い。
 そこで登場するのが、私の得意料理でお好みの卵焼きである。ただ朝食ごとに調理しアツアツを食するほどのこだわりはない。ものぐさな性分も手伝って調理する際はまとめて作って、作り置きする。通常は卵8個を溶いて4個分の卵焼きを作り置きする。朝食のおかずには、半固分を切って食べることにしている。これで8日分の朝食のおかずが調達できる。 
 いつまで続けられるかはこころもとないが、自力生活維持のための選択肢のひとつである。

花ちゃんがお絵描きで賞をとった2022年12月07日

 娘から連絡があり、「花ちゃんのニュースがある」とのことで久々にFaceTimeした。
 花ちゃんがお絵描きで賞をとったというニュースだった。大津市の日吉大社周辺の風景をテーマにした毎日新聞主催の「第55回日吉写生大会」での受賞だった。花ちゃんは1年ほど前からお絵描き教室に通っている。そこで描いた作品が教室を通じて応募され受賞したようだ。
 娘から日吉大社のHPに受賞の詳細が掲載されていると教えられて、すぐにチェックした。推薦28点、特選50点、佳作40点、入選150点の受賞者の氏名が掲載されていた。その中の最上位ランクの「推薦」作品28点中の7番目の滋賀県美術教育研究会会長賞に花ちゃんの名前が掲載されていた。ほとんどが小学生の受賞者の内、1年生は花ちゃんだけだった。
 掲載の絵が受賞作品である。左の菊の花の写真を写生したものだ。どこが良いのか正直言って分からないが、専門家が選んだのだからそれなりの素質が認められたのだろう。なかなか大したものである。じいちゃんも小学校時代にしばしば絵の校内コンクールで金賞をとったことがある。さすがにじいちゃんの孫である。

HPにしのみや山口風土記の始末2022年12月08日

 1カ月前に山口の大ケヤキの紅葉を記事にした。今日の散歩道で再び同じスポットでスマホのカメラを向けた。大ケヤキは見事に骨だらけになっていた。
 この大ケヤキの立つ土地の所有者は、私の息子の中学、高校の同級生である。市の地域コミュニティ誌で郷土史に関心があるという彼の紹介記事を目にした。別件で彼の家を訪ねて懇談する機会があった。その際に共通の趣味である郷土史についても語り合った。
 個人ホームぺージ「にしのみや山口風土記」で山口の郷土史を綴って久しい。ほぼ語りつくした感がある。問題はこのHPの”始末”をどうつけるかである。できるものならそっくり共通の思いを持った若い世代に託したい。
 風土記のワンショットを飾る山口の大ケヤキの所有者に託せるものならこれ以上の選択肢はない。

自治会主催文化祭の在り方と地区社協の対応2022年12月09日

 毎月第1水曜日は地区社協ボランティアセンターのボランティアコーディネーター会議が開催される。毎回10名余りのコーディネーター等が参加する。今月の会議では11月初めに開催された自治会主催の「文化祭参加についての反省」をテーマに本質的な意見交換があった。
 3年ぶりに開催された文化祭は様々な点で従来のスタイルが変更された。主会場であるコミュニティセンターでの展示や催しはほぼ埋まったが、サブ会場の自治会館の展示は、従来は関係団体、サークル、個人の出展で埋め尽くされていたが、今回は地区社協のパネル展示と”こどものひろば”の設置だけだった。コロナ禍の2年間のブランクが従来の出展者の展示のモチベーションを喪失させているようだ。
 こうした現状を受けて今後の文化祭の在り方について様々な意見があった。ひとつは自治会主催の文化祭の継続が可能かという点である。文化祭のイベントや展示の参加者の多くはリタイヤ世代で高齢者が多い。ところが自治会班長の多くは現役世代で、文化祭との関りは希薄である。それでなくとも自治会役員の負担感の強い中で、関わりの稀薄な文化祭運営に前向きなれない要因を抱えている。
 こうした背景を踏まえて、文化祭開催に前向きな当事者たちを中心に実行委員会方式で開催してはどうかという意見もあった。関係団体、サークル、個人から委員を募っ運営を分担するスタイルである。ただその場合、自治会を含めた地域の合意形成があらためて問われることになる。
 そこで地域全体の枠組み変更でなく、地区社協単独で全事業部の活動を集大成した一日イベントを開催してはどうかという意見も出た。地域の皆さんに地区社協活動の全貌をまとめて伝える場を設けるというアイディアである。出席者の多くが共感した。
 コロナ禍のブランクが従来型のイベントの見直しをもたらしている。それは従来の方式のもつマンネリ感やニーズに合わない部分をあらためて問い直す良いきっかけとなっている面もある。

最後のお勤め、地区民児協の歓送迎会2022年12月10日

 山口地区の民生委員児童委員協議会の歓送迎会に出席した。11月末で5期15年の民生委員の任期を終えた。歓送迎会出席は民生員としての最後のお勤めである。
 一斉改選に伴う歓送迎会は、12月の民児協定例会の夜に開催されるのが恒例である。その日の定例会で新メンバーも含めた向こう三年間の会長、副会長が選任され、新任会長の主催で歓送迎会も開催される。
 これまで公智神社社務所で開催されていた歓送迎会だが、コロナ禍の感染対策上、初めてサンパレス六甲大広間の大会場に変更された。6時から8時の歓送迎会は、6つの円卓に約30名の参加者が集った。退任委員や新任委員を中心に従来になく欠席者が多かった。
 新任会長の挨拶、来賓挨拶、退任委員と新任委員の紹介、退任者代表挨拶の後、乾杯となり宴席が始まった。退任者は12名と従来になく多い。3名の欠員もあり厳しい環境での新体制の船出である。
 宴席半ばで出席の退任者一人一人の挨拶が求められた。私からは次のようにコメントした。「リタイヤ直後に民生委員に就任しその縁で地区社協の役員にも就任した。民生委員就任は地域活動というセカンドライフの充実した過ごし方のキッカケとなったことに感謝している。思い出深いのは市の民生児童委員会の広報紙発刊である。創刊号ら3号までの編集責任者を担った。提案したタイトルの『ともしび』の由来は、民生委員が地域で見守りや支援を求める人のともしび(窓口)であるということだ。そうした役割を肝に銘じながら15年間の任期を過した」