寒波の中の久々のカワセミ ― 2021年01月16日
朝7時過ぎに三田方面に向かって有馬川の名来の土手道を歩いていた。先日来の酷寒は薄らいだものの尚寒波は居座っている。時折、シャリシャリという残雪を踏みしめる靴音が聞こえる。
川面に何やら気になる景色が目についた。長年の経験がカワセミだと教えてくれた。通常は見分けがたい小さな光景である。川面に頭を浮かべた石のてっぺんの小さな黒い点の正体をカワセミとして察知するには同じような経験の蓄積が必要だ。
この野鳥は違和感のある気配に敏感だ。近づけばまっしぐらに飛び立つはずだ。ところが真横の土手道に立っても飛立つ気配はない。静かにスマホを取り出して通常仕様とズームアッピレンズの2枚を摂った。健気なカワセミはそれを待っていたかのように水平にまっしぐらに飛び立った。
川面に何やら気になる景色が目についた。長年の経験がカワセミだと教えてくれた。通常は見分けがたい小さな光景である。川面に頭を浮かべた石のてっぺんの小さな黒い点の正体をカワセミとして察知するには同じような経験の蓄積が必要だ。
この野鳥は違和感のある気配に敏感だ。近づけばまっしぐらに飛び立つはずだ。ところが真横の土手道に立っても飛立つ気配はない。静かにスマホを取り出して通常仕様とズームアッピレンズの2枚を摂った。健気なカワセミはそれを待っていたかのように水平にまっしぐらに飛び立った。
グリグリと靴底が雪を噛む音の心地良さ ― 2021年01月13日
6時前の久々に遅い目覚めだった。朝刊を取りに玄関を出た時、目にしたのは雪景色だった。大晦日の初冠雪の比ではない3cmほどの積雪に畳みかけるようにシンシンと淡雪が降り積もっていた。今朝の早朝ウォーキングは断念するしかないと観念した。
朝10時過ぎに窓越しに空模様を確認した。降雪は止み雪景色ばかりが目についた。久々の本格的な雪景色を見逃す手はない。厚手の防寒着に登山用シューズを履いて出かけた。車のわだちだけが目につく住宅街の街路を踏み締めて歩いた。グリグリと靴底が雪を噛む音と足裏の感触を伝わってくる。
国道176号線から有馬緑道に入るいつもの散歩コースを進んだ。真っ白な緑道には足跡はほとんどない。いつもの散歩仲間も今日ばかりは断念したのだろう。明治橋を右折し下山口の旧街道を北に進み、宮前通りを歩いた。正面の公智神社境内の冠雪の本殿を中心とした雪景色の荘厳さが拝礼を促した。国道に戻り天上橋から住宅街を縁どる農道を巡った。農道と住宅街を結ぶ純白の坂道を踏み締める靴音が心地良い。
30分ばかりの雪景色を味わう散歩道だった。
朝10時過ぎに窓越しに空模様を確認した。降雪は止み雪景色ばかりが目についた。久々の本格的な雪景色を見逃す手はない。厚手の防寒着に登山用シューズを履いて出かけた。車のわだちだけが目につく住宅街の街路を踏み締めて歩いた。グリグリと靴底が雪を噛む音と足裏の感触を伝わってくる。
国道176号線から有馬緑道に入るいつもの散歩コースを進んだ。真っ白な緑道には足跡はほとんどない。いつもの散歩仲間も今日ばかりは断念したのだろう。明治橋を右折し下山口の旧街道を北に進み、宮前通りを歩いた。正面の公智神社境内の冠雪の本殿を中心とした雪景色の荘厳さが拝礼を促した。国道に戻り天上橋から住宅街を縁どる農道を巡った。農道と住宅街を結ぶ純白の坂道を踏み締める靴音が心地良い。
30分ばかりの雪景色を味わう散歩道だった。
有馬緑道雪景色 ― 2020年12月31日
久々のカワセミ ― 2020年12月09日

早朝ウォーキングを終えて住宅街入り口近くに戻ってきた。住宅街の南の縁を有馬川が流れている。鴨やシラサギのつどい場でもあるスポットである。この季節によく目にする子鴨の群れは今朝は見えない。
川面に頭を突き出した大きな石が目についた。てっぺんに何やら止まっている。辛うじてブルーがかった色が判別できた。久々のカワセミとの対面だった。手元に100倍ズームのデジカメがないことを悔やんだ。仕方がないのでスマホのカメラでズームアップして撮った。
帰宅後画像ソフトに落とし込んだが石の上の米粒のような点を確認するばかりだった。
川面に頭を突き出した大きな石が目についた。てっぺんに何やら止まっている。辛うじてブルーがかった色が判別できた。久々のカワセミとの対面だった。手元に100倍ズームのデジカメがないことを悔やんだ。仕方がないのでスマホのカメラでズームアップして撮った。
帰宅後画像ソフトに落とし込んだが石の上の米粒のような点を確認するばかりだった。
下山口墓地の護摩堂の借景 ― 2020年12月05日
散歩道の樹木の変貌 ― 2020年11月25日
早朝ウォーキングで新明治橋から有馬川緑道に入ってすぐのところだった。桜の老木の異常な個所が目に留まった。ひと際太い枝の根元がざっくり切断され、切断面には腐食剤と思える肌色の塗料が塗られていた。そのすぐ隣の古木の枝にも同様の補修が施されていた。古木の老朽化に伴う専門家による必要な養生なのだろうが、古木の痛ましさを思って気持ちが沈んだ。
歩を進めた時、直前の落ち込んだ気分を癒してくれる風景を目にした。明治橋袂に立つ銀杏の古木がもたらした黄金色の風景である。円錐形に広げた大ぶりの枝は、落葉の時期の今も黄色い葉っぱを纏っている。真下の緑道の一角は銀杏の落ち葉が黄色い絨毯を敷き詰めている。その息を呑むほどの見事な風景が高揚した気分を運んでくれた。
歩を進めた時、直前の落ち込んだ気分を癒してくれる風景を目にした。明治橋袂に立つ銀杏の古木がもたらした黄金色の風景である。円錐形に広げた大ぶりの枝は、落葉の時期の今も黄色い葉っぱを纏っている。真下の緑道の一角は銀杏の落ち葉が黄色い絨毯を敷き詰めている。その息を呑むほどの見事な風景が高揚した気分を運んでくれた。
街の風情が消えていく ― 2020年11月22日
山口地区に護摩堂建立 ― 2020年11月13日
国道176号線の明治橋東詰交差点の西詰に御堂の建設が進められている。気になるその風景を車線を挟んで向側から遠目に眺めていたが、今朝の散歩道でコースを外れて現場に足を延ばした。
現場には建設業者・宮大工大都流32代当主の名前で案内看板が立っていた。それによれば建物は真言密教の護摩行を行なう護摩堂であるとのこと。この場所に以前からあった学習塾の建物を使用していた不動寺という寺院の住職がようやく本格的な堂宇建築に着手したようだ。
建築中の堂宇は足場は残っているもののほぼ完成している。鬼飾りのついた屋根や彫刻の施された正面柱周りなどさすがに宮大工の手になる格式のある立派なものだった。北側隣接地は銭塚地蔵のある下山口墓地である。その関連からこの地が護摩堂建立の立地に選ばれたのだろうか。
現場には建設業者・宮大工大都流32代当主の名前で案内看板が立っていた。それによれば建物は真言密教の護摩行を行なう護摩堂であるとのこと。この場所に以前からあった学習塾の建物を使用していた不動寺という寺院の住職がようやく本格的な堂宇建築に着手したようだ。
建築中の堂宇は足場は残っているもののほぼ完成している。鬼飾りのついた屋根や彫刻の施された正面柱周りなどさすがに宮大工の手になる格式のある立派なものだった。北側隣接地は銭塚地蔵のある下山口墓地である。その関連からこの地が護摩堂建立の立地に選ばれたのだろうか。
紅葉から落葉に ― 2020年11月11日
朝焼けと丸山、畑山のシルエット ― 2020年11月07日

早朝6時半の国道176号線沿いの山口郵便局前だった。目の前の見事な風景に息を呑んだ。鮮やかな朝焼けだった。
日の出前の朝日が、大空を覆った雲を下から照らして鮮やかな紅色のグラデーションを作り出している。紅のヴェールの下の丸山と畑山の黒いシルエットがまたインパクトのある絶景を生み出していた。
日の出前の朝日が、大空を覆った雲を下から照らして鮮やかな紅色のグラデーションを作り出している。紅のヴェールの下の丸山と畑山の黒いシルエットがまたインパクトのある絶景を生み出していた。
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