地区社協広報紙にQRコード掲載2020年11月30日

 2カ月ごとの偶数月に地区社協の広報紙「ぬくもり」を発行し、112号を数えている。個人的にも39号から編集に関わり73号に及ぶ関りである。この間、B5からA4へのサイズ拡大や編集ソフト活用による紙面の一新等の改善を担当した。 
 編集ソフトは2013年からソースネクストのパーソナル編集長Ver.11をを活用している。この間、パーソナル編集長は3回のバージョンアップを重ね現在のVer.14は数々の便利な機能が導入されている。特にQRコード作成機能は魅力的だ。記事の内容を詳細に伝えるため該当のHPに読者を簡単に誘導できる。月間スケージュールなどもいとも簡単に作成できる。
 そこで7年ぶりに送料税込7400円で編集ソフトをバージョンアップしVer.14を購入した。おりしも広報紙12月号の編集作業中だった。1面は地域交流拠点づくり地区代表者会議の報告記事である。早速、記事の最後に西宮市の「共生型地域交流拠点」のHPサイトのQRコードを掲載した。広報紙の機能が一気に奥行きのあるビジュアルなものになる筈だ。

コロナ禍の子育てサロンの試行錯誤2020年11月28日

 地区社協の子育てサロン・友だちつくろうに出かけた。6組の幼児と保護者にスタッフ5人、コソダテコンシェルジュ、市社協地区担当、サロン責任者のご主人と20名ほどの参加者だった。コロナ禍のサロンとしてはまずまずの参加者だった。
 保護者をはじめ大人たちは全員マスク着用だが、幼児はさすがにそこまで徹底できない。いつもなら幼児とハイタッチしたりして遊ぶのだが、それもためらった。サロン責任者もスタッフの幼児の抱っこは保護者から求められた場合に限っているという。コロナ禍のサロン活動の試行錯誤が続いている。

地区社協の第9次地区福祉計画のタタキ案2020年11月27日

 2014年に地区社協の第8次地区福祉計画を起案した。2015年から2020年の6年間の中期計画だった。目標を「誰もが安心していきいきと生涯を暮らせる共生の町」とした。これを単なるスローガンに終わらせないため、「安心して」→見守りと支え合い活動、「いきいきと」→居場所づくり、「生涯を暮らせる」→医療・介護事業との連携という形でパーツに分けて各パーツにごとに課題を設定し年度ごとの進捗を点検する実効性のある計画とした。
 今年度は2021年度から2027年度の7年間の第9次計画の策定年度でもあり、9次計画のタタキ案を思案している。基本は第8次計画の踏襲であるが、第8次計画策定時には織り込めなかった新たな課題や環境変化への対応が追加課題としてテーマとなる。
 第1は、共生型地域交流拠点の実現である。第2は、5年後に迎える025年問題の対応である。地域包括ケアの本格的な取り組みを具体化したい。第3は、ウィズ・コロナ時代の地区社協活動の在り方の具体化である。社協運営、見守りでのオンライン化や医療介護のオンライン化支援が課題になる。

グループホーム運営推進会議委員の打診2020年11月26日

 6月の福祉ネット総会後の交流会に、開設直後の認知症グループホーム理事長にゲスト参加してもらった。2025年問題を間近に控えて認知症ケアは地域包括ケアの重点課題である。その意味で地元でのグループホーム開設は歓迎すべきことだった。交流会直後にホームを訪問し見学させて頂いた。開設直後は入所者が予想外に少なかったようだが、その後入所者が増え運営は起動に乗ったようだ。
 そんな経過の後、ホームの施設長から連絡があった。グループホームの運営推進会議委員の打診だった。社会福祉法人の法改正後、法人事業の地域に開かれた運営が求められている。既に地元の特別養護老人ホームのデイサーブス事業の運営推進委員を引き受け、デイサービス事業の実態を把握する上での貴重な機会となっている。グーループホームの推進委員もその実態把握の機会になる。渡りに船とお引き受けした。

ヤングケアラーという過酷な介護の担い手2020年11月24日

 「介護担うヤングケアラー、高校生の25人に人に1人」。埼玉県の大規模調査の結果を報道したNHKの見出しである。ヤングケアラーという言葉を初めて目にした。病気や障害を持った親のケアをする18歳未満の子どものことである。
 ヤングケアラーが生まれる背景には、三世代同居率の低下、専業主婦世帯の減少、ひとり親家庭の増加などから、介護を担う人手が家族内にないことがある。その結果、障害や病気のある家族の介護に加え、あらゆる家事、兄弟姉妹の世話などを一手に引き受けることになる。
 ヤングケアラーが抱える現実は過酷なものとなる。学校の授業について行けなくなる。子ども社会から孤立しがちになる。介護者が子どもであるため介護や看護に関する社会保障制度を理解しきれず、適切な保障を受けられない。就職や進学の進路が限られ将来に対する希望を持てず無気力化してしまう等々。
 ヤングケアラーは今後ますます増大し、社会問題化するだろう。コロナ禍が彼らの介護を一層過酷なものにしているに違いない。彼らの年齢に相応しくない過剰な介護を支援する社会的な仕組みが必要だ。民生委員としても新たな子供支援の課題に気づかされた。

未明の街に鳴り響く非常ベルの音2020年11月03日

 早朝5時半にいつものように暗闇の中をウォーキングに出かけた。突然、非常ベルの音を耳にした。進むにしたがって大きくなる。行く手に人だかりが見えた。ベルの源とおぼしき一軒のお宅の前だった。民生委員としていつも気がかりにしているひとり住まいの高齢女性のお宅である。人だかりはご近所さんで面識のある方から事情を聴いた。
 「5時過ぎから非常ベルが鳴りだしていつまでも鳴りやまない。門扉も施錠されており声掛けもできない。安否が心配だったので先ほど119番に連絡した。もうすぐ消防車がくる筈だ」とのこと。
 まもなくサイレンとともに数人の隊員を乗せた消防車が到着した。民生委員である旨告げて事情を話した。門扉を乗り越えた隊員が開錠して隊員たちと一緒に玄関ドアに向かった。施錠されたドア前から声掛けをするが応答はない。隊員たちが建物周囲を点検し、一か所雨戸のサッシが開くのが見つかった。ガス漏れはないようなのでここから入りますと言う隊員に、立会いのため一緒に入りたいと告げるとからも「お願いします」とのこと。
 1階には居住者の姿はない。隊員のひとりと一緒に2階に上がり寝室とおぼしき部屋のドアを開ける。ベッドにおばあちゃんの姿を確認できた。「〇〇さ~ん!大丈夫ですか?」と声をかけた。おばあちゃんの驚きの表情が布団から覗いた。非常ベル発信以降の経過を話した。事情を理解したおばあちゃんから「私が間違って非常ベルのボタンを押してしまったと思う」と告げられた。その後のおばあちゃんの皆さんに大変な迷惑をかけたとその恐縮ぶりが痛々しい。非常ベルの警報音も消防隊員の操作でいつの間にか鳴りやんでいた。
 おばあちゃんと一緒に玄関門扉前に降りた。様子を見守っていたご近所さんたちに陳謝するおばあちゃんと一緒に事情を話した。遅れて駆けつけた交番の警察官にもあらためて民生委員の身分と経過と話した。6時過ぎには一件落着したことを確認し自宅に向かった。

8カ月ぶりの市社協の会議2020年10月31日

 2月の地区代表者会議以降、市社協主催の会議が全面的に休止されていた。昨日、8カ月ぶりに北部地区のエリア会議が名塩センターで開催された。市社協主催の会議以外にバスに乗車する機会はないので8カ月ぶりのバス乗車でもあった。
 会議には北部5地区の代表者と6名の市社協スタッフが参加した。最初の議題はコロナ禍の地区社協活動の状況についての意見交換だった。このテーマに沿って配布された全35地区の主要活動の再開状況の資料が参考になった。再開時期はばらつきがあるものの10月時点での再開状況は次の通りだ。地区ボラセンはほぼ全地区再開されている。ふれあい喫茶は18地区、子育てサロンは13地区、昼食会は26地区中4地区、敬老のつどいもしくはお祝い品配布は8地区である。ちなみに当地区は実施していない昼食会を除き、6月以降すべてで早期再開している地区である。
 北部地区の再開状況の意見交換では旧来の町と新興住宅地の地区社協で対応の違いが鮮明だった。旧来の町では共同体としての間接的な相互扶助があるためか地区社協活動自体の再開には慎重姿勢が目立った。これに対し自治会の地域福祉の機能が不十分な新興住宅地では地区社協が住民の要望にこたえる形で積極的に対応している。
 次の議題の第9次地域福祉計画策定については市の地域福祉計画と市社協の計画との整合性についての活発な意見交換があった。上位計画である市の計画に市社協の計画をどのように反映させるかという本質的な問題でもあった。
 約2時間の久々の市社協の会議だった。

7カ月ぶりの介護者の会2020年10月24日

 2月の開催を最後に永く休会中だった住宅街の介護者の会が7カ月ぶりに再開された。会場は従来の自治会館小会議室からホールに変更されソーシャルディスタンスが確保された。7名の参加者は全員後期高齢者のおひとり住まいで、お世話をする地区社協役員3名を加えて10名だった。いつものように参加者のおひとりから手作りのロールケーキが差入れられた。
 冒頭、現状の地区社協の役割についてお話させてもらった。コロナ禍の長期の外出自粛がお年寄りの心身の衰えや機能低下を招いている。現役世代の経済活動の再開とどうように生き辛さを抱えた人たちへの地区社協の社会活動の再開もまた大切だ。7カ月ぶりにようやく介護者の会が工夫を凝らして再会されたことを喜んでいる。1月のふれあい交流会も従来通りの開催は困難だが、感染対策に留意しながらウイズ・コロナの環境下での新たなスタイルの開催を模索したい。
 歓談では住宅街に再開されたクリニックや地区に開設された認知症グループホームなどが話題になったほか、参加者どうしの久々の再会でのおしゃべりに花が咲いた。

担当する地区の国勢調査を終えた2020年10月19日

 担当する地区の国勢調査をほぼ終えた。9月14日以降、対象の114世帯を精力的に訪問し調査票を配布し世帯概要を聞き取った上で回答依頼をした。9月20日頃からは国の所管部署からPCメールで担当地区の日々の回答状況がネットと郵送に分けて送信されるようになった。10月1日には回答状況のデータを前提に未回答の50世帯に対し回答を促すチラシをポスティングした。10月中旬には未回答の面識のある世帯に個別に回答をお願いした。以降はひたすらメールの回答状況の推移を確認するだけだった。
 最終的に「調査世帯一覧表」で回答集計を行った。調査対象は114世帯で総人員数は276人(男性133人、女性143人)だった。その内108世帯から回答があり未回収はわずかに6世帯で、回収率95%はかなり高いのではないかと思う。回答のあった世帯の回答方式ではネッと回答67世帯(62%)、郵送40世帯(38%)だった。
 最後の仕事は調査書類の整理である。単位区ごとに仕切りシートを添えて調査区要図、調査世帯一覧を整理する。10月21日には山口公民館に出向いて調査書類入れ(手提げ袋)に収納した書類一式を指導員に引き渡して全ての活動が終了する。

地域活動担い手の二つのタイプ2020年10月18日

 かねてから地域活動の担い手には二つのタイプがあると思っていた。地域交流拠点づくりを通してそれが具体的なイメージにつながった。端的に言えば既存の地域組織の役職に関わる担い手と、自主的な目的や意思の実現のために活動するNPOタイプの担い手である。
 拠点づくりには22の組織や役職や活動グループの参加がある。そのうち既存組織・役職からの参加は、自治会、社協、青愛協、SC21、老人会、婦人部、民生委員等の組織・役職である。子育てサークル、つどい場、障がい者家族会等のグループは目的や意志を共有して集まったNPO的な自主活動グループである。既存組織から派生して特定の目的を持った子ども食堂、介護者の会、オヤジ会、認知症カフェ等の中間的な意味合いのグループもある。
 これまでの会合での議論を通じて、既存組織役職者タイプとNPO的タイプのそれぞれの関わり方の姿勢や思考の違いを教えられた。役職者タイプはどちらかといえば受身の姿勢である。提案に対して意見は述べるが自ら提案することは少ない。権威や序列や秩序を重視する傾向がある。参加者の節度を求め、則を超えた発言や振る舞いに反発する面もみられる。一方、NPO的タイプはひとたび参加した以上積極的に関わろうという意気込みが感じられる。意欲的に提案したり、主催者の過度な意向を牽制する面もある。権威や序列にも捉われない発言や振る舞いが時に役職者タイプの顰蹙を買う場面ももたらす。もちろん以上の見方はあくまで一般的な傾向であり個別には人によって入り組んでいる場合もある。
 ともあれ通常はこうした二つのタイプのグループが席を同じくして協議を重ねる機会は少ない。地域交流拠点づくりという共通のテーマを持ったひとつの船に乗り込んだクルーだからこその出会いといえる。それだけに舵取りの困難さとそれを乗り越えた場合の達成感は大きいものがあるに違いない。