子育てサロンの常連さん2024年03月26日

 地区社協の子育てサロン”ともだちつくろう”に出かけた。8組の乳幼児やその兄姉と保護者21名が参加し、相変わらず盛況である。
 いつも参加してもらっている子育てコンシェルジュさんや、最近参加をしてもらいだした主任児童委員さんと言葉を交わした。
 その後、常連の参加者で懇意にしているお母さんとしばらく懇談した。私とは8年前のコープこうべ西宮北のコープ委員を一緒にした方である。3人の乳幼児の子育て中ながらコープサークルの子育てサロンの主宰者でもある。PTA役員や青愛協役員もこなし精力的に地域活動を担っている活動ぶりは感嘆するほかはない。
 地区社協の行事にも積極的に参加してもらっている。ぬくもりフェスタやともだちつくろうの雰囲気から地区社協のスタッフが自主的に活発な活動ぶりに共感しているとも評価して頂いた。
 ぜひ近い時期に地区社協の活動に役員として参加してほしいとお願いした。

地区社協会長会議の情報交換の収穫2024年03月03日

 市社協の地区社協会長会議に出席した。事務的な報告事項や補助金等の申請手続き等の説明の後、今回初めての企画「リレーインタビュー&情報交換会」があった。
 ユニークな活動を実施している3地区の会長に、司会者がインタビューしながらその内容を伝えるという試みだった。以下のその内容を紹介しておきたい。
〈北夙川・苦楽園地区〉インスタグラム発信
 地区ネットワーク会議を構成する団体を繋ぐインスタグラムによる地域情報の共有の取組みである。若い層を念頭にした地域情報の共有効果の大きさが報告された。反面、写真や動画による公開で顔写真掲載問題や問題ある書き込み等のリスクをどうクリアできるかを懸念した。
〈瓦木地区〉学生の地域活動参加
 関西学院大学社会学部ゼミ生のフィールドワークとしての多世代交流事業等の地域活動参加の事例紹介だった。地域内に大学がある強みを活かしたものでその好環境がもたらす報告を羨ましく聴いた。
〈樋ノ口地区〉ふれあいサロンのスタンプラリー
 地域内に9カ所あるふれあいサロンの参加者にスタンプを発行しスタンプが10枚溜まるとどのサロンでのコーヒーが無料になるスタンプラリーの紹介だった。地域内に分散するサロンを繋いで交流をはかる取組みである。地域によってはサロンでのコーヒーが有料という点を知らされた。

祝日のともだちつくろうの顔ぶれ2024年02月25日

 地区社協の子育てサロン”ともだちつくろう”に顔をだした。第4金曜日開催のサロンは稀に祝日に重なる時がある。今回も天上誕生日と重なりいつもと違った顔ぶれの参加があった。小学校がお休みとあって”ともだちつくろう”を卒業したOBの児童やスタッフの子供の小学生などである。時間を追うごとに参加者は増え最終的に6組20人もの参加があった。
 地区の主任児童委員にも初めて顔を出してもらった。赤ちゃん訪問が民間委託となって乳幼児のケアという活動や情報が閉ざされたことが背景にある。子育てサロンのサポートだけでなく、子育てコンシェルジュや赤ちゃん訪問を受託された専門員との定期的な交流の場でもある。

ふれあい喫茶のインフラ機能2024年02月15日

 地区社協のふれあい喫茶に顔を出した。予定されていた弾き語りのイベントが出演者の事情で急遽中止になった。来場者数が懸念されたが、いつも通りの20数人の住民参加があった。コロナ禍でしばらく休止していたふれあい喫茶の参加者もすっかりコロナ前の水準に戻った。
 常連さんが多いものの新しい顔ぶれも増えてきたように思える。特にリタイヤ世代の男性の来場者が目についた。今回はバレンタインの趣向が添えられた。男性参加者には来店時に受付でチョコレートが配られた。スタッフの心づくしが増えてきた男性参加者が応えてくれた。

コロナ禍の地区社協活動対応の余波2024年01月27日

 地区社協の子育てサロンに顔を出した。寒さの厳しい中でも6組12名の母子の参加者があり盛況である。
 懇意の子育てコンシェルジュさんから見学で来場された塩瀬地区の主任児童委員の方を紹介された。しばらく三人で歓談し、他地区の社協の状況等をお聞きした。
 他地区では子育てサロンの参加者がコロナ禍を経て減少化傾向が続いているようだ。コロナ禍に厳格に対応し長くサロンを休止した地区では、行き場をなくした乳幼児のママたちは口コミ情報等で他のサロンや代替可能な居場所の確保に余念がなかったとのこと。サロン再開後もそんな対応が続きサロン参加者の減少を招いているという。
 我が地区ではコロナ禍の活動自粛を最小限にとどめた。子育てサロンの開催も近隣地区よりかなり早く再開した。再開後のサロンには新しい顔ぶれが多くなり、参加者リストには近隣地区からの参加者もあった。コロナ禍を過ぎてサロン参加者はコロナ禍以前に比べてかなり増えている。
 また地区社協の登録ボランティアも長く続いた活動自粛で多くの人が登録を取り消しボランティの減少に悩まされているという話も耳にする。幸い我が地区ではコロナ禍後のボランティアの減少はみられない。
 私自身はコロナ禍での地区社協活動の過剰な自粛には組しなかった。地区社協活動は高齢者、障がい者、子育て世帯等にとってかけがえのないインフラであるという想いが強い。結果的にはこの判断は妥当だったと思えた。

地区社協の人と金の強化2024年01月09日

 新年に当たって代表を担っている地区社協の組織の棚卸しをしてみた。
 組織運営には「人、物(活動)、金(資金)、情報」の4つの資源が必要である。このうちボランティア組織である社協には「物(活動)」が何よりも優先される。この点については「ふれあい喫茶」という地域のつどい場、「敬老お祝訪問」「ふれあい交流会」という高齢者福祉、「ともだちつくろう」という子育て支援、「青い空」の障がい者支援、「福祉講座」「街頭募金・バザー・会員会費」等の募金活動、カーボランティアや家事支援のボランティアセンター活動等、多彩な活動を展開している。昨年11月の”ぬくもりフェスタ」は各事業部とボランティアセンターの活動の集大成ともいえる初めての「多世代交流イベント」だった。「物」については組織のキャパ(許容量)いっぱいの多様な活動が展開されている。
 「情報」についても広報紙の年6回の定期発行と全戸配布、ホームページ公開、ポスター掲示、各会議体のグループラインの活用等、充実した発信力を備えている。
 課題は充実した「活動」と「情報」を支えるだけの「人」と「金」についての懸念である。
 「人」については役員、事業部協力員、登録ボランティア合わせて100名近いスタッフに支えられている。とりわけ数名の派遣役員を除いて殆どのスタッフが専任であることは他の地区社協にない強みだろう。問題はスタッフの高齢化と固定化である。また近年の活動拡大に伴う絶対数不足も見過ごせない。新たな人材確保で、こうした点の解消が迫られている。
 「金」についても活動拡大に伴う支出増で、単年度の経常収支は約25万円不足している。繰越金を充当して補っているのが現状である。地区社協の収入には市社協の助成金と地域の皆さんによる地区社協活動への資金支援である「会員会費」がある。地区社協の自主財源である会員会費の本格的な募金活動が迫られている。
 地区社協の多彩な活動は、地域の多様な層への支援というだけでなく、地域に役立つ活動をしてみたいと思う方にとって、かけがえのない受け皿になっている。そのような社協であり続けるためにも「人材確保」と「会員会費拡大」にあらためて本腰を入れて取組む年としたい。次期総会に向けた重点課題でもある。

スライドショーで始まった地区社協互礼会2024年01月07日

 今年初めての地区社協の役員会が開催された。新年第1回の役員会は30分で切り上げ、その後は会費制の会食互礼会に切替わるのが恒例である。互礼会には役員だけでなく事業部協力員の皆さんにも声かけしている。今回は4名の協力員さんの参加があり、総勢26名の互礼会だった。執行委員を中心にお弁当や飲物が配られて会食の準備が整った。
 会食の前に今回はぬくもりフェスタ上映のスライドショーを再上映した。フェスタ当日にイベント運営で忙しくて観ることができなかったという声を受けての対応だった。スライド自体もフェスタ当日の動画や地区社協の愛唱歌”社協の詩”を追加挿入した。15分程のスライドショーは社協役員でもある作詞・作曲者の”社協の詩”の歌声で締めくくられている。何回も追加手直したもので完成度の高いものに仕上がった。終了直後には期せずして視聴者から拍手があり、高評価の感想を窺わせた。
 30分ばかり会食して恒例の参加者の自己紹介を兼ねた近況報告になった。多くの方から地区社協に関わったいきさつが語られた。その中でしばしば私の声掛けで関わったと嘆き半分のエピソードが告げられた。
 最後に私から次のように締めくくりんp報告を述べた。
 「確かにここにおられる多くの方に声掛けさせて頂いたが、現役時代の経験から人を見る目にはいささか自信がある。その眼力の確かさは参加頂いた皆さんの社協での活動ぶりが証明している。フェスタの成功に見られるように社協の多彩な活動は、地域に役立つ活動をしてみたいと思う方にとってかけがえのない受け皿になっていると思う。そのような社協であり続けるためにも引き続き皆さんのご支援をお願いしたい。」
 1時間40分ばかりの互礼会が和やかな雰囲気のうちに終了した。

久々の福祉講座は「救急について」2023年12月19日

 地区社協研修部による福祉講座が久々に開催された。市の消防署の山口分室職員による「救急について」をテーマとした講座だった。コミュニティセンターで1時から2時半に渡って開催された。参加者は社協関係者11名と一般参加者4名と物足りなかった。
 35歳の講師から「消防局の概要」「救急の状況」「よくある救急の事案」「119番について」等がプロジェクターを使用して解説された。事前に受講申込みに記載された6つの質問についても説明があった。年間の救急件数は全市で2万6千件余りで山口分署では約1千件という興味深いデータも報告された。
 受講者が最も関心を寄せたのはAED使用の実演だった。AEDについては誰もがその必要性を承知している筈だが、実際にその現場に立ち会うと怖くて操作するのを尻込みしてしまうというのが実情だろう。今回、実際にAEDを使って説明してもらって、音声に従って操作するということの安心感が得られた。またAED操作は「止まっている心臓を復活させるもの」というイメージが間違いであることも学んだ。「AEDは心臓がけいれんを起こしてポンプ機能をなくした状態をAEDの電気信号で正常な状態に戻すためのもの」ということだ。
 その他、119番して救急車を呼ぶかどうかの判断や実際によくある事例など現場の救急隊員ならではの有意義な情報や解説があった。

上山口ふれあい喫茶のクリスマス会2023年12月17日

 地区社協の隣町のふれあい喫茶に参加した。今回は恒例のクリスマス会で有志住民のクリスマスソングの”弾き語り”とスタッフ手作りのケーキのふるまいがある。それらのイベント終了後には私から「地区社協活動紹介のスライドショー」の上映も予定にいれた。
 オヤジ会メンバーでもある知人が購入したばかりのバンジョー型ウクレレを抱えて会場壁際の正面に登場した。クリスマスやサンタクロースのいわれを織り交ぜながらジングルベル等のクリスマスソングが披露された。軽妙なトークを挟んでの演奏は会場の合唱を誘って盛り上がった。
 スタッフ手作りの大きなイチゴケーキが切り分けられて参加者に配られた。甘さ控えめの美味しいケーキを味わった。
 スライドショーのセッティングにとりかかった。こちらの会場には天上設置のスクリーンがあった。ただコンセント位置の関係で映像がスクリーンをはみ出したことと差しが強くカーテンの薄さもあって映像のくっきり感が乏しかった。それでも何とか13分程度の上映を参加者の拍手で終えることができた。

ともだちつくろうのクリスマス会は15組の大盛況2023年12月16日

 地区社協の子育てサロン”ともだちつくろう”に顔を出した。10時45分頃の会場には溢れるばかりの乳幼児の母子の姿があった。受付で確認すると15組もの参加者だった。
 顔なじみの子育てコンシェルジュの方といつものように情報交換した。今回は同じ事業所に所属する児童家庭訪問員の方も同行し紹介された。従来、主任児童委員・民生委員が担当だった「赤ちゃん訪問活動」が民間委託になり、北部地区はその事業所に委託され、専任の訪問員が採用された。紹介されたのはその訪問員だった。
 懇意にしているお母さんと雑談していた時だ。2歳ほどの女の子が近寄ってきてじいちゃんの肩をポンポンした。手にした果物の木製玩具を渡してくれた。私から話しかけることはあっても幼児から親しくされたのは初めてだった。髭じいちゃんが子育てサロンで受け入れられたとほくそ笑んだ。