4日ぶりの早朝散策で目にした景色2020年10月11日

 4日ぶりの早朝ウォーキングだった。台風接近で早朝のしとしと雨が3日間続いた。後期高齢者の身では以前のように早朝ウォーキングの「雨にも負けず」の気概はない。
 ようやく雨の止んだ空の下をいつものコースを歩いた。10月に入り10日間の平均歩数は9.3千歩と1万歩を切っている。何とか月間では1万歩を超えたいと思った。いつもより千歩以上多くを歩いた。
 4日ぶりの早朝散策の定番コース途中の目に留まった樹木の景色がある。ひとつは山口の大クスと呼ばれる市の保護樹木の楠である。樹高20m 幹周420cmの大木が周囲を圧するようにそびえている。今ひとつは山口センター近くの西川沿いの稲田の畔に立つ3本の樹木である。手前から柑橘系のダイダイのような緑の実を付けた樹、真ん中は柿木、続いてザクロの樹である。それぞれに今が旬なのかたっぷり実を付けている。秋満開の三本の樹に心和むものがあった。

季節の甘酸っぱい香り2020年10月08日

 早朝ウォーキングは様々な季節の移ろいを運んでくる。この時期はインパクトのある香りが否応なく季節を感じさせる。歩みに先行して突然、甘酸っぱい独特の香りに包まれる。そして濃い緑の葉っぱの間に咲き誇るキンモクセイのだいだい色の花を目にする。この時期以外では気にも留めないキンモクセイの存在を「ここにもあったんだ」とあらためて知らされる。
 下山口の旧街道と宮前通りに挟まれて御旅所がある。ここでもキンモクセイの香りを浴びた。その香りが御旅所の石碑を覆うようにして立つキンモクセイがここにもあったことを教えてくれた。

はぜかけが畳まれた2020年10月07日

 10日ほど前の散歩道で稲田のはぜかけを見た。刈り取られたばかりの稲が幾列もはぜかけに架けられて天日干しされていた。
 今朝の散歩道では同じ稲田で稲の天日干しを終えてはぜかけが畳まれていた。稲田に横たわっているのは脱穀を終えた稲穂の抜け殻だろうか。

満開の彼岸花と我が町の山並み2020年10月04日

 5時20分に自宅を出た。夜明けがすっかり遅くなている。まだ闇に覆われた風景の中を歩いた。
 有馬川緑道の万代橋を超えた辺りまでやってきた。ようやく夜明けを迎えた有馬川を真っ赤な彼岸花の群生が縁どっていた。数年前にこのあたりの新しいスポットにしようということで地元のボランティアを募って植えられたものだ。
 十王堂橋を折り返し上山口の旧街道中ほどを西に向かい西川に合流した。西川の土手道から東の空に向かってお気に入りの風景が望める。手前に丸山、その向こうに畑山と連なる山口町の山並みの風景である。この山並みが望めるのはこのスポットだけである。折しも夜明け直後の空は、秋真っ盛りのイワシ雲に覆われていた。

大型犬ハクの兄弟分2020年10月02日

 いつもの早朝散策コースの一角に大型犬ハクが飼われているお家がある。今朝、その家の前を通りかかった時、玄関横の駐車場前に寝そべっているベージュ色の大型犬を目にした。
 散歩中に出会った飼主から「我が家にはハクよりも大きい秋田犬がいる」と聞かされていたが、どうみても秋田犬ではない。体の大きさの割に顔の小さなふさふさした毛の生えたかわいい犬だった。犬好きの飼主宅には大型犬三匹がいるのだろう。
 早朝ウォーキングでの思いがけない出来事がちょっとしたトキメキをもたらしてくれる。

すぐそばでムクドリが2020年09月29日

 寝過ごしていつもより1時間遅れの早朝ウォーキングだった。桜並木の続く有馬川緑道を歩いていた。
 突然、すぐそばの桜の枝間から野鳥の鳴き声が飛び込んできた。足を止め目を凝らすと、桜の葉っぱの間に枝にとまった二羽のムクドリがさえずっている。近寄った人間様に臆することなく鳴き続けている。スマホを構えてシャッターを押しても飛立たない。
 人間社会はコロナ禍で活動自粛中である。野鳥たちが遭遇する人間様の姿もめっきり少なくなっている筈だ。その分、野鳥たちはのびのび過ごしているのだろうか。

はぜかけの風景2020年09月25日

 早朝ウォーキングは季節の移ろいを肌で感じる機会でもある。9月下旬に入り深秋の季節に包まれながら歩いている。有馬川緑道を南に進み西川土手道を北に向かうコースはせせらぎと桜並木と田園が寄り添ってくれる。
 有馬川緑道の南の端の東側の限られたスペースに稲田が広がる。手前の畦道に真っ赤な彼岸花が咲き誇り、その向こうの稲田には刈り取られたばかりの稲のはぜかけを目にする。
 上山口の集落を貫く旧街道の真ん中あたりで西に向かい西川土手道に合流する。合流地点の手前にも広々とした稲田が広がる。ここでも稲の刈入れ前後の稲田が混在する。刈入れ後の稲田には何列ものはぜかけの長い列が連なっている。
 はぜかけの風景は故郷の風景を呼び起こす。子供の頃に見慣れた実家の裏に広がる田園の風景だ。郷愁に浸りながらはぜかけの風景を歩いた。

彼岸花と虹2020年09月22日

 早朝ウォーキングの定番コースの一角に西川沿いの田園がある。左右を稲田に包まれたさわやかな風景が広がる。ムクドリの大群がたむろしていたり、スズメの群れが稲穂の間から飛立ったりする。
 西川に沿って農道を歩いていた。稲田の畦道の鮮やかな朱色が目に飛び込んだ。今年初めて目にした彼岸花だった。山口センター方向に向かって更に歩いていた。山口の集落と流通センターを隔てる丘陵地がある。その丘陵に突き刺さるようにして半円の虹の一方の端が青空に浮かんでいた。
 早朝の肌寒さを感じる初秋の空気に包まれて歩いた。

大型犬ハクは20代の若者2020年09月14日

 有間川緑道の前方を見慣れたコンビが悠然と歩んでいる。大型犬ハクと飼主のオジサンである。追いついて「お早うございます」と声をかけた。オジサンの返事と一緒に振り向いたハクにも「お早う!ハク」と挨拶した。
 「ハクは人間でいえば何歳ぐらいなんですか?」と聞くと、「20歳ぐらいやな~」とのこと。「へ~!若者なんですね。それでは散歩も大変や」。赤と紺の太い布製のリードを握りしめた飼主から「散歩が大好きなんで付き合ってやってます」と幾分誇らしげに返された。
 飼主は私と同年配の高齢者である。オジサンの元気が維持されハクの楽しみが続き私の早朝ウォーキングの潤いが続くことを祈らずにはおれない。

根性桜・第2弾2020年09月13日

 早朝ウォーキングの定番コースの一角である。公智神社前の西川沿いの桜並木が気になっていた。少し前に桜の古木と鉄製フェンスの格闘の様を目にしていた。
 今日あらためてその実態をつぶさに確認して以前に見た以上の葛藤を見つけた。ある古木の太い枝の真ん中を直径5cmほどの鉄の棒が貫いている。ある古木の幹は鉄のフェンスの30cmほどの隙間を縫うように身をくねらせて伸びている。
 桜の樹のどのような営みがこのような過酷な生育を生み出したのか驚嘆するほかない。