不測の事態を乗り切る異業種交流会のパワー2009年02月11日

 第2火曜日の今日は夜6時半から異業種交流会の定例会の日である。第2水曜夕方の労働委員会定例総会が2月は祝日と重なったため1日繰上り今日になった。労働委員会終了後、委員控室で資料整理をしていたら異業種交流会の事務局のOさんからメールが入った。「今日の講師の大阪府副知事が急遽所用のため欠席となった。会員懇親会に切替えて開催したい」とのことだった。
 6時頃、地下鉄「西長堀」駅近くの会場に向った。最寄りの地下出口から僅か3分のところに会場の「酒房・一番亭」があった。1階の店内奥の階段で2階に上がる。二十畳以上もある広々とした部屋だった。六つの鉄板焼きテーブルには24人分の席が準備されている。奥のテーブルに代表幹事のKさんの顔が見えた。先日メールで「資本主義はなぜ自壊したのか(中谷巌著)」を紹介してもらった。半分ばかり読んだところだが、目から鱗の記述に圧倒された。Kさんに早速その旨お礼を述べた。読了後のブログでの書評にはきっと力が入ることだろう。
 6時半頃からメンバーたちが次々と姿を現わした。今日の講師の急な欠席が十分伝わっていない筈だ。大物講師のスピーチを楽しみに参加したメンバーの落胆を心配した。ビールと枝豆、フライドポテトでしばらくテーブルごとに懇談する。7時の開会前には事務局のOさんも間にあった。幹事メンバーで進め方を簡単に打合せて、Oさんの進行で開会となる。
 乾杯の後、今回の講師の紹介者である幹事のMさんから事情説明と次回以降の講師再依頼の経過が説明された。その後はしばらく自由な懇親の場となる。焼き上がった鉄板焼料理も次々に運ばれてくる。久々に顔を見せてもらったメンバーも多い。あちこちのテーブルで話が弾んでいるようだ。
 自由懇親の後は、参加者の近況報告となる。別名、異人種交流会の名に恥じないつわもの達の澱みないスピーチが続く。進行役の「1分程度で」というアナウンスはとっくに忘れ去られている。京都南座の歌舞伎鑑賞教室の案内があったり、「世界旅情報ステーション」からのセミナー紹介があったりとバラエティーに富んでいる。
 幹事のKさんの紹介で㈱独立リーグ大阪球団からの飛び入り参加があった。今年4月に開幕する関西独立リーグに所属する球団である。球団社長からの独立リーグと球団紹介、サポーターズクラブへの入会要請があった。関西独立リーグは、関西に球団フランチャイズを置くプロ野球リーグで、和歌山・大阪・神戸・明石の4地域で構成されている。第2シーズンからは滋賀と三重にも球団ができる予定だ。その後の懇親で、球団社長のお父さんは私の現役時代に関わりのあったグループ会社の知人だった。20数名の近況報告が終ったのは10時頃だった。
 講師の急な欠席でも、存在感のあるバックグランドを持つメンバーたちの前向きな姿勢で見事に乗り切ってしまった。この会の強みをあらためて噛みしめさせられた例会だった。

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