シャクナゲの花と我が家の潤い2018年04月26日

 早朝ウォーキングから帰ってきた。玄関先の門扉を開けようとした時だ。鮮やかで大きな濃いピンクの塊が目に飛び込んだ。牡丹の花のようにも見えるが園芸には関心の薄い身には定かでない。
 部屋に入り家内に訊くと「シャクナゲの花や。〇〇さんが転居された時に株を譲ってもらったんが今咲いたんやな」。パート勤めを辞めてから家内の関心はお友だちとの買物と家庭菜園や園芸に向けられている。その延長線上にあるシャクナゲの花の鉢植えが我が家に潤いをもたらしている。

束の間の独り暮らし2018年04月12日

 朝7時過ぎから家内がご近所の仲良しグループ5人で出かけた。琵琶湖周遊のバスツアーで帰宅は8時すぎになるという。家内の留守は珍しくない。昼食を挟んで仲良しさんと長時間買い物に出かけることもしばしばである。むしろ丸一日家に居ることの方が珍しい。
 そんなわけで束の間の独り暮らしは一向に苦にならない。昼食も夕食も冷蔵庫の食材を適当に調理して済ませる。3時過ぎには言いつけられた洗濯物を取り込み、夕食後には風呂を沸かして入る。花ちゃんの夕食タイムの7時頃にはじいちゃんだけでタブレットでFaceTime(テレビ電話)することにしよう。
 私のリタイヤ後「夫婦はひとり、時々ふたり」をモットーに互いの放し飼い状態が維持されている。この夫婦の適度な距離感こそが我が家の平和と安定をもたらしている。

年賀イアラスト「花ちゃん大好きアンパンマン」2018年01月03日

 毎年の年賀状は我が家のひとコマを漫画イラストでデザインする。その年の思い出深い出来事を題材にする。今年のテーマも言うまでもなくじいちゃんばあちゃんの初孫花ちゃんとのふれあいである。
 昨年11月の三連休に花ちゃんが我が家にやってきた。その時に出かけたのが神戸アンパンマンミュージアムだった。アンパンマンが大好きな花ちゃんがはしゃぎっぱなしだった。あかちゃんまん人形の横で写真撮影できるスポットがあった。早速花ちゃんを抱っこしたじいちゃんとばあちゃんが納まった。このショットを今年の我が家の年賀状デザインの題材にした。
 馴染みの薄いあかちゃんまんをアンパンマンに差換え、ぐずつき気味の花ちゃんを笑顔で描き髪型もツインテールに変えてみた。二歳になったばかりの愛孫・花ちゃんとの「至福のひととき」と題した。

入口と出口の夫婦のGPS共有2017年12月18日

 家内がようやく携帯をガラケーからスマホに代えた。高齢者向けのシンプルスマホである。備え付けアプリに高齢者向けの「見守りマップ」というのがあった。家族間でアプリを登録しGPS機能で位置情報を共有できるアプリである。
 酷寒のこの時期の私の早朝散策に家内は「いつどこで倒れるかもしれない」と懸念している。早速このアプリを私のスマホにもダウンロードしGPSで位置情報を共有することにした。実際に使ってみるとなかなかの優れものである。登録者の現在地が瞬時にマップ上に表示されるだけでなく一定時間以上の滞在ポイントの履歴まで表示される。必要以上に行動が補足されてしまうきらいがないでもない。多少の後ろめたい行動も想定される現役世代には敬遠されるかもしれない。
 娘夫婦は新婚間もない頃から同じような位置情報ソフトを共有していた。ラブラブ時代はお互いの位置情報の共有は抵抗ないどころか親愛の印なのかもしれない。ラブラブ時代を終えた頃にはウザイ足かせになりアプリの削除につながる懸念もないではない。
 そんなわけで夫婦のGPS共有には法則があると思えた。即ち「入口・出口の夫婦のGPS共有」である。言い換えれば「愛の証と安否確認のツール」である。真ん中はない。

家内のスマホデビューと私の機種変更2017年11月30日

 家内のガラケーがついにスマホになった。これまで月額料金の負担増と使いこなしの自信のなさで私が勧めても切り替えなかったのだが。ところが周囲のお友だちがみんなスマホに切り替えた。ネットの簡単アクセスやお買物のお得なアプリ利用などの便利さを聞き及んでついにスマホデビューを決意したようだ。
 友人と一緒に最寄りのソフトバンクショップで相談してきたようだ。帰宅後すぐに「スマホに買い替えるので一緒に行こう。お父さんのスマホも一緒に機種変更も一緒にしたら?」と声をかけた。私のスマホのiPhone6は購入後2年以上経過している。音声入力も機能しなくなったままである。ただ機種変更に伴うデータ移行の煩わしさと不安感からためらっていた。この際、機種変更に踏み切ることにした。
 ショップで家内が商談済みのスタッフと私の機種変更も商談した。家内の方は既にシンプルスマホ3という機種を決めている。私はiPhone8への移行を決めた。データ移行の懸念を告げるとショップ専属のアドバイザーが移行をサポートしてくれるとのこと。データ移行のサポート予約のため三日後の機種変更となった。二人分の機種のこまごまとした契約等の処理のため1時間以上を費やした。
 帰宅後、不慣れな家内に代わってシンプルスマホの様々な初期設定をした。夫婦二人がスマホになったことで共通アプリの活用等で多くの情報共有が可能になる。安否確認等の環境整備を整えよう。

三泊四日の独身生活の手配2017年10月18日

 明日から家内が三泊四日で岡山に出かける。家内のこれほど長い不在は結婚して以来初めてである。明日、明後日と短大と中学校の二つの同窓会が重なったためである。家内の実家である岡山には転勤族である息子も今年5月に赴任し夫婦で住んでいる。息子宅を訪ねたり実家の仏壇や墓前でのお参りも兼ねている。
 問題は留守宅の亭主の方である。これまでの家内の一泊二日程度の留守は特に問題はなかった。四日間ともなると食事や着替えの手当てが気がかりだ。日常生活ではそうした分野は殆どを家内におんぶしている。家内に先立たれた場合、現状では自力生活ははなはだ心もとない。これを機会に自炊、洗濯をやってみるかとも思ったがその必要はなさそうだ。
 亭主の心配をよそに家内は着々と留守宅の手当てを準備してくれている。多目の具材を詰め込んだおでんの準備をし、炊飯器には何食分もの炊き込みご飯が炊きあがりを待っている。四日分の下着や着替えも整っている。世話女房のありがたさに感謝した。

花ちゃんがやってくる2017年09月15日

 三連休の前日である。保育園の敬老のつどいに行けなかったこともありこの三連休に花ちゃんがやってくることになった。今朝早朝に家内が花ちゃん宅に迎えに行った。私は午前中にコープの男の料理塾があり、午後には市社協地区代表者会議の予定が入っている。
 タブレットを持参していった家内から9時半頃に私のスマホにFaceTime(携帯テレビ)がかかってきた。保育園をお休みした花ちゃんがばあちゃんと二人でお留守番をしている。ひと息ついてじいちゃんとの会話になったようだ。風邪気味ながら元気な花ちゃんの笑顔に話しかけた。 会社を早退して母ちゃんが昼過ぎには帰宅する。花ちゃんを小児科クリニックで診てもらった後、夕方には三人で我が家に戻ってくる。私が総合福祉センターでの会議を終えて帰宅した頃には久々の生・花ちゃんに会えるはずだ。三拍三日の花ちゃんとの愉しみな時間が待っている。

息子に伝言2017年08月17日

 娘夫婦がUターンした翌日、息子が帰宅した。昼食を挟んで父母と息子が久々に水入らずの懇談の機会があった。いい機会だと思い両親が終活に着手していることを告げた。
 エンディングノートの所在と閲覧方法を伝えた。PCソフトに終活に関わるデータはほぼ入力済みである。免許証・保険証や履歴等の基本情報、預貯金等の資産情報、医療介護・終末医療・告知・葬式・墓等の終活情報等である。
 口頭でも終末期医療での延命治療を望まないこと、尊厳死を希望していること、そのため近い将来リビングウイルを準備しておきたい等も告げておいた。
 以前にも少し話したこともあり、息子の方も淡々と聞いていた。終活という決して愉快ではないが避けることのできないテーマを家族で共有しておく年代になっている。

お盆のお勤めに花ちゃんが参加した2017年08月13日

 昨日の夕方に息子夫婦も帰省して、我が家は久々に三家族7人の大家族になった。早朝ウォーキングから戻ると玄関の三和土(タタキ)に並んだたくさんの靴が目に留まった。花ちゃん用の黄色とピンクのチッチャなクックも並んでいる。我が家で初めて目にする光景だった。
 夕飯前に家族そろって恒例のお勤めをした。仏壇の最前列に座っているじいちゃんの横に来て何やらしきりに話しかける花ちゃん。読経中のじいちゃんは応じるわけにはいかない。反応のないじいちゃんのそばを離れてどこかに消えた。すぐにクッションを引っ張ってきてじいちゃの隣に置いてちゃんこした。なにやらむにゃむにゃ呟いている。大人たちの真似をしたがるこの頃だ。
 我が家のお盆のお勤めに花ちゃんが初めて参加した。

早目の墓参と仏前のお参り2017年08月05日

 郷里・姫路の名古山霊園に両親の眠る墓がある。お盆中は子どもたちの一家がやってくる。お盆を控えて家内と二人で早目の墓参に出かけた。
 猛暑を避けて早朝に自宅を出た。7時20分には霊園に到着したがそれでも暑さは避けがたい。40分ばかり墓地とその周囲の除草や掃除をした後お参りした。
 お墓の背後に姫路城が望める。以前はお城全体の遠望が望めたがその後中間に高層マンションが建築され、眺望は半減した。それでも大天守と東小天守の雄大な姿が望める。
 墓参りを終えて久々に加古川の弟宅に立ち寄った。仏前で二組の夫婦でお勤めをした後、茶の間で歓談した。古希を越えた身で話題はもっぱらお互いの病状の交換に流れてしまう。とりわけ弟が抱えるのは10年来のパーキンソン病である。亡き母も罹患した病でDNAの共通性からいえば他人事ではない。日常の診断だけでは病名の特定はなかなか難しいようだ。発症の前兆などをつぶさに訊き早期発見を心した。
 1時間余り歓談して加古川を後にした。