民家の興亡2026年05月24日

 早朝ウォーキングで在住する住宅街のご近所を歩いている。早朝のことなのでどこも寝静まっている。中には気がかりな家もある。
 あるお宅は、2年前まで担当していた民生委員の活動で何度も訪ねた家である。数年前に入院中だった奥さんが亡くなり、独り住まいだった旦那さんも間もなく入院されたようで見かけなくなった。時折り娘さんが来訪し家の周りの掃除をしたり庭の手入れをしたりする姿を見かけた。今は人気が全くなく完全な空き家になっている。
 そのお宅のすぐそばに更地化した区画に新たにお洒落なスエーデンハウスが完成し、赤ちゃん連れのファミリーが入居した。時折りベランダ前の庭に若いお母さんの姿を見かける。
 分譲開始後44年を経た住宅街である。私自身も転入して40年以上経つ。成熟した住宅街の民家の興亡を目にしながら自分自身の盛衰を実感するこの頃である。