ふれあい喫茶で認知症行方不明の経過をアナウンス ― 2025年03月15日

知人の認知症の奥さんが行方不明になって三日後のお昼前に無事発見保護された。その日の午後の地区社協のふれあい喫茶に出かけた。
認知症の行方不明事例の格好のアナウンスの場だった。会場が30人ほどの来場者で埋まった頃を見はからって、アナウンスした。地区社協会長だけでなくキャラバンメイトという認知症サポーター養成講座講師の立場からも以下のようなコメントをした。
「住宅街の70代の認知症の女性が行方不明になったが、三日目の今日のお昼前に無事保護された。この嬉しい結果をもたらした要因をお話ししたい。ひとつは早くから地域の皆さんに認知症発症の発信をされていたこと。それが行方不明発症直後の地域の多彩な情報拡散と捜索支援に繋がった。またご家族が消息不明後の早い段階で110番通報されたこと。警察への通報は早ければ早いほど捜索活動の範囲が絞られ効果的だ。今ひとつはGPS機能の万全の備えが必要。今回は常用のGPS付きの靴でない靴着用で外出されたことが捜索を困難にした。認知症の方にGPS直用の徹底を期待するのは限界もある。靴だけでなくペンダント型のGPS等の複数準備も臨まれる。」
身近で発生直後の事例でもあり、来場者も熱心で前向きな視聴姿勢が有難かった。
認知症の行方不明事例の格好のアナウンスの場だった。会場が30人ほどの来場者で埋まった頃を見はからって、アナウンスした。地区社協会長だけでなくキャラバンメイトという認知症サポーター養成講座講師の立場からも以下のようなコメントをした。
「住宅街の70代の認知症の女性が行方不明になったが、三日目の今日のお昼前に無事保護された。この嬉しい結果をもたらした要因をお話ししたい。ひとつは早くから地域の皆さんに認知症発症の発信をされていたこと。それが行方不明発症直後の地域の多彩な情報拡散と捜索支援に繋がった。またご家族が消息不明後の早い段階で110番通報されたこと。警察への通報は早ければ早いほど捜索活動の範囲が絞られ効果的だ。今ひとつはGPS機能の万全の備えが必要。今回は常用のGPS付きの靴でない靴着用で外出されたことが捜索を困難にした。認知症の方にGPS直用の徹底を期待するのは限界もある。靴だけでなくペンダント型のGPS等の複数準備も臨まれる。」
身近で発生直後の事例でもあり、来場者も熱心で前向きな視聴姿勢が有難かった。
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