梅雨明け2020年08月01日

 昨日夕方のゲリラ豪雨が嘘のような今朝の天気だった。空気までもカラッとしていて爽やかな早朝ウォーキングだった。そういえばテレビでは近畿地方の梅雨明けを告げていた。
 思えば長い梅雨だった。8月に入ってようやく梅雨明けを迎えたのだから異常気象とも言える。未曽有の災厄コロナの猛威がぶり返し第2波到来と重なったかのような梅雨だった。梅雨明けはコロナ沈静化と無縁である。それでも梅雨明けのすがすがしい空気がコロナの機嫌をなだめてくれることを願った。

住宅街の医院再開とドクターとの懇談2020年08月02日

 住宅街の閉院中のクリニックに9月に開院予定の医師からメールをもらった。10日ほど前にメール交換し、来訪される際にはご連絡頂きたいと要請していた。夕方にコミセンでお会いした。
 50代前半の大柄で気さくな先生だった。阪神間の病院勤務や大阪の医療大学の教授等を歴任されたというキャリアが紹介された。年齢的にも医院開業の時期との判断からこの街の閉院中の医院を紹介された。閑静な住宅街の佇まいに一目で気に入ったとのこと。
 私からは地区社協や福祉ネットのパンフレットや広報紙をお渡ししこの町と医療・介護の状況や福祉関係の地域活動の状況をお話しした。初めて得られた地域情報に関心を寄せられた。とりわけ福祉ネット広報紙掲載の「地域支援マップ」は、各地で実践されている地域包括ケアの事例の中でも先進的な試みではないかと高い評価の言葉を頂いた。
 45分ほどの密度の濃い貴重な懇談を終えた。

ミニインプラント治療の最終場面の頓挫2020年08月03日

 5日前にミニインプラント治療の最終段階の治療にかかりつけの歯科医を訪ねた。予定では歯ぐきに埋め込んだインプラントに合わせて入歯にフックを取り付けてインプラントの治療そのものは終了の筈だった。ところが診察したかかりつけ医の反応はイマイチ良くない。埋め込んだインプラントの不具合があるようだ。右側のインプラントが一旦、ネジを逆回転して抜かれた。その治療の痛さは半端ではない。涙ながらに耐えた。最終的にかかりつけ医から予想外の苛酷な治療方針が告げられた。「今のインプラントの両脇に位置をずらしてもう1本ずつインプラントを埋め込みその後に今のを抜いて入替えします」。
 その時はそんなものか」と思って承諾して帰宅した。ところがその後、治療中の歯の痛みが治まらずまともに食事ができない状態が続いている。加えて右顎の鈍痛が治まらない。ここに至って治療そのものに疑問を抱いた。前回治療前までは痛みも治まり食事も順当だった。それが最終段階のフック装着になってなぜ激しい痛みに見舞われる事態になったのか。最初の埋め込み治療の痛さは思い出しても辛いものがある。そんなインプラントの入替えという苛酷な治療がなぜ必要なのか。ちゃんとした説明は聞いていない。インフォームド・コンセントという言葉がよぎった。
 週明けの月曜日に朝一番でかかりつけ医に電話を入れて我慢の限度を超えた痛みを訴えて午後一番の予約を取った。はてさてどんな事態になるのだろう。

ノートパソコン買換えの機種選びの悩み2020年08月04日

 7年前に購入した7代目PCのノートパソコンNEC・LaVieLS350の買換えを迫られている。日進月歩のIT機器である。さすがに7年も経てば不具合が出てくるし利便性も後れを取っている。何よりも起動速度が遅くなり、操作性の処理速度が遅い。操作中に固まったり入力データが消滅したりする。マイクが付いていないので音声入力が叶わない。WEBカメラを装着していないテレワークに対応できない。そんなこんなでいよいよ買換えを迫られている。
 とはいえ齢75歳の後期高齢者である。断捨離が求められている世代である。ノートパソコンの使用期間も限られている。従来20万円前後で購入していた高額のハイスペックな機種はもはや必要ない。まず最初の選択は画面インチのサイズだった。地域活動からも撤収した後の楽しみのひとつに地域講座でのプロジェクター使用の講演活動がある。その際持参するノートPCの軽さがポイントになる。そこで思い切って画像表示をサイズダウンして14インチとした。このサイズの場合光学ドライブ付きは稀でありそれは断念するしかない。Office搭載も既にダウンロード可能なThinkFreeOfficeNEO2019があるので不要だ。
 以上の条件で10万円前後で起動の速さ、WEBカメラ、音声入力マイク、ストレージはSDDで処理速度アップ等に絞って検索を始めた。やってみるとそれでも”帯に短したすきに長し”で選択肢は多く悩みは多い。

家内の実家の岡山墓参2020年08月05日

 お盆前に永くお参りを怠っていた家内の実家の墓参りに出かけた。朝7時半に出かけて山陽自動車道経由で岡山市街北部の半田山霊園には9時15分頃に到着した。
 広大な霊園の墓の場所を探すのに手間取るほどのご無沙汰だった。ようやく見つけた墓所は義兄夫婦が頻繁に墓参してもらっているようで雑草もなく手入れが行き届いていた。ありがたいことだ。私にとっては結婚後永い間お世話になった義父母の永眠の地である。お二人とも90歳を超える長寿の最後は別々の施設で過ごされた。そんな晩年を偲びながら手を合わせた。
 墓参後、後楽園近くの実家を訪ねた。仏前でのお参り後、義兄夫婦と久々の歓談を交わして11時前には辞去した。その後、東京から帰郷した家内の従妹宅を訪ねた。リタイヤ後の老夫婦の終の棲家用に購入されたお宅は市街地ながら広大な屋敷である。ところが帰郷後まもなくご主人を亡くされ、ひとり住まいである。今は、積極的で前向きな性格も手伝って同級生はじめ多くの知人友人が訪れる賑やかなお宅になっているようだ。昼食をごちそうになりながら2時間半ばかりを過ごして辞去した。

夏の散歩道・・・癒しの風景2020年08月06日

 真夏の早朝である。真っ青な空とひんやりした空気に包まれて歩いた。有馬川土手道を北に向う自然満喫コースである。増水し不気味な雰囲気を漂わせていた有馬川は梅雨が明けてすっかり穏やかで静寂な水面を取り戻していた。
 心地よい空気にいざなわれていつもより足を伸ばした。愛宕橋を越え名来橋を越えて進んだ。さくら並木が途絶えた丘陵に入る道で目に飛び込んだ風景がある。過去幾度か幸運に恵まれた時に目にした風景だった。左右の竹林の狭い空間に昇ったばかりの陽光を降り注いでいる。南から北に向って幾筋もの光の斜線が地面に突き刺さっている。その幻想的で美しい癒し光景に今日も行幸に恵まれたことを感謝した。

入歯治療のコンフォート加工への方向転換2020年08月07日

 ミニインプラント治療の最終場面で歯ぐきへのボルトの埋め込みに不具合が発覚した。歯ぐきの骨へのボルトの接着が十分でなく放置すれば抜けてしまうとのこと。そこでかかりつけ医から再度新たにボルトを埋め込んで現在のものと入れ替えたいと告げられた。そんなものかいったんは承諾したが、ボルト埋め込み手術とその後一週間ばかりの激痛を訴えてその対応を依頼した。
 その後歯科クリニックで受診した際に、新たな別の入歯治療の方式を提案された。私がミニインプラント再治療に対する痛みの懸念を訴えていたことが考慮されたようだ。
 新たな提案の「クッション加工方式」は入歯に生体用シリコン加工して歯ぐきと入歯の吸着性を高めるものだ。シリコンが歯ぐきのクッションの役割をして保護し、噛んだ時の歯ぐきにかかる圧力を減らして痛みを和らげ、吸盤のような吸着力を生みだす。下あご総入歯の障がいは歯ぐきに固定していないため左右に動いて摩擦による痛みと食べかすを残しやすいことだ。そう思えばこのクッション方式は有力な選択肢である。何よりも歯ぐきに穴を開けるといった激痛を伴う処置がない。インプラント程の固定力はないかもしれないがひとまずこの治療でようすをみることにした。場合によってはミニインプラントの追加治療も可能という。ただ治療費はミニインプラントより5万円高く差額分の追加負担が必要だ。

栗の樹と電柵2020年08月08日

 今日も有馬川土手道を北に向う自然満喫コースを歩いた。名来橋袂を東に折れて旧丹波街道に合流する農道を辿った。
 北側に棚田が広がり南側に丘陵の裾野が迫っている。丘陵裾野に何本かの栗の樹が農道を覆うように立っている。黄緑のイガに覆われた栗の実がたわわに実り、一足早い秋の趣きを運んでいる。
 旧丹波街道との合流地点で折り返した。そこで目にしたのは棚田の縁に巡らされた電気の柵(電柵)だった。棚田は既に稲穂を付けている。猪の出没する地域である。耕作者の猪との密かなバトルが続いている。

自治会班長会議でスピーチ2020年08月09日

 在住の自治会の班長会議に出かけた。例年4月末に改選直後の新班長に15分程度の地区社協や福祉ネットの取組みを説明する機会を貰っている。今年はコロナ対応もあり8月初めのこの時期になった。
 今年のスピーチは、新自治会長の地域福祉への前向きで意欲的な姿勢もあり、事前調整の上で自治会や地区社協に共通する「環境変化への対応」をテーマに20数人の班長を前に20分余り次のような踏み込んだ話をさせてもらった。
 
 「団塊世代のウエイトが突出している我が町の高齢化が著しい。高齢化で空き家増、ゴミ出しトラブル、自治会役員忌避や退会者増、認知症徘徊等の問題が発生している。空き家増は防犯・環境悪化を招き、住民の資産価値低下につながる。
 自治会員減少化の収入減と自治会所有の三物件の老朽化補修の支出増で財政悪化を招いている。盆踊り、文化祭の大型イベントの運営負担の過重感が高齢化と相まって年々役員忌避の傾向を強めている。役員忌避の加速化は自治会の組織基盤の危機を意味し、地域コミュニティの崩壊にも繋がる。
 盆踊りや文化祭等のイベントは環境変化に伴う見直しが検討されることなく1年任期の役員の前例主義の慣習のもとで踏襲されている。超高齢社会を迎え一過性の大型イベントでなく住民の誰もがいつでも集い合える交流の場というインフラこそが必要ではないか。
 地域コミュニティ脆弱化対策で市もテコ入れ策を講じている。多額の補助金を準備して小学校区ごとに常設共生型地域交流拠点づくりの推進である。当地区でも地区社協を中心にその取組みを着手した。本来コミュニティ再生は自治会の取組み課題でもあり、拠点会場選びの上でも自治会の支援は欠かせない。自宅で最後を迎えられる地域のインフラのひとつでもある。班長の理解と支援をお願いしたい」

姫路名古山の我が家の墓参2020年08月10日

 五日前に家内の実家の岡山半田山霊園の墓参りに出かけた。今日は私の実家の姫路名古山霊園の墓参である。2カ月前に父の祥月のお参りをしたばかりだった。
 9時20分頃に霊園に到着した。さすがにお盆前とあってあちこちの墓前に墓参者の姿を目にした。我が家の墓地周辺は2カ月前の墓参の清掃のままの姿が維持されていた。草一本生えていない。墓碑の洗浄を済ませ生花をお供えしてお参りをした。
 帰路、第二神明道路の明石サービスエリアに立ち寄った。第二神明は何度も通行しているがこのSAに立ち寄ったのは初めてだった。入ってみて驚いたのはSAが上り車線と下り車線で建物が繋がっていることだ。売店奥の短い通路を通るとすぐに同じような店舗が現われる。地図で確認してみると通常は高速道の左右に配置されるSAが、ここでは上り車線側に並んでいる。その分下り車線からの進入路は大きく迂回している。初めて訪れたSAでそんな発見があった。