福祉ネット最後の役員会2021年05月16日

 昨日、福祉ネットの最後の役員会を開催した。コロナ禍で会場のコミュニティセンターが閉館中だったが、三日前に自治会三役会で昼間だけの開館が決定された。開催延期をグループラインで通知していた福祉ネット役員会も急遽、開催を再通知した。10名中4名の役員が既に予定が入っており欠席となった。結果的に6名による最後の役員会だったが、「福祉ネットの新組織への移行」が正式に確認された。
 福祉ネット役員会でここ1年ほど組織の在り方を見直す議論を重ねた。背景には福祉ネットの費用負担が全面的に地区社協に依存していた点がある。独自組織としてその点の解消を検討したものの構成組織の分担は困難で独自の財政確保は断念するほかなかった。そのため昨年からは主たる経費項目の広報紙発行と福祉フォーラム開催を中止した。発足以来6年間の基礎活動だった地域福祉の広報、啓発活動に一定の役割を果たし終えたということでもある。
 また2年前から検討が始まった「地域交流拠点づくり」についても1年前に「地区代表者会議」と「検討委員会」が設置され、協議の場が移された。発足以来のテーマだった「地域包括ケア」は、3月に開催された「地域包括ケアZoom懇談会」をベースに今後は地域包括センターとの連携しながら地区社協が独自に具体化することになる。
 以上の経過や背景が福祉ネットの新組織への移行の趣旨である。今後は地区社協が主宰する「地区ネットワーク会議」が、地域福祉に関わる自由でオープンな懇談の場として開催されることになる。

花ちゃんのランドセル選び2021年05月15日

 花ちゃんとのFaceTimeの最近の話題は、ランドセル選びだ。来春の小学校入学に備えてもうランドセル購入の準備が始まっている。花ちゃんの関心もさることながら、母親の方が舞い上がっているかに見える。
 最大の難問は色選びのようだ。母ちゃんお勧めのキャメルを花ちゃんは嫌がっている。お友だちとの間で水色がいいということになったようだ。じいちゃんばあちゃんも参戦して水色に難色を示しているが、本人はウンと言わない。ランドセル自体は固まっているようでメーカーから濃い赤のサンプルも届けられた。花ちゃんも気に入って背負って見せてくれる。
 そんなやりとりのあった翌朝のこと、散歩道の前方を小学校に入学したばかりと思えるピカピカの一年生の女の子が真新しい濃い赤のランドセル姿で歩いていた。集団登校の時間からずれたのか、一人ぼっちの登校姿が気になった。それでも交差点を右折して速足で元気よく学校に向かう姿を花ちゃんにオーバーラップさせながら微笑ましく見送った。

災害時の要避難支援者の地域支援は?2021年05月14日

 地域コミュニティを維持する上で、多数のニーズがあるテーマに災害時の地域支援の在り方があると思われる。とりわけ高齢者や障がい者や要介護者等の災害時の避難支援を必要とされる方への地域支援の仕組みづくりは欠かせないテーマである。
 西宮市にはそうした仕組みのモデル事業として「地域避難支援制度」がある。それによれば避難支援団体として登録ができる地域団体は、自治会、町内会、自主防災会、地区社協、マンション管理組合、地元企業などが挙げられている。2018年11月月現在でこの制度を適用した登録団体は33団体である。この登録団体は3団体を除き全て自治会か自治会連合会であり、災害時の地域支援の主体が自治会であることが一般的であることが窺える。
 ところが、自治会がこの地域避難支援制度を導入するには役員任期の短さというネックがある。自治会の役員任期は通常は1年とか長くても2年と短期間であり、このことが新たな仕組みづくりを手がけるうえでハードルになる。
 市の制度ではこの課題に取り組む地域団体の事例として地区社協も挙げられている。所属の地区社協でもこれまでこの制度の導入の必要性は議論された経過がある。ところが本来この課題は自治会が担当すべきという意見や自治会を差し置いて地区社協が取り組むことに地域でのコンセンサスが得られるかというためらいもある。ただ自治会役員が1年で総入れ替えする足元の自治会の現状では、地区社協が担うのが現実的であることは否定できない。
 そんなジレンマの中で想定されるのが市の制度設計に自治会と地域組織の連携を加えるという選択肢があるのではないか。自治会の事業計画に地域避難支援制度を明記し、実務的な分野を地区社協等の地域組織と連携できるという計画を策定する。これを根拠に自治会が実務分野の担当を地区社協に要請する。もちろん事前に自治会と地区社協との調整が必要である。これなら地域レベルのコンセンサスによる地区社協を実務部隊とする地域避難支援制度の導入が可能ではあるまいか。

経済センサス・活動調査の事業所把握と事前依頼2021年05月13日

 事業所の国勢調査ともいうべき「経済センサス・活動調査」に着手した。担当地区は山口町下山口の三つの丁目の100事業所である。まず実施者である総務省発行の調査依頼のリーフレットの配布を兼ねて担当事業所をくまなく訪問した。
 昨年秋に国勢調査で新興住宅地の自宅周辺の120軒の調査を担当した。国勢調査と今回の調査との違いを痛感した。何よりも新興住宅地と農村共同体の性格を色濃く残す旧地区との対象エリアの違いは大きい。整然とした区画の新興住宅地と違って、入り組んだ路地に沿って畑や空き地の中に点在する事業所は、住所番地との照合に一苦労する。店舗や事務所を構えず自宅が事務所の事業所もある。ラブホテルやパチンコ店などは一般客と同じルートで入店し、スタッフにリーフレットを渡して依頼するほかない。5年毎に実施される調査である。2軒の廃業と6軒の開業があった。
 他方で緊急事態宣言中である。飲食店を中心にコロナ禍の影響をもろに受けている。「県の指導により休業中です」等の張り紙が,、降ろされたシャッターに張り付けられた事業所も散見される。馴染みの居酒屋の店主からは事業の厳しさのボヤキがもれる。中には「今はそれどころでない!今回はお断りする」とけんもほろろに断られる店もあった。
 三つの丁目を1日ずつ三日間かけて訪ねた。1日に2~3時間を要する調査で結構疲れる日々だった。5月20日以降にインターネット回答が可能になるのを待って、調査票を渡して正式に依頼することになる。

新緑のさくらにひっそりと生息する小虫2021年05月12日

 有馬川沿いの土手道を北に向かって歩いていた。初夏を思わせる気温がかすかに肌に汗ばんだ感触を伝えていた。生い茂ったさくら並木の新緑が歩行者の間近に枝を伸ばしていた。
 間近に迫る葉っぱの黄緑色の中にこげ茶色の小さな生き物を見つけた。全長1cmほどの名も知らぬ小虫である。クワガタを思い切り小さくしたような姿で、葉っぱの上でかすかに脚をうごめかせていた。
 ひっそりと生息する小さな生き物になぜか癒されるものがあった。コロナ禍で窒息させられそうな人間社会の息苦しさとは無縁の生き物の世界があった。

Lineでオンラインおしゃべり2021年05月11日

 コロナ禍で地域活動も休止状態が続いている。そんな中で現役世代は当たり前になっている筈のテレワークが、リタイヤ世代が中心の地域活動でも浸透しつつある。個人的にもオンラインミーティングという形で3度ばかり体験した。2回はZOOMミーティングで1回はLINEミーテングだった。
 ところでオンライン活用は何も多数の参加者によるミーティングに限ったわけではない。1体1の対面型のおしゃべりも可能である。先日、市社協地区担当の前任者と1年ぶりにLINEでオンラインおしゃべりをした。普通に会って話している感覚に限りなく近い。おしゃべり自体は電話で話すことと同じだが、顔を突き合わせての会話は、対面での親近感という点で決定的な違いがある。
 コロナ禍で施設に入所している家族との面会がままならない事態が続いている。そんな中で新たな面会形態としてタブレット等を媒介にしたオンライン面会が導入されている。IT化の進展が可能にした新たなスタイルである。地域でのおひとり住まいのお年寄りの見守りにも通用するスタイルだろう。地区社協の見守りボランティアの新たな形として今後欠かせない検討課題になる。

厚労省の認知症の地域支援策の稚拙さ2021年05月10日

 認知症ケアは家族がご近所に知られたくないという意識もあってともすれば家族介護に偏りがちである。その結果、デイサービス利用時を除けば、当事者は自宅にこもりがちで症状を進行させる要因になっている。
 認知症ケアにはに地域ぐるみの支援が欠かせない。地域住民の多数に認知症についての正確な知識と理解が浸透し、当事者の外出や交流の場で適切なに接する環境づくりが必要だ。そうした地域の風土があって初めて当事者やその家族は安心して認知症発症をご近所にオープンにできる。
 厚労省は、そのための啓発活動の施策として「認知症サポーター養成講座」と「キャラバンメイト(認知症サポーター養成講座の講師役)」を用意している。
 認知症の地域支援に関わって数年になる。この間、何度か認知症サポーター養成講座を受講しオレンジリングも何個か貰った。ただ”サポーター養成”を謳ったこの講座の趣旨と実態の乖離に違和感を覚えた。この講座を受講したところで認知症サポーターという意識にはなれない。この講座の実態はどう考えても「認知症入門講座」である。にもかかわらず「サポーター養成講座」というタイトルだけに一般住民もサポーターを目指すほどの意識はないため受講そのものにためらいを覚えてしまう。反面、認知症の基礎知識だけは知っていおきたいというニーズは確実に増えている。「認知症入門講座」を謳った講座ならもっと受講者は増え、認知症理解の地域のすそ野が広がる筈である。
 他方で、この講座の講師役育成のための「キャラバン・メイト養成研修」がある。関心があって受講申し込みをしたがコロンア禍の講座中止で受講できていないが、おそらくこの講座こそ本来の地域で認知症支援の核となる「サポーター養成講座」なのだろう。人に教えるという役割を意識した時、誰しも本気で取り組み地域支援の意欲も強くなる。キャラバン・メイトなどと奇をてらった名称も頂けない。実態に照らして素直に「サポーター養成講座」を謳う方が応募者も増えると思う。また”講座の講師役”に重きを置く必要もない。コロナ禍等で講座が開催されないことを活動停止の言い訳にされかねない。むしろ認知症地域支援の活動者としての役割をメインにすべきではないか。受講者はキャラバン・メイトとして所管部署に登録されている筈だ。この登録者リストこそ貴重な地域資源である。地域包括ケアシステムの対象エリア内の登録者グループの懇談会や連携組織づくりの基礎データとなる。”個人情報の壁”等を取っ払う必要がある。
 認知症サポーター養成講座の企画、認知症ケアパスづくり、認知症カフェ立上げ支援等の認知地域支援に関わった。そうした体験を踏まえて、厚労省の認知症の地域支援策の稚拙さを綴ってみた。

朝もやと木漏れ日2021年05月09日

 いつものように早朝に自宅の玄関を出て街路に立った。その時いつもと違う光景に包まれた。朝もやが街路を挟んだ住宅街を包んでいた。朝もやの幻想的な光景が人の姿の見えない住宅街の静けさを一層際立たせている。バス通りでは両側の街路樹の間から日の出直後の陽光が、朝もやの曖昧さを搔き消すように降り注いでいた。
 住宅街を縁どる有馬川の片側を原生林が覆ている。有馬川の水面から立ち上る湿気が霧状に広がっている。原生林の濃い緑と白っぽい霧のコントラストに見とれた。もう一方を縁どる歩道を進んだ時、鮮やかな光の饗宴を目にした。原生林の枝間を貫く木漏れ日の幻想的で美しい光景だった。
 早朝ウォーキングが時折りもたらす美しい光景のご褒美を受け取った。

住宅街の新緑の風景2021年05月08日

 早朝ウオーキングで住宅街の中を歩いた。北の縁に沿って進むと住宅街の7つの公園の中で最も大きなグランドを備えた公園がある。グランド東側のネットフェンスに沿って立ち並ぶ並木道の新緑がまぶしい。。並木道の足元には生い茂ったつつじの木が連なっている。ところどころに薄紫の花弁を付けた花が咲き誇る。
 並木道の突き当りには公園の北東の隅から住宅街に抜ける階段がある。中ほどに踊り場のある結構高い段差である。階段最上階は住宅街でも1、2と思えるビュースポットである。西に向かって見下ろす展望は、恐らく住宅街で最も高低差のある景色が望める。神戸市北区の巨大ベッドタウンである藤原台の高層マンションが遠望できる。
 久々に眺めるお気に入りの景色をスマホで切り取りながら堪能した。

事業所の国勢調査を担当2021年05月07日

 昨年秋に国勢調査の調査を終えた後、同じ市の所管部署から、国勢調査以外の様々な調査を事前に登録した統計調査員が担当する「統計調査員募集」の案内があった。地域の実態把握の上でも興味深い活動に思えたので応募し、登録された。その後、所管部署から「経済センサス活動調査」の調査打診があり、引き受ける旨連絡した。昨日、その調査の調査員説明会が山口公民館で開催された。
 会場には7名の調査員が参加し、説明会が始まった。指定された座席には、「調査員のしおり」と題したを説明会テキストをはじめ、事前に送信していた顔写真データが添付された「調査員証」「任命通知書」「従事者用腕章」の他、クリアファイルにまとめて「対象エリア地図」「対象事業所一覧と名簿」「インターネット回答用のログイン・シール」等が置かれている。これ以外に、膨大な数の調査票をはじめ各種のお知らせパンフ等を納めた書類が調査員宅の郵パックで送られるとのこと。
 説明会では2名の市の職員から2時間にわたってみっちり説明を受けた。「経済センサス活動調査」とは言ってみれば『事業所の国税調査』のようなもので、調査票を配布して「インターネット回答」「郵送」「調査員回収」等で回答を依頼する。全体の調査方法は概ね国勢調査と共通している。
 自宅に戻り「対象事業所一覧」で確認すると担当する事業所は101件だが、調査票配布不要で外観判断で「活動状態確認のみ」の事業所が39件あるので実質的な調査対象は62件である。6月16日の調査書類提出日までの1カ月余りの調査活動が始まった。