仕切り直し後のミニインプラント治療2020年07月01日

 昨日のミニインプラント治療が入歯とインプラントの調整不良で仕切り直しになった。いったん埋め込まれたインプラントを抜いた状態で帰宅した。歯ぐきの手術後の鈍痛に加えて入歯が固定されない状態に戻ったため、その日の昼食から翌日の昼食迄は痛みを抱えて過ごした。
 翌日の2時に再びクリニックで治療再開。医師による入歯の穴の再調整が行われ、戻されたネジくぎに何度か入歯が装着され微調整が続く。30分ばかりの調整を経てようやく入歯とインプラントとの装着調整が完了した。痛みの抑制のためクッション材が入歯に塗られてようやく治療を終えた。2週間後に再び通院して経過を見ることになった。
 とはいえこの段階はまだ仮免許と言ってよい。インプラントが歯ぐきに馴染むまでには1カ月ばかりを要する。それを終えて本格的な入歯側の穴に金属製の留め具が施され完了する。
 帰宅して、ありあわせの食べ物を噛んでみた。手術後の鈍痛は残るものの痛みはかなり治まっている。ひとまずは無事に仮免許がスタートしたようだ。

ボランティア活動の危機管理2020年07月02日

 地区社協のある会議で議論が湧いた。ある事業部長の次のような発言がきっかけだった。「サロンを終えた後、参加者の誰かが体調を崩した場合の対応をどうするかをスタッフたちで話し合った。コロナ感染が心配される時期でもあり、その旨主催者への連絡を御願いすべきではないか」。
 この発言を受けて様々な意見があった。「連絡を受けてどう対応できるか。聞くだけという対応しかないのではないか」「どの程度の症状の場合連絡をするのか判断のしようがない」「発熱等で医療機関で診察を受けコロナの懸念があって医師から保健所に通知した場合等の事態であれば連絡の意味がある」「その場合であれば、濃厚接触者ということで保健所の追跡調査でサロン主催者にも調査依頼があるのでは」「依頼に対しては当日の参加者名簿があり調査協力が可能」等々。
 結局、体調不良の連絡をうけても対応のしようがない。コロナ感染懸念等の深刻な事態の場合は本人からでなく保健所ルートの連絡を待つほかない。そのための参加者名簿等の対応は必要。問題はそうした深刻な事態に直面した場合の当該活動の自粛等の対応ではないか。それを事業部長判断にゆだねるには酷すぎる。地区社協としての判断が必要であり、会長への連絡をはじめ三役や執行委員会での情報共有が欠かせない。幸い三役、執行委員等のグループLINEを整備しており迅速な判断が可能な環境である。
 コロナ過はボランティア組織にも危機管理の在り方を問うている。

地元の認知症グループホームの開設2020年07月03日

 先日、福祉ネットのアドバイザーでかかりつけ医でもある医師から連絡を頂いた。かねてから聞いていた地元の認知症グループホーム開設の情報である。開設に向けて設置者である開業医は地域住民組織との連携を希望されているとのことだった。かかりつけ医からの今回の連絡は、面識のあるホーム代表者の紹介に関わるものだった。7月開業のホームの設置者に7月5日開催の福祉ネット総会に参加してもらってはどうかということだった。直接ご本人と連絡をとって打合せすることになった。
 早速連絡してみた。50歳と働き盛りの医師の地域医療や認知症ケアに意欲的で前向きな姿勢が窺えた。地元での認知症グループホームは今後の地域医療・介護にとって貴重な施設である。PCメールでの双方の情報提供のやりとりと福祉ネット総会後の交流会のご案内を確認した。
 9月には在住の住宅街にあった現在閉院中の診療所が新たに再開される。50代前半の医師で在宅医療もやってもらえるようだ。ぜひとも開業前後には福祉ネットとの連携をお願いしたいと思っている。
 我が町にお二人の在宅医と認知症グループホーム1施設が整うことになるという地域医療介護にとって恵まれた環境が整うことになる。

花ちゃんと往復30分の散歩2020年07月04日

 知人から頂いた美味しいマンゴーのお裾分けを名目に久々に花ちゃん宅を訪ねた。平日で在宅勤務の母ちゃんは午前中はお仕事に専念し、花ちゃんはじいちゃんばあちゃんが相手した。
 早速花ちゃんが保育園で作った作品を見せてくれた。七夕の織姫と彦星と願い事を書いた短冊である。ロケットと称する作品もあった。自慢の出来栄えのようでいかにも得意げだ。
 花ちゃんに「一緒についてきて」と2階のベランダに連れていかれた。ベランダに置いてあった真新しい子供用自転車を降ろすよう頼まれた。自転車で一緒にお出かけすることになった。てっきり近くの公園まで位と思い込んで付き合った。ところが予想外の展開となった。
 後輪に補助車輪のついた自転車に乗って花ちゃんはどんどん進む。数分かけて名勝・瀬田の唐橋の袂までやってきた。ここで折り返すのかと思いきや信号待ちをした後、唐橋を渡ると言ってきかない。橋を渡りながらようやく事情がわかった。父ちゃんと何度か行った瀬田川対岸の遊具のある公園が目的地のようだ。
 片道15分ほどかけてようやく公園に着いた。お目当ての遊具でしばらく遊んでいると突然「おしっこ!」と口にした。近くのトイレの昔ながらの和式の汚い便器を目にした花ちゃんは当然ながら拒否反応。おもらしされては大変と川岸の草むらで用を足すよう促すが4歳ともなればこれも断固拒否。我慢できるという花ちゃんの言葉を頼りに帰路について自宅をめざす。公園入口の真新しいトイレが目についた。期待通りのきれいな洋式トイレが待っていた。何とかおもらし危機を脱して唐橋を渡った。
 花ちゃんとの往復30分もの長い自転車の散歩を終えた。じいちゃんと孫とのかけがえのない思い出の頁が加わった。

苦闘が続くミニインプラント治療2020年07月05日

 治まっていたはずのインプラント治療後の痛みが治まらない。右奥歯の歯ぐきの激しい痛みに音をあげた。朝一番にクリニックに連絡し、11時過ぎの予約を取り付けた。
 診察でインプラントを埋め込んだ内側の根元周辺の炎症が確認された。かかりつけ医が痛みの箇所を探るため器具で押さえていく度に激痛に顔をしかめ、涙がにじむ。ようやく原因と処置方法が固まったようだ。炎症を起こしている周辺の入歯の縁がえぐり取られた。その上で入歯を挿入すると何とか痛みが薄らいだ。炎症が残る間の鈍痛は日にち薬と我慢する他ない。
 初めて抜本的な入歯治療に臨んだが、何かと不具合が生じているる。ミニインプラント治療の苦闘が続いている。

6年目を迎えた福祉ネットの地域包括ケアの手応え2020年07月06日

 2014年3月に発足した福祉ネット北六甲が丸5年を経過し、第6回総会を迎えた。コロナ過の只中の総会となり、例年から1カ月遅れの開催となった。出席者もソーシャルディスタンスを考慮し、代議員とオブザーバー、アドバイザーの関係者だけに絞り込み、例年7~8名出席の来賓には案内を控えた。それでも会場の住宅街のコミュニティーセンターには代議員25名、オブザーバー・アドバイザー5名の30名の出席があった。
 例年通り、第一部総会、第二部交流会の二部構成である。総会議案では二つのポイントがテーマとなった。ひとつは共生型地域交流拠点づくりについての福祉フォーラム等で果たした福祉ネットの役割である。今ひとつは設立6年目を迎えて財政基盤の脆弱さを見据えた運営の見直しである。事業計画では独自財源確保の難しさから広報紙発行と福祉フォーラムの主催を中止する提案を行った。また交流拠点の協議が拠点づくり懇談会に移行することから毎月開催の福祉ネット役員会の隔月開催への移行が提案された。こうした議案に対し幾つかの質疑があった。今回初めて出席頂いた代議員である小学校PTA会長からは、地区社協と福祉ネットの関係、PTAの福祉ネットとの関わり方についての基本的な質問を頂いた。老人会の代議員からは、広報紙発行中止の事業計画案について「福祉ネットの住民への活動報告はどのように行うのか」という問いかけがあった。「地区社協の主要な活動のひとつに福祉ネットの活動があることから地区社協広報紙で報告したい」旨の答弁があった。地区社協の代議員からも本来準備すべきだった総会の代議員名簿を出席者に配布すべきとの指摘もあった。
 休憩を挟んで四テーブルにレイアウト変更した会場で交流会が始まった。出席者全員から自己紹介を兼ねたコメントを頂いた。自治会役員、地区社協役員、市社協地区担当、地域包括代表、老人会役員、PTA会長、介護施設長、病院理事長、開業医、社会福祉法人理事等それぞれの役割についての紹介や抱負が語られた。特筆事項としては7月1日に山口町に開設されたばかりの認知症グループホームの理事長が交流会から特別参加されたことだ。川西市の開業医でもある理事長から定員18名のホームのパンフレットが配布され、ホーム運営にかける想いが語られた。6年目を迎え福祉ネットを舞台とした在宅医療、在宅介護とデイサービス、グループホーム等の認知症ケア等の地域での地域包括ケアの手応えを実感した。
 自己紹介後の交流も含め1時間余りの交流会が福祉ネット顧問による締めの言葉で幕を閉じた。

開設直後の認知症グループホームを見学2020年07月07日

 福祉ネット総会後の交流会に山口町に開設直後の認知症グループホームの理事長をお招きし交流した。その際、ホームの見学の了承を得て、翌日訪問した。
 朝10時前に真新しいホームの玄関インターフォンで来意を告げる。理事長から事前に訪問を告げられていた施設長に迎えられ、名刺を交換後、施設内を案内してもらう。1フロアに個室9室、食堂、バス、トイレ、洗面所等が1セットで構成され、2階建18名定員である。これに1階の事務室、2階の地域連携室が加わる。
 何名かの予約はあるようだがまだ入居者はなく、ケアマネジャーを中心に入居者募集の活動中とのこと。西宮市内在住者が入居条件だが地元山口町住民には身近で便利な立地である。日常の身の回り品持参で入居してもらい可能な限り自宅感覚の過し方を心がけているとのこと。入居者の診察は川西市の開業医でもある理事長の往診とオンライン診療で診てもらう。気になる入居費用は部屋代、食事代、共益費等ひっくるめて月額20万円程度になるとのこと。
 施設長の丁寧な説明を受け、この街でのこのホームの継続充実を願っており、地域住民組織としても可能な限り連携していきたい旨お話しし辞去した。

濁流の有馬川2020年07月08日

 梅雨真っ只中である。朝の散歩がままならない。傘をさして歩くにも風が強くてたじろいでしまう。そのためここのところ日課としている1日1万歩以上のウォーキングを果たせていない。
 今朝は久々に降雨が中断した曇り空だった。折りたたみ傘をポケットに出発した。ぬかるみを避けて住宅街の舗道を歩いた後、有馬川に架かる天上橋にやってきた。長雨を呑み込んで水嵩を増した有馬川が茶色の濁流となって激しい流れをつくっていた。
 自宅を出るときには九州の豪雨があちこちの河川の氾濫を伝えていた。有馬川も過去何度か増水した激流が氾濫を招いている。コロナ過の苦闘に加えて自然の驚異が襲っている。

地区社協活動の始動2020年07月09日

 住宅街のコミュニティセンターの案内ポールには大型の掲示板が設置されている。現在の3点の案内チラシが掲示されている。ボランティアセンターの案内と、今月のふれあい喫茶と友だちつくろう(子育てサロン)で、奇しくも全て地区社協の活動案内だった。
 昨日、そのふれあい喫茶が4カ月ぶりに再開された。開催後30分ほどの会場には10名余りの来場者の姿があった。いつもよりは少なめである。コロナ対応で今回から幾つかの運営見直しがある。まず入場に当たって住所氏名の記入が求められる。万が一の感染に備えての来場者の連絡先情報の確保のためである。スタッフのマスク着用も徹底されている。テーブル席もいつもより少なめでソーシャルディスタンスに留意している。換気のため窓も開放されている。飲み物はカップホルダーに紙コップで運ばれる。
 地区社協役員のひとりが赤いベストのユニフォーム姿でやってきた。ふれあい喫茶で地区社協の会員会費募集をするとのこと。彼女にとってはふれあい喫茶の参加は地区活動の一環でそのためのユニフォーム着用ということだ。
 6月末から地区社協の会議開催がスタートしたが、7月に入って活動そのものが始動した。

ミニインプラント治療のその後2020年07月10日

 ミニインプラント治療の不具合で痛みが治まらず、6日前にかかりつけの歯科医で調整をしてもらった。最も痛みの大きい箇所の入歯の縁を削ってもらい幾分治まった。インプラントを埋め込んだ箇所の鈍痛は日にち薬と観念した。その状態で1週間を過ごしたが、徐々に痛みは薄らいできた。強く噛み締めると鈍痛が生じるがオカキなども何とか食べられるまでに改善した。
 予約の診察日に歯科クリニックを訪ねた。手術した2箇所の炎症は尚残っているものの順調な経過のようだ。手術後1カ月をメドに入歯上部2カ所のインプラントを嵌めこむ穴にフックを取り付けるとのこと。その際、現在ぐらつきのある自前の前歯2本は抜歯して使用中の入歯に義歯を挿入する。その治療を終えてようやくインプラント治療が完了する。