亀山本徳寺の散策 ― 2026年10月07日

 姫路名古山の墓参帰りに立ち寄った精肉屋は、亀山本徳寺のすぐ近くにある。それは私のふるさとの実家の近くでもある。大量のコロッケの注文し待ちの家内に断って本徳寺を散策した。
 亀山御坊とも言われた本徳寺は浄土真宗本願寺派の別格別院である。両親ともに関りの深い寺院だったこともあり、幼い頃から私自身もよく訪ずれた思い出の場所だった。
 飾磨街道と本徳寺大門をつなぐ広い石畳の参道を辿って県の指定文化財である大門をくぐった。正面にはひと際巨大な本堂の威容が臨める。多くは江戸期の元禄年間に建築された伽藍であり、蓮如堂は国の登録文化財に、本堂、大広間、庫裡、経堂、大門は県の文化財に指定されている。
 すぐ左手の茶所は両親がお世話になったご夫婦の住いでもあった。経堂から蓮如堂を伝い、本堂前を通って大広間前を抜けると二層の白亜の太鼓楼が見える。小門をくぐった左手にはひと際立派な庫裡がある。大門前には境内を仕切る塗り塀で区切られた長い道路がある。
 大門前の参道に戻り、左右の寺院を確認しながら飾磨街道に戻った。精肉屋の駐車場にはコロッケを買い終えた家内が車内で待っていた。