そして花ちゃんがいなくなった2017年04月03日

 四泊五日の我が家での滞在を終えて花ちゃんがいなくなった。車の後部座席のチャイルドシートからじいちゃんばあちゃんにバイバイする花ちゃんの顔が心なしか寂しげだった。物心ついて「別れ」ということをチョッピリ味わったのだろうか。それにしても花ちゃんの成長ぶりに目を丸くした今回の滞在だった。
 サイズ違いの色とりどりの丸い10個のカップがある。これまでは伏せたカップを一番大きいものの上に順番に載せていく遊びを喜んでいた。今回は仰向けにしたカップを大きい順に入れ込んでいく遊びを覚えた。驚いたのはサイズ違いのカップの入れ変えをチャントできたことだ。小さいサイズのカップの上に大きいのをいれようとした。当然ながら入らない。癇癪をおこしながらも小さいのを取り出してから大きいのを入れた。入ったッ!思わず自分で手を叩いてパチパチしながら「どうだ」とばかりドヤ顔でじいちゃんを見つめる。
 滞在初日に仏壇前で「まんまんちゃんアン」を教えた。何度か繰り返すうちに三日目ごろからは仏壇前に行くと自分から仏壇に向かって「アン」をしている。
 四日目の最終日にはぽかぽか陽気の中を父ちゃんと一緒に公園で遊んだ。二日前には嫌がっていたブランコにひとりで乗れた。両手で鎖を掴んで板におとなしくチャンコしている。後ろからそっと押すとブラーンブラーンしながら緊張した顔つきが固まっている。それでもじいちゃん父ちゃんが口々に「ジョウズ、ジョウズ」「デキタデキタ」と声を掛けるとようやく顔をほころせた。すべり台遊びでも進歩を見せた。登り口のはしご段を3段まで登ったし、てっぺんから自分で腰を振ってスライダーを滑り落ちた。父ちゃんの話ではつい最近までブランコにも乗れなかったし、すべり台でも自力で滑れなかったようだ。
 そんなこんなの成長ぶりを目にできた四泊五日の滞在記だった。

ジジババ保育園三日目---だるまさんの!---2017年04月01日

 花ちゃん保育三日目である。花ちゃんと一緒に遊べる新しいツールを見つけた。パソコンモニターを使った動画再生である。「赤ちゃんが泣きやむ・笑う」動画というのがある。その中で「読み聞かせ・ だるまさんシリーズ」が目についた。原画は花ちゃんの好きな絵本のひとつである。
 パソコンデスクに向かって花ちゃんを膝に抱っこして試しにこれを再生してみた。大当たりだった。「だ る ま さ ん が・・・」と、くぎったナレーションに応じてだるまの絵が回転する。場面が変わって「どてっ」と転ぶ。同じように「ぷしゅーっ」「ぷっ」などと続く。
 驚いたのは次の「だるまさんの・・・」バージョンである。「だ る ま さ んの・・・」に合わせて花ちゃんが首を左右に振っている。そしてその後に続く「め(目)」「て(手)」「は(歯)」「け(毛)」ではそれぞれに「め」「て」「は」「け」と口にして目に指をあて、片手を広げて突き出し、口を開けて歯に指をあて、自分の髪の毛を摘まむ仕草をみせる。ちゃんと顔のそれぞれを発音し指さしている。おそらく保育園で何度もやった仕草なのだろう。それでも1才4カ月の孫娘の驚くほどの学習ぶりに舌を巻いた。 膝の上で何度も同じ動画を繰り返し「じいちゃんと花」のかけがえのないふれあいに浸った。

ジジババ保育園二日目---花ちゃんの公園デビュー---2017年03月31日

 朝7時半頃に早朝散策を終えて帰宅した。食卓前でばあちゃんが花ちゃんにご飯を食べさせていた。母ちゃんは7時過ぎに出勤したようだ。母ちゃんが帰宅するまで丸一日のジジババ保育園が始まった。
  ばあちゃんは花ちゃんの食事の準備やら洗濯物で忙しい。勢い花ちゃんの遊び相手はじいちゃんに回ってくる。すべり台遊び、ひな飾りあそび、絵本の読み聞かせ等々、次々と相手をするがどうにも間が持てない。
 思いついて近くの公園に出かけることにした。三輪車に乗っけて徒歩数分のぽかぽか陽気の公園に着いた。ひとっこひとりいない貸切の公園にはブランコ、鉄棒、すべり台、ジャングルジムが揃っている。ブランコに乗せてみる。両手で鎖に掴ませようとするがうまくいかない。後ろから支えてぶらーんぶらーんさせてみる。すぐに板から滑り落ちてブランコの相性は良くない。ブランコの後ろからゆらゆらと横に揺らすのがお好みのようだ。すべり台を見つけてよちよち歩きがスピードアップした。いきなりすべり台の下からスライダーをよじ登り始めた。両手で側板を掴んで両足を踏ん張っているが、いかんせん力及ばずズルズルと滑り落ちる。花ちゃんの頑張りに拍手しながら抱っこしてスライダー上段に乗せてみた。嫌がる風もないのでそっと手を離す。全く怖がる様子もなくスンナリと滑り落ちた。思わず「ジョウズ、ジョウズ」と拍手した。最後はジャングルジムである。じいちゃんが先に腰をかがめて通り抜ける。その後をおそるおそる花ちゃんがついてくる。無事に反対側に抜け出た花ちゃんが得意げな顔をしてみせる。草で敷きつめられた樹木の立つ公園隅もお気に入りだ。落ちている木の枝や葉っぱを触りながらよちよちしている。
 20分ばかり一緒に遊んで花ちゃんの記念すべき公園デビューを終えた。

ジジババ保育園初日---二人ぼっちの孫守り---2017年03月30日

 花ちゃん宅から娘と花ちゃんを連れて帰宅した直後のことだった。早速、家内と娘は三田阪急までお買い物に出かけるという。娘はこともなげに「花ちゃんはじいちゃんと一緒にお留守番しようね」と言っている。エ~ッいきなりかいと一瞬うろたえたが成長した花ちゃんとの二人きりも悪くない。アテにならないものの「はよ帰りヨ」と声をかけて送り出した。
 1歳4カ月余りの月齢を迎えて自由に歩きまわり片言のおしゃべりを始めた花ちゃんである。片時もじっとしていることがない。ところかまわず侵入し手あたり次第手にしては口に咥えたり放り投げたりする。油断も隙もない花ちゃんとの格闘が始まった。
 それでもこの事態に備えて強力な助っ人があった。ご近所さんからお孫さんの使用済み滑り台をお借りしていた。上手に滑り台ができるかな?後ろの階段に座らせた。戸惑っていたがステップをトントンして促すと何とか登り始めた。お尻をふりふりしながらよじ登る。てっぺんで立ちあがって「ア~ッツ」と大声で得意の雄叫びをあげる。ところが初めての滑り台遊びもせいぜい20分もすれば飽きてくる。
 そこで思い出したのがこの時間帯でやってるNHKEテレの「お母さんと一緒」だった。『いないいないばあっ!』を始め次々に展開する花ちゃん好みの場面に、時に身振り手振りを交えながら食い入るように見つめている。この番組の子育て支援の強力なサポートをあらためて実感した。
 30分ばかりして飽きてきた花ちゃんを雛飾りの前に連れていき遊んだ後、隣の仏壇前で試しに「まんまんちゃんアン」をしてみせた。何回かやるうちに花ちゃんも両手をくっつけて「アン」と言って頭を下げる仕草をしてくれた。
 6時頃にようやく家内と娘が帰宅した。1時間半ばかりのじいちゃんの二人ぼっちの孫守り終了のゴングが鳴った。

ジジババ保育園の開設2017年03月29日

 朝8時半に自宅を出て大津市の花ちゃん保育園に向かった。花ちゃんが通う保育園は明日から一週間年度替わりの準備で休園となる。そこで今週の平日は我が家で花ちゃんを預かることになった。大阪に勤務する母ちゃんは我が家から通勤する。
 10時頃に保育園に着いた。さくらんぼ組の教室のドアを開けて入室する。仕切りの向こうで立っちしていた花ちゃんに声をかけた。振り向いた花ちゃんがじいちゃんばあちゃんの顔を見つけた途端にこぼれるような笑みを浮かべた。おまけに大きな声で「ア~~ッツ」と雄叫びをあげて歓迎してくれるではないか。良かった~っ!覚えていてくれたんだ。保育園のお迎えはいつもは大好きな母ちゃんである。突然現れたじいちゃんばあちゃんに驚いたり泣き出したりするリスクもあったのだが・・・・。
 娘とのLINEメールのやりとりで風邪気味の花ちゃんを保育園から小児クリニックに連れていくことになった。赤ちゃんや小児連れのヤンママたちに交じって待合室でジジババが花ちゃんの不慣れな相手をつとめた。熱もなくいつもの鼻水だけの症状で薬を処方してもらい花ちゃん宅に向かった。
 花ちゃん宅で相手をしながら娘の帰宅を待った。持参のサンドイッチやホットドッグで昼食を済ませ1時半頃に帰ってきた娘と一緒に3時には我が家に向かった。三泊四日のジジババ保育園が始まった。

全開!花ちゃんワールド2017年03月21日

 二泊三日のプチ滞在を終えて、花ちゃん一家が我が家を後にした。この時期の成長著しい花ちゃんの振舞いを満喫した。
母ちゃんが「花!いい子いい子は?」と声を掛けると、片手で自分の頭をなぜなぜする。その愛くるしい仕草に思わず微笑んだ。
 雛人形備え付け道具のひとつに雅楽用の太鼓がある。その太鼓を指先で「ポンポンポン」と叩いてみせてから試しに花ちゃんに渡して「ポンポンポンは?」と促した。するとまわらぬ舌で「ポンポンポン」と口にしながら指先でちょんちょんしてくれた。「じょうず!じょうず!」と手を叩いて褒めるとドヤ顔風に笑顔を見せた。以来、太鼓を渡すたびにポンポンポンをしてくれる。
 極め付きは「ゲンコツ山」のお遊戯である。まさかこれは無理だろうと思いながら「ゲンコツ山の~たぬきさん・・・」を口ずさんで両手のこぶしを上下にトントンした。するとナント花ちゃんが同じ仕草で応えたではないか。そばで見ていた父ちゃん母ちゃんも花ちゃんの初めてみる仕草に驚いたようだ。「おっぱい呑んで~」では口元に両手を当て「ねんねして~」では両手を両耳に当ててネンネ風の仕草をする。ただ「抱っこして」の動作はどうしてもできない。いきなり両手を腰の後ろに回す「おんぶして」の動作に移ってしまう。そして「また明日ッ」のエンディングでは片手をあげて「タ~ッ」と大声で叫ぶ。おそらく保育園で何度もやっているお遊戯なのだろう。母ちゃんにはそこまでの情報はなかったようだ。
 花ちゃんワールドが全開した二泊三日だった。

3カ月ぶりに花ちゃんがやってきた2017年03月19日

 昨日のお昼頃、3カ月ぶりに花ちゃんが我が家にやってきた。2月中旬に我が家の床の間に30年ぶりに雛人形が飾られた。祖父母に買ってもらった娘の雛人形である。孫娘・花ちゃんが誕生して久々の晴舞台に登場した。絶好の口実を見つけて早速娘に連絡して花ちゃんに雛人形を見せるよう促した。3月連休初日の花ちゃん一家の来訪が決まった。
 母ちゃんと一緒に花ちゃんが雛人形に向き合った。どんな反応を見せるか興味津々である。下手をすると人形を手づかみして乱暴狼藉を働きかねない。ところが初めて眺める色とりどりのたくさんの人形はいつものおもちゃとは勝手がちがったのだろう。こわごわ覗きこむようにして決して触れようとはしない。かといって嫌がっている風でもない。自由に歩き回るようになった花ちゃんがその後、時々雛人形の前にひとりで眺めている姿が見られた。かくして娘から孫娘への雛人形の伝達式を終えた。
 三輪車にも乗れるようになった。手押し付きの三輪車に乗って大好きなお外の路上でご機嫌だ。手を振ってみせる花ちゃんの一挙手一投足に花ちゃんの成長ぶりがうかがえた。

我が家での花ちゃん保育?2017年03月07日

 孫娘・花ちゃんが通っている保育園が新年度の準備のため3月中旬に一週間ほど休園になるという。共働き世帯の娘夫婦にとってはエライコッチャである。そんな話を聞いてじいちゃんばあちゃんが休園中の花ちゃんの我が家での保育を提案した。幸い娘の勤務先は大阪市内である。その間は娘も我が家から通勤することで夜間のカバーが可能だ。
 休園前日のお昼前にじいちゃんばあちゃんが保育園に花ちゃんを迎えに行き、早退する娘の帰宅を待って我が家に一緒に連れて帰る段取りを話し合った。婿殿には不便をかけるが、この方策が最も現実的ということになった。
 我が家での花ちゃん保育の間は昼間はじいちゃんばあちゃんが保育士に変身する。母ちゃんのいない時間を花ちゃんはどのように過ごしてくれるだろう。嬉しいような怖いような。

2カ月ぶりの花ちゃん2017年02月26日

 昨日の土曜日の朝、ウォーキング中に娘からスマホメールが入った。「久々に花ちゃんと二人だけの休日になるので来れる?」とのこと。共働き家族の水入らずに訪問することを遠慮している両親への気遣いだろう。帰宅すると家内にも連絡があったようで出かけることを即決。家内が慌ただしく持参の品々を整えるのを待って10時半頃に自宅を出た。正月帰省以来の2ヵ月ぶりの花ちゃんとの対面である。1年3カ月に成長した花ちゃんがどんな風に迎えてくれるのだろう。一抹の不安を抱きながら花ちゃんちのリビングに足を踏み入れた。
 突然目にしたじいちゃんの姿をみて花ちゃんは一瞬戸惑いの表情を見せた。フロアにチャンコしてジッと見つめる花ちゃんに「コンイチハ!おいで」と両手を差し出した。すると身体をよじってイヤイヤという仕草を見せた。がっかり。2ヶ月のブランクの大きさと日常のFaceTime によるバーチャルコミュニケーションの限界を思い知らされた。
 それでもその距離感は束の間のことだった。すぐになついて色んな遊びに付き合ってくれる。じいちゃんのお気に入りの絵本「だっだ~ん」を一緒にみながら「だっだ~ん」「ギージイージ」「ホッホーホッホー」とおしゃべりしてくれる。突然動き出したルンバに立ち向かい、CLEARボタンを押して止めたり稼働させたりする。長足の成長ぶりである。チャンコの姿勢からどこにも掴まらずに上手に立ッチする。そのまま壁際の椅子にあるワンちゃんのぬいぐるみにスタスタと歩いて行った。すぐに飽きて再び奥の部屋につながる廊下をスタコラ歩く。孫娘のアンヨを初めて生で目撃した。
 西武百貨店のレストラン街で一緒に昼食に出かけた。花ちゃん相手に食事ができない娘に代わって先に済ませたじいちゃんが花ちゃんを抱っこして店外に出た。この頃にはすっかりなついている花ちゃんと二人だけでベンチでタップリおしゃべりした。花ちゃん宅での5時間ばかりの癒しのひと時を過ごした。

パンダになった花ちゃん2017年02月20日

 クラウドサービスの今回の花ちゃん動画も楽しかった。いきなりパンダの着ぐるみが登場する。よちよち歩きのパンダが湖畔の広場で鳩たちと戯れている。パンダの帽子に隠れて顔は見えないが花ちゃんに違いない。しばらく歩いた後ようやく登場した母ちゃんの腰に抱き着いた。母ちゃんがパンダの帽子部分を脱がせた。顔を見せた花ちゃんが撮影中の父ちゃんに振り向いた。今度は顔を見せたまま再びよちよち歩きを始めた。ところが数歩歩いたところでいきなり尻もちをついた。母ちゃんに抱っこされて立ち上がった花ちゃんが再び歩き出す。
 それにしても幼児用のパンダの着ぐるみ衣装をどうして入手したのだろう。そんな疑問の問合わせメールに「知人から貰った」という娘に返信があった。3分余りの動画が、花ちゃんを囲んだ娘夫婦の睦まじさを伝えていた。