紅葉の琵琶湖周遊ツアー②(ライトアップ永源寺)2017年11月20日

 紅葉の琵琶湖周遊ツアーの最後の訪問スポットに到着したのは予定を大幅に遅れた19時30分頃だった。既に日はどっぷり暮れて足元の悪い中を琵琶湖にそそぐ愛知川に架かる橋を渡った。参道の120段の石段を上りつめた先の岩山に十六羅漢の石像がライトアップされて浮んでいた。その先の総門の受付でパンフレットを受取ると目の前に風格のある山門が立ちはだかっている。山門の先の境内には壮大な七堂伽藍が配置されている。境内全体がライトアップされた燃えるような紅葉で覆われている。初めて体験するその幽玄な光景に思わず息を呑んだ。今回のツアーで最も感動をもたらした光景だった。
 室町時代初期に創建された臨済宗永源寺派大本山である。足利義満などの崇拝を受け多くの寺領を寄進され最盛時には2千人に及ぶ修行僧が集った堂宇であるという。琵琶湖東岸の辺鄙な山あいの地にかくも壮大な伽藍が残されていることに感嘆した。
 20時半頃に永源寺を後にして帰路についた。途中の大津サービスエリアで休憩し出発地の三田駅前に到着後、駅前駐車場からマイカーで帰宅したのは22時30分頃だった。

紅葉の琵琶湖周遊ツアー①(奥琵琶湖と鶏足寺)2017年11月19日

 旅行社の案内パンフで見つけた手軽で魅力的な日帰りツアーに夫婦で出かけた。メタセコイヤ並木、奥琵琶湖パークウェイ、深紅の絨毯・鶏足寺、ライトアップの永源寺を巡る紅葉の琵琶湖周遊ツアーである。
 満員の乗客を乗せたバスが神鉄三田駅前を9時50分に出発した。大人気のツアーのようでバス3台の編成とのこと。トイレ休憩を兼ねた井筒八ッ橋本店に立ち寄った後、一路、琵琶湖西岸を北上する。
 途中琵琶湖の湖上に浮かぶ白髭神社の赤い鳥居を車窓から眺めた後、最初のスポットのメタセコイヤ並木に到着した。残念ながら紅葉の盛りは過ぎており片側は枯木、片側は残り葉という不思議な並木道だった。
 バスの車中で配られた焼き鯖寿司4貫の昼食を味わいながら琵琶湖の北の端の奥琵琶湖パークウエイに向かった。山並みを縫うように走ったバスの車窓から澄み切った琵琶湖の絶景を愉しんだ。
 次に到着したのは紅葉真っ盛りの鶏足寺だ。このツアーに参加したその日の朝にテレビで鶏足寺の紅葉を中継していた。バスを降りて15分ばかり歩いた先に紅葉の森が待っていた。参道の立入禁止の一角が紅葉の落葉で絨毯のように敷きつめられている。その先の本堂に参拝して折り返した。
 夕食会場のSekigahara花伊吹には予定より大幅に遅れて5時15分頃に到着した。牛すき焼、ローストビーフ寿司、ローストビーフサラダ、近江牛炊き込みご飯という牛すき焼き御膳だった。生ビール片手に近江牛づくしの夕食を味わった後、最後のスポット永源寺に向かった。

バスツアー「夏の琵琶湖フルコース」2017年08月05日

 家内と二人で日帰りバスツアーに参加した。琵琶湖の絶景をを陸・湖・空から楽しむ乗り物づくしのツアーである。
 朝8時の定刻通りJR三田駅前からツアーバスが出発。阪急宝塚駅、川西能勢口、池田市役所前と停車し最終的に総勢40人余りの乗客が目的地に向かった。
 名神高速の京都東インターを降りたバスが北上して柳が崎湖畔公園港に11時頃に到着した。かわうその形の琵琶湖の尻尾の先の上部に位置する。格式のある旧琵琶湖ホテル跡の琵琶湖大津館とイングリッシュガーデンに囲まれた柳が崎湖畔公園の真ん中の桟橋から外輪船ミシンガンに乗船した。わずか20分ばかりの乗船で大津港に到着した。距離にして2kmほどである。
 再びバスに乗車し琵琶湖大橋西詰に位置する「道の駅・びわ湖大橋米プラザ」に到着した。ここで家内はご近所さんへのお土産を調達。道の駅から琵琶湖西岸を北上して琵琶湖バレイに到着。京阪神から最も近いスキー場として有名だが、最近は眼下に琵琶湖の雄大な展望を望めるびわ湖テラスや地上5mの空中アスレチックス(スカイウォーカー)も備えオールシーズンの観光スポットとしてにぎわっている。
 日本最速のロープウェイの日本最大のゴンドラに乗車して山頂まで約4分で到着。そのままレストランに直行。2時頃にようやく昼食バイキングにありついた。プレートにお好み料理をタップリ乗せて待ちに待った生ビールと一緒に味わった。昼食後にはテラスに出て琵琶湖の絶景を満喫した。ロープウエイ乗車中には霧に包まれて絶景の眺望は半ばあきらめていたがテラスに着いた頃には晴れ間が広がりこのツアー最大の見どころを満喫できた。
 琵琶湖バレイから湖西を南下し奥比叡ドライブウェイに入りドライブウエイ終点の大型駐車場に到着。ここから10分ばかり歩いて坂本ケーブルの延暦寺駅に到着。眼下の琵琶湖を展望した後ケーブルカーに乗車。終点の坂本駅まで約11分と日本一長いケーブルで先頭車両の運転席すぐ後ろで林間とトンネルの風情のある景色を眺めを楽しんだ。
 ケーブルカーを下車後、ツアーバスに乗車し往路と逆のルートで出発地まで帰った。阪急宝塚駅前を出発後は周囲の乗客は皆下車している。中国道に入った7時前にバス車中からいつものように花ちゃんとFaceTimeした。JR三田駅前には7時20分頃に到着し阪急オアシスで夕食を調達後8時過ぎには帰宅した。

白川郷&飛騨高山の旅(二日目)2017年07月21日

 高山グリーンホテルの部屋で5時前に目覚めた。 例によって早朝散策に出かけた。ロビー備え付けのマップで確認しホテル南西の「飛騨の里」をめざした。途中からゆるやかな坂道になり少し汗ばみながら茅葺家が残る風景を歩いた。飛騨の里は8時半開園で外から眺めるしかなかったが飛騨合掌苑や一位一刀彫会館やテディベアビレッジなど趣きのある風景が楽しめた。6時前にホテルに戻り温泉大浴場の朝風呂に浸かりその足で朝食会場に向かった。地元食材をふんだんに使った和食膳に舌鼓した。
 9時頃に飛騨高山の大型バス駐車場を下車した。高山陣屋前で集合写真を撮った後、1時間ほどの自由行動となった。今年1月に訪ねたばかりの高山の町並みだが宮川朝市はじめ季節の移ろいを感じながらもう一度ひと巡りした。前回閉館中だったからくりミュージアムを見学したかったが時間的にゆとりがなく断念した。
 高山を後にしたバスが新穂高ロープウエイ乗場に到着した。このロープウェイもこの1月に乗車したばかりである。真冬の雪景色から初夏の新緑の違いはあるが初回ほどの感動はない。ゴンドラを乗り換え2156mの西穂高駅展望台で眺望を味わった。残念ながら曇り空で北アルプスの山並みを一望するという期待は砕かれた。
 ロープウエイに向かう道路で工事区間があり大幅に行程が遅れた。昼食会場の平湯温泉のレストラン・あんき屋には1時半頃に到着した。
飛騨牛の棒葉味噌焼きメインの品数の少ない昼食を済ませ帰路についた。途中、高速道路のサービスエリアに2カ所ほど休憩し、山口町の出発地に到着したのはほぼ1時間遅れの19時40分だった。

白川郷&飛騨高山の旅(初日)2017年07月20日

 地域の知人グループと懇親ツアーに出かけた。一泊二日の白川郷&飛騨高山の旅である。朝8時に山口町を出発し11時半に郡上八幡に到着した。郡上踊りで有名なこの町を一度は訪ねたいと思っていた。町の北の端にある大型駐車場を下車し落ち着いた風情のある街並みを南に向かった。「流響の里」というレストラン併設の大きな土産物店で昼食である。鶏肉を陶板で焼く味噌の香りの郷土料理、地元食材を盛り込んだお重、飛騨牛しぐれ煮うどんなどを美味くいただいた。昼食後ひとりで街並み散策に出かけた。連歌の宗匠・宗祇が草庵を編んだという宗祇水が印象深かった。
 2時15分に今回の旅で最も楽しみにしていた白川郷に到着した。最初に合掌造り民家園に入場した。あちこちに点在していた合掌造り民家を園内に26棟移築した屋外博物館である。保存の行き届いた古民家はそれなりに興味深いものだったがどこか人工的なよそよそしさが感じられた。その後、駐車場北側の吊り橋を渡り荻町地区の合掌造り集落を散策した。実際に住民が観光と共存しながら生活を営んでいる日常風景は見事というほかはない。数々の古民家をはじめ合掌造りの神社、仏閣がマイカーや洗濯物や水田や畑と一緒に息づいていた。
 4時半頃にJR高山駅南西に位置する高山グリーンホテルに到着した。早速温泉に浸かって汗を流し部屋で寛いだ後、6時半からの宴会に臨んだ。用意された懐石料理は飛騨の郷土料理の献立だった。飛騨牛の握り寿司、陶板焼き、飛騨ふぐと呼ばれるナマズの刺身、五平餅、飛騨荘川蕎麦等々。いつもは深酒と席を移しての歓談で途中から料理を味わうことを忘れがちだが、寄る年並みである。今回ばかりは最後までお酒控えめで自席でじっくり味わった。
 2次会のカラオケで騒いだ後、11時前に部屋に戻り眠りに着いた。

南房総絶景の旅③濃溝の滝~大山千枚田~江川海岸2017年05月19日

 南房総半島のツアー三日目である。早朝に目覚めてすぐに内湯の浴場に入った。都会の銭湯のような侘しい入浴を早々に切り上げて朝食に向かった。朝食会場のバイキングテーブルも昨日とは打って変わった貧弱さである。おまけに口にした煮筍の固さに入歯の前歯が抜け落ちるという不運に見舞われつくづくこのホテルとの相性の悪さを呪った。いつもの朝食後の散策も山の中腹に建つホテル回りを一周して切り上げた。
 ホテルから南房総半島の内陸部に向かった。今回ツアーの最大の見どころである濃溝の滝に9時45分頃に到着した。ツアーの案内パンフに掲載された写真を見て参加を決めたと言ってもよい。森林の中の遊歩道の突き当りにやってきた。歩道右手の崖下に滝が見えた。添乗員から「あれが濃溝の滝です」と案内されるが写真とはだいぶ印象が違う。左手にも下り坂の歩道が続いている。その歩道の外れの川岸に降り立った時だ。目の前にあの写真で見たままの絵画のような見事な光景が飛び込んできた。「濃溝の滝」と呼ばれる光景は正確には「亀岩の洞窟」というトンネル状の洞窟をくぐるようにして三段の小滝の流れを指すようだ。滝の前に設けられた風情のある木の遊歩道を伝って駐車場に向かった。入口には地元の名産・落花生販売の露店が営業している。驚くほど安い落花生をお土産用に買い求めた。
 内陸部を更に西に向かった。狭い農免道路を巧みなハンドルさばきで切り抜けながら大型バスが大山千枚田に到着した。房総半島のほぼ真ん中に位置する東京から最も近い千枚田と言われる。うろこ状に幾重にも連なる水田には植えられたばかりの苗がか細く揺らいでいる。自然と共生する人の営みを象徴する美しい景観に心癒されながらしばしの散策を愉しんだ。
 千枚田を出て西に向かい半島西側の海岸線にある金谷港に到着した。東京湾の対岸にある三浦半島の久里浜港と結ぶフェリーの発着場である。ここの金谷フェリーサービスで海鮮丼の昼食をとった。
 半島西側海岸線を北に向かってアクアラインのすぐ南の江川海岸に到着した。南側には広大な陸上自衛隊木更津駐屯地が広がっている。バスを降りて眺めた光景はなんの変哲もない海岸だった。海に向かって立ち並ぶ電柱がやけに目についた。ネットで調べると満潮時には電柱が海に浮かぶ光景が見られるほか夜間には対岸の京浜工業地帯の工場群のライトアップの光景がこだわり派にはたまらない撮影スポットのようだ。そうした興味のない多くのツアー仲間には退屈な時間を過ごしそそくさとバスに乗車した。
 アクアラインの「海ほたる」で小休憩し、往時に撮り損ねた海を跨ぐアクアラインの遠望をカメラに納めた。海ほたるから海中トンネルを通り羽田空港に到着した。添乗員から航空券を受け取り自由解散となる。18時半の出発まで2時間以上ある。空港ターミナル6階の展望台に出て間断なく発着する飛行機の様子を童心に戻って眺めた。地階フロアで5時前の早い夕食をとって出発ゲートに入った。ゲート前の大型テレビで横綱・稀勢の里が千代の国相手にきわどい勝負で星を拾ったシーンに思わず歓声を上げた。定刻に伊丹空港に着陸したJAL133便からワイエムパーキング迎えの車に乗り換えた。マイカーで自宅に戻ったのは空港を出てからわずか40分の8時20分だった。三泊四日の見どころ満載の「南房総半島の秘境・絶景10景を巡るツアー」が終わった。

南房総絶景の旅②赤山地下壕~野島崎灯台~仁右衛門島~鵜原薇理想郷2017年05月18日

 南房総半島の旅の二日目の朝である。6時前に目覚めてすぐに朝風呂に浸かった後、地元食材たっぷりの和風バイキングの朝食をとった。出発までたっぷりある時間をホテル周辺の散策で過ごした。大房岬の真ん中に建つホテルは三方を海に囲まれ次々に展開する絶景を楽しんだ。ロケーション、設備、食事等すべてに満足したホテルを9時半に出発した。
 ホテルから更に南下し里見八犬伝ゆかりの館山市内に入った。最初の訪問スポットは太平洋戦争末期に掘り始められたという戦争遺跡・赤山地下壕跡である。受付で渡されたヘルメットを着用して見学開始。天上灯の灯りを頼りに暗い地下壕をゆっくり進む。想像以上に広大な地下壕を縦横にトンネル状の通路が走り随所に居住用の横穴がある。空襲が激しくなった頃には実際にこの壕が軍隊に使用されていたという。その生々しさと恐怖感が壁面の冷たい感触を通して伝わってくる。
 里見氏の居城・館山城を車窓から眺めながら半島内陸部を南下し最南端の野島崎灯台に到着。高さ26mの展望台までの螺旋階段を昇り詰めると太平洋の雄大な展望が飛び込んでくる。
 半島東海岸を北上した大型バスが狭い道路に難渋しながらJR内房線の和田浦駅前に到着した。ここから約10分のローカル線の旅である。6両編成の立派な列車に乗り込み太平洋の風光を愛でながら二駅先の太海(ふとみ)駅に着いた。駅前に到着したバスに乗車し太海フラワーセンターに到着。ここで海の幸御膳の昼食となる。
 昼食会場から歩いて10分位のところに仁左衛門島を往来する手漕ぎ船の発着場がある。わずか200mほど向かいのほとんど陸続きにも見える島である。定員いっぱいの14名の乗客を乗せて2名の船頭に操られた小舟が数分で島に接岸。平野仁左衛門を代々名乗る島主の個人所有である。20分ほどかけて島めぐりをした。島主の住居や頼朝のかくれ穴や荒々しい海岸線などを見て回る。
 半島東海岸をさらに北上し勝浦市にある鵜原理想郷に向かった。ハイキングコースの入口駐車場で下車し起伏の多い山道を10分ばかり歩いた。年配ツアー客のボヤキ声を道ずれにようやく到着したのは太平洋を一望する岬の突端に位置する絶景スポットだった。三島由紀夫や与謝野晶子が愛したという景勝地である。左手には海に突き出た勝浦海中展望塔の白いブリッジが目に入る。
 5時半に山の中腹に建つ 鴨川ヒルズリゾートホテルに到着。驚いたのは館内説明の後、テーブルに並べられた浴衣を各自でサイズを選択して持参せよという案内。男女一緒のテーブルに45名の団体客が殺到する。なんという顧客無視の対応だ!おもてなしの気持がみじんも感じられない。部屋も前日のホテルに比べかなりレベルが落ちる。夕食前に浸かった大浴場も満足感が少ない。唯一夕食内容だけは満足した。兜煮、豚シャブ、サザエのつぼ焼き、新鮮お造り、揚げたて天ぷらなどの和風懐石だった。二日目の夜は持参の単行本をタップリ読んで眠りに着いた。

南房総絶景の旅①鋸山大仏~原岡海岸幻想2017年05月17日

 南房総半島の秘境・絶景10景を巡るツアーに家内と二人で出かけた。早朝6時半にマイカーで自宅を出発。伊丹空港近くのワイエムパーキングに車を預けて空港出発ロビー前まで送られた。
 団体受付カウンターでチケットを受け取り各自で搭乗ゲートに向かう。8時半のJALで羽田空港に到着。添乗員の待つ所定の集合場所に総勢45名のツアー仲間が顔を揃えた。同年輩のご夫婦たちを中心に年配の男性四人組と女性グループといった顔ぶれだ。手配の観光バスに乗車し東京湾を横断する全長15kmのアクアラインで対岸の房総半島に向かう。 途中の海ほたるパーキングエリアで360度の展望を愉しんだ後、各自で昼食。フードコートであさりそば&あさりご飯セットを注文した。
 アクアライン千葉側のすぐ南にある最初の観光スポットの鋸山には12時45分頃に到着。ロープウェイに約4分乗車し山頂に。山頂には曹洞宗日本寺の10万坪に及ぶ広大な境内が広がる。山道を歩いて数分のところに地獄のぞきの奇勝が登場する。先端が突き出た絶壁から見下ろす眺めは迫力があり圧巻だった。東京湾を望む展望台からは運が良ければ富士山も見えた筈だが今回はNG。参道の途中を折れた先に磨崖仏の百尺観音があった。絶壁の岩肌に刻まれた10m余りもの巨大観音像である。観音像前からの見上げた地獄のぞきの光景にあらためて息を呑んだ。ロープウェイ山頂駅付近の駐車場に待機したバスで大仏広場に移動する。数分歩いた先に31m余りの日本最大の石像大仏が山肌を背にして忽然と現われた。百尺観音も大仏もその巨大な迫力に圧倒されたが、造られたのはいずれも昭和40年代であると知っていささか落胆した。
 鋸山を出発し房総半島の東京湾側を南下する。道の駅とみうらで小休止し、半島最南端近くのホテル・南房総富浦ロイヤルホテルにいったんチェックインする。2時間ばかり休息し、すぐ近くの原岡海岸に向かった。6時10分頃の海岸にはこのスポットの夕陽の絶景を待つ大勢の人の姿があった。6時半頃になってようやく雲間と水平線の間に沈みゆく夕陽が現われた。海に突き出た桟橋とのコントラストが息を呑むような幻想的な光景をつくり出している。
 ホテルに戻りそのまま夕食会場に向かった。用意された和風バイキングは地元食材を中心に品数が多く新鮮で味わい深いものだった。夕食後は露天風呂付きの大浴場でゆっくり手足をのばし旅の疲れをいやした。大きな応接セットのある贅沢な部屋でツアー初日の早目の眠りを迎えた。

明日からの「房総半島秘境の旅」2017年05月13日

 旅行会社から送られてくる大量のパンフレットからこれぞと思うツアーを見つけるのは稀である。そんな中でも「これはッ!」と思わせたツアーを見つけた。南房総半島の秘境・絶景10景を巡る二泊三日の旅である。
 最も魅力的に思えたのがパンフレット掲載写真が絵画のように美しい「濃溝の滝」である。「鋸山の地獄のぞき」や運が良ければ富士山も望めるという幻想的な「原岡海岸」なども見てみたい。鋸山ロープウェイや内房線のローカル列車や舟で渡る無人島などの乗り物体験もある。
 明日から三日間そのツアーが始まる。このところ忙しかった地域活動を忘れて夫婦二人の旅を満喫してこよう。

社協管外バス研修(伏見~宇治)2017年03月04日

 社協分区の管外バス研修が2年ぶりに開催された。社協役員、協力員、ボランティア登録者に今回からは新たにスタートしたよりそいサポートのサポーターも対象に参加を募ったところ41名の参加者があった。年度末を迎えて一年間の活動の感謝と社協関係者の交流を趣旨とした会費1500円の日帰りバス旅行である。
 朝9時半に出発した大型バスが最初の訪問地の京都伏見の月桂冠大倉記念館に10時45分に到着した。酒蔵の建ち並ぶ風情のある町並みの一角にある。ガイドさんの案内付きで館内を酒造りの工程や展示資料を見学しながら一巡した後に試飲コーナーが待っていた。三種のお酒を試飲した後お土産コーナーで早速お買物。純米酒・山田錦とお刺身用の湯葉を購入。夕食に味わった湯葉がことのほか美味しかった。
 記念館から歩いて数分の同じ月桂冠経営の「月の蔵人」で昼食をとる。注文した生ビール片手に名物ざる豆腐はじめ豆腐中心の会席料理を味わった。たっぷり1時間の昼食時間を利用して歩いて数分の旅籠・寺田屋を訪ねた。坂本龍馬が滞在中に襲撃された旅籠の玄関には「商い中」の木札が掲げられ今も営業中である。
 世界遺産・平等院に1時に到着し南門前広場で集合写真を撮った後、たっぷり1時間半を拝観散策した。鳳凰堂の池に囲まれて建つ優美な姿にあらためて日本建築の粋に心が躍った。平等院に伝わる様々な宝物を展示した博物館・鳳翔館の展示物は圧巻だった。とりわけ26体の雲中供養菩薩像の繊細で優美な彫刻に古代仏師たちの技の凄みを思い知らされた。
 最後の訪問地・源氏物語ミュージアムはバスで5分ほどのところにあった。宇治市が運営する源氏物語と平安文化を復元模型や映像で紹介するミュージアムである。1時間の滞在時間の後半は喫茶室でコーヒーを味わいながら研修部長と懇談した。
 3時40分に帰路についたバスが予定時刻通りの4時40分に出発地に到着した。日頃は一堂に会して交流できる機会の少ない社協関係者たちだが、この管外研修を通じて初めて会う人も多い。年に一度のこの研修の意義をあらためて実感した。