NHKスペシャル「新ジャパニズム」 ― 2025年03月21日
かねてから注目していた番組”NHKスペシャル”がまたまた「新ジャポニズム」をテーマとした画期的なプロジェクトを立ち上げた。番組コメントは以下の通りである。
『いま、世界の人びとから日本のカルチャーに熱い視線が注がれ、19世紀後半の西洋芸術に大きな影響を与えたジャポニスムの再来、“新ジャポニズム”とも呼ぶべき状況が起きています。
かつてのジャポニスムは、欧米諸国の芸術家や富裕層を中心とした波及でしたが、新たな奔流はアジアやアフリカ、中南米など世界各地の幅広い層に達し、多様なジャンルや領域で多くの人びとを魅了しています。
NHKが放送100年を機に立ち上げた「新ジャポニズム」プロジェクトは、日本のポップカルチャーの礎を築いた蔦屋重三郎を主人公とする大河ドラマ「べらぼう」と連動し、ジャパニーズ・カルチャーの広がりと奥行きを、多彩な番組とイベントで発信します。』
何とも壮大なプロジェクトである。日本は今、”失われた30年”の只中にあって自信喪失の日々を過ごしている。そんな中で”新ジャポニズム”の想像を超える大きなうねりは日本に新たな限りない息吹をもたらしてくれる。マンガ、J-POP、日本食、デザインの四つの分野の新ジャポニズムを紹介した番組に釘付けになる。
順次、番組評をコメントしたい。
『いま、世界の人びとから日本のカルチャーに熱い視線が注がれ、19世紀後半の西洋芸術に大きな影響を与えたジャポニスムの再来、“新ジャポニズム”とも呼ぶべき状況が起きています。
かつてのジャポニスムは、欧米諸国の芸術家や富裕層を中心とした波及でしたが、新たな奔流はアジアやアフリカ、中南米など世界各地の幅広い層に達し、多様なジャンルや領域で多くの人びとを魅了しています。
NHKが放送100年を機に立ち上げた「新ジャポニズム」プロジェクトは、日本のポップカルチャーの礎を築いた蔦屋重三郎を主人公とする大河ドラマ「べらぼう」と連動し、ジャパニーズ・カルチャーの広がりと奥行きを、多彩な番組とイベントで発信します。』
何とも壮大なプロジェクトである。日本は今、”失われた30年”の只中にあって自信喪失の日々を過ごしている。そんな中で”新ジャポニズム”の想像を超える大きなうねりは日本に新たな限りない息吹をもたらしてくれる。マンガ、J-POP、日本食、デザインの四つの分野の新ジャポニズムを紹介した番組に釘付けになる。
順次、番組評をコメントしたい。
災害ボランティアコーディネーター講座に参加した ― 2025年03月20日

市社協の要請でダイハツ工業が実施する「災害ボランティアコーディネーター養成講座」のボランテイア役のお手伝いに地区社協の4名参加と一緒に参加した。
流通センターの一角にあるダイハツ工業西宮部品センターのクラブハウスが会場だった。12時半に会場に到着し3時頃までのボランティアコーディネートの訓練だった。
市社協が作成した災害時の災害ボランティアのコーディネートマニュアルに沿って応募のボランティアと被災者のニーズをうまくコーディネートすることがテーマである。
訓練は①ボランティアの受付➁保険加入の手続き③受付登録とリスト作成④マッチングテントでの被災者ニーズとボランティアのマッチング➄送り出しテントでマッチングの確認と活動現場への送り出し⑥活動現場でのボランティア活動⑦本部での活動報告と活動証明書の受領といった流れだった。
初めての災害ボランティアのコーディネート手順を模擬体験した。今まで関わったことのない体験は少なからず災害時のボランティのイメージを運んでくれた。
流通センターの一角にあるダイハツ工業西宮部品センターのクラブハウスが会場だった。12時半に会場に到着し3時頃までのボランティアコーディネートの訓練だった。
市社協が作成した災害時の災害ボランティアのコーディネートマニュアルに沿って応募のボランティアと被災者のニーズをうまくコーディネートすることがテーマである。
訓練は①ボランティアの受付➁保険加入の手続き③受付登録とリスト作成④マッチングテントでの被災者ニーズとボランティアのマッチング➄送り出しテントでマッチングの確認と活動現場への送り出し⑥活動現場でのボランティア活動⑦本部での活動報告と活動証明書の受領といった流れだった。
初めての災害ボランティアのコーディネート手順を模擬体験した。今まで関わったことのない体験は少なからず災害時のボランティのイメージを運んでくれた。
コーディネーター会と民生委員の久々の懇談会 ― 2025年03月19日

地区社協ボランティアセンターのコーディネーターと対象エリアの民生委員との懇談会が久々に開催された。数年前に開催されて以降、双方の行き違いもあって長く中断していた。今回は10名の対象者に声掛けし参加可能な方に個別の参加を要請した。
安心プラザの会場に顔を出して頂いたのは民生委員4人と主任児童委員の合わせて5名だった。コーディネーターは9名が参加した。
参加者の自己紹介を兼ねた近況報告の後、自由な意見交換となった。話題が集中したのは、主任児童委員から報告された「公立中学校の部活の地域移転」だった。子どもたちの放課後の貴重な機会がなくなることへの懸念や保護者の負担の大きさを危惧する声が相次いだ。民間のクラブや教室が希少な市北部の環境面の配慮のない行政への不信も指摘された。
この他ある民生委員からは市の「見守りホットライン」についておひとり住まいの高齢者にとって貴重で効果的な見守りシステムだと報告され、社協でも積極的に広報してほしいとの声もあった。民生委員の頃、私自身もその点を訴えていたので、我が意を得たりの意見に大いに共感した。
安心プラザの会場に顔を出して頂いたのは民生委員4人と主任児童委員の合わせて5名だった。コーディネーターは9名が参加した。
参加者の自己紹介を兼ねた近況報告の後、自由な意見交換となった。話題が集中したのは、主任児童委員から報告された「公立中学校の部活の地域移転」だった。子どもたちの放課後の貴重な機会がなくなることへの懸念や保護者の負担の大きさを危惧する声が相次いだ。民間のクラブや教室が希少な市北部の環境面の配慮のない行政への不信も指摘された。
この他ある民生委員からは市の「見守りホットライン」についておひとり住まいの高齢者にとって貴重で効果的な見守りシステムだと報告され、社協でも積極的に広報してほしいとの声もあった。民生委員の頃、私自身もその点を訴えていたので、我が意を得たりの意見に大いに共感した。
地元中学校の卒業式 ― 2025年03月18日
地元中学校の卒業式に出席した。9時半開始で11時閉会という90分ジャストのそつのない運営だった。これも参列の卒業生が140人前後という少子化の影響もある。式の中心で最も時間を要するのはひとりひとりへの卒業証書授与なのだから。確かコロナ禍前の卒業式は2時間近くかかったと記憶している。
式典のシンプルかも見逃せない。かつては20人以上の全員が紹介されていた来賓紹介は教育委員会、PTA会長、学校運営協議会委員長の3人に絞られた。保護者の花束贈呈も卒業生が退場する際に通路で渡される簡易な方式になった。
式典のもうひとつのメインはやはり卒業生主役の二曲の「卒業の歌」の合唱だった。驚いたのはその内の一曲「僕のこと」という歌の長さだった。57行の歌詞がプログラムに記載されている。その長い歌詞を卒業生たちが全員暗記して歌っていたのに驚かされた。
気なったのは学校行事の名称がいつの間にか堅苦しいものに代わっている点だ。卒業式は「卒業証書授与式」に、文化祭は「文化活動発表会」に変わっている。内容の正確な表現にこだわったと思われるが、その形式主義で親近感を遠ざける効果をもたらしている。
式典のシンプルかも見逃せない。かつては20人以上の全員が紹介されていた来賓紹介は教育委員会、PTA会長、学校運営協議会委員長の3人に絞られた。保護者の花束贈呈も卒業生が退場する際に通路で渡される簡易な方式になった。
式典のもうひとつのメインはやはり卒業生主役の二曲の「卒業の歌」の合唱だった。驚いたのはその内の一曲「僕のこと」という歌の長さだった。57行の歌詞がプログラムに記載されている。その長い歌詞を卒業生たちが全員暗記して歌っていたのに驚かされた。
気なったのは学校行事の名称がいつの間にか堅苦しいものに代わっている点だ。卒業式は「卒業証書授与式」に、文化祭は「文化活動発表会」に変わっている。内容の正確な表現にこだわったと思われるが、その形式主義で親近感を遠ざける効果をもたらしている。
家内の気遣いの健康食品 ― 2025年03月17日
塩野七生著「ローマ人の物語37」 ― 2025年03月16日

ローマ帝国の「最後の努力」を描いた上中下3巻の下巻37巻を読んだ。324年に帝国の内戦に勝ち抜いて唯一の権力者となったコンスタンティヌスの治世が描かれている。個人的な感想を述べれば「コンスタンティヌスによって古代ローマの共同体が消滅した」ということになる。
覇権を確立したコンスタンティヌス帝は、絶対専制君主として君臨するべく帝国全体の作り変えに着手する。覇権確立直後の324年には自らの名を冠した新都コンスタンティノポリス(ビザンチン帝国時代のコンスタンティノープルであり現在のイスタンブールである)の建設に着手する。首都ローマにひけをとらない内実と規模で進められた新都建設は、ローマがローマ人の都であったのに対し、その名の示すとおり皇帝コンスタンティヌスの都づくりだった。
コンスタンティヌスの施策の最も重大なものは一神教のキリスト教への肩入れである。皇帝資産のキリスト教会への寄贈であり、一神教のキリスト教にしかない聖職者の公職や軍務に就かない権利の承認である。それはそれまでの弱小宗教のひとつであったキリスト教を世界宗教に飛躍させる道を開くことになる。
紀元330年、新都コンスタンティノポリスの完成を祝う式典が挙行された。一神教のキリスト教ローマ帝国の首都でもあった。帝国再生を新たな政体、新たな首都、新たな宗教で成し遂げようとしたコンスタンティヌスの野望の具体化であった。
この巻を読み終えて痛感した。「古代ローマとは何だったのか」「中世とは何か」。時代を区分するものが単なる年数でないことは言うまでもない。「時代の本質や基盤の転換であり、文明の新たなステージへの移行」なのだろう。「ローマ人の物語」は、単なる歴史でない「文明の変遷」を伝えてくれる。そして読者に文明観を問いかける。
覇権を確立したコンスタンティヌス帝は、絶対専制君主として君臨するべく帝国全体の作り変えに着手する。覇権確立直後の324年には自らの名を冠した新都コンスタンティノポリス(ビザンチン帝国時代のコンスタンティノープルであり現在のイスタンブールである)の建設に着手する。首都ローマにひけをとらない内実と規模で進められた新都建設は、ローマがローマ人の都であったのに対し、その名の示すとおり皇帝コンスタンティヌスの都づくりだった。
コンスタンティヌスの施策の最も重大なものは一神教のキリスト教への肩入れである。皇帝資産のキリスト教会への寄贈であり、一神教のキリスト教にしかない聖職者の公職や軍務に就かない権利の承認である。それはそれまでの弱小宗教のひとつであったキリスト教を世界宗教に飛躍させる道を開くことになる。
紀元330年、新都コンスタンティノポリスの完成を祝う式典が挙行された。一神教のキリスト教ローマ帝国の首都でもあった。帝国再生を新たな政体、新たな首都、新たな宗教で成し遂げようとしたコンスタンティヌスの野望の具体化であった。
この巻を読み終えて痛感した。「古代ローマとは何だったのか」「中世とは何か」。時代を区分するものが単なる年数でないことは言うまでもない。「時代の本質や基盤の転換であり、文明の新たなステージへの移行」なのだろう。「ローマ人の物語」は、単なる歴史でない「文明の変遷」を伝えてくれる。そして読者に文明観を問いかける。
ふれあい喫茶で認知症行方不明の経過をアナウンス ― 2025年03月15日

知人の認知症の奥さんが行方不明になって三日後のお昼前に無事発見保護された。その日の午後の地区社協のふれあい喫茶に出かけた。
認知症の行方不明事例の格好のアナウンスの場だった。会場が30人ほどの来場者で埋まった頃を見はからって、アナウンスした。地区社協会長だけでなくキャラバンメイトという認知症サポーター養成講座講師の立場からも以下のようなコメントをした。
「住宅街の70代の認知症の女性が行方不明になったが、三日目の今日のお昼前に無事保護された。この嬉しい結果をもたらした要因をお話ししたい。ひとつは早くから地域の皆さんに認知症発症の発信をされていたこと。それが行方不明発症直後の地域の多彩な情報拡散と捜索支援に繋がった。またご家族が消息不明後の早い段階で110番通報されたこと。警察への通報は早ければ早いほど捜索活動の範囲が絞られ効果的だ。今ひとつはGPS機能の万全の備えが必要。今回は常用のGPS付きの靴でない靴着用で外出されたことが捜索を困難にした。認知症の方にGPS直用の徹底を期待するのは限界もある。靴だけでなくペンダント型のGPS等の複数準備も臨まれる。」
身近で発生直後の事例でもあり、来場者も熱心で前向きな視聴姿勢が有難かった。
認知症の行方不明事例の格好のアナウンスの場だった。会場が30人ほどの来場者で埋まった頃を見はからって、アナウンスした。地区社協会長だけでなくキャラバンメイトという認知症サポーター養成講座講師の立場からも以下のようなコメントをした。
「住宅街の70代の認知症の女性が行方不明になったが、三日目の今日のお昼前に無事保護された。この嬉しい結果をもたらした要因をお話ししたい。ひとつは早くから地域の皆さんに認知症発症の発信をされていたこと。それが行方不明発症直後の地域の多彩な情報拡散と捜索支援に繋がった。またご家族が消息不明後の早い段階で110番通報されたこと。警察への通報は早ければ早いほど捜索活動の範囲が絞られ効果的だ。今ひとつはGPS機能の万全の備えが必要。今回は常用のGPS付きの靴でない靴着用で外出されたことが捜索を困難にした。認知症の方にGPS直用の徹底を期待するのは限界もある。靴だけでなくペンダント型のGPS等の複数準備も臨まれる。」
身近で発生直後の事例でもあり、来場者も熱心で前向きな視聴姿勢が有難かった。
認知症高齢者の行方不明事案の教訓 ― 2025年03月14日
昨日のブログで認知症の高齢女性の行方不明事案の顛末を投稿した。記事を執筆しながら行方不明対応についての幾つかの教訓が得られた。
ひとつは所在確認が可能なGPS機能の携帯である。今回の事例では過去に同様の消息不明の外出もありGPS機能付きの靴を常用されていた。ところが今回は靴を間違えて外出されたことが所在確認を困難にした。認知症の方の特定の靴の着用徹底は覚束ない。GPS機能付きのグッズにはスマートウオッチやペンダントなどもある。複数のグッズ着用の備えも必要ではあるまいか。
当事者がいつの間にか外出してしまうということの備えも必要だ。今回はご主人からの情報で玄関ドアの開閉ブザーの設置という経験者ならではの情報を頂いた。
今ひとつは、消息不明が判明した段階での迅速な110番通報が欠かせない。今回はご主人がそうした心得があり迅速に通報されたことが、初動での警察の捜索が可能だった。発見されたのは警察署の異なる管区の場所だったが管区を超えた情報共有が迅速な救出と家族への連絡に繋がった。
更に認知症の方の行方不明事案では捜索範囲は想定以上の広さが求められる。今回の事例でも自宅と発見場所の道のりは10kmほどもある。70代半ばの女性がどうしてそんなに遠くまで行けたのかと思えるが、認知症の徘徊は例えば「ふるさとを目指してひたすら歩く」といった目的意識がある場合がある。
捜索活動の有効な対応も把握できた。スマホのグループラインが幅広く情報を共有する上でかなり効果がある。受信した方が別のグループラインに配信することでの拡散効果も期待できる。また情報共有面でのコンビニの役割も大きい。24時間営業のコンビニは認知症の方の夜間の立ち寄りの絶好の訪問目安となる。店側もコンビニのその機能を心得ているようで、情報提供要請をした2店舗のスタッフは驚くほど丁寧な対応だった。超高齢社会を迎えてコンビニのかけがえのないインフラ機能を思い知らされた。
ひとつは所在確認が可能なGPS機能の携帯である。今回の事例では過去に同様の消息不明の外出もありGPS機能付きの靴を常用されていた。ところが今回は靴を間違えて外出されたことが所在確認を困難にした。認知症の方の特定の靴の着用徹底は覚束ない。GPS機能付きのグッズにはスマートウオッチやペンダントなどもある。複数のグッズ着用の備えも必要ではあるまいか。
当事者がいつの間にか外出してしまうということの備えも必要だ。今回はご主人からの情報で玄関ドアの開閉ブザーの設置という経験者ならではの情報を頂いた。
今ひとつは、消息不明が判明した段階での迅速な110番通報が欠かせない。今回はご主人がそうした心得があり迅速に通報されたことが、初動での警察の捜索が可能だった。発見されたのは警察署の異なる管区の場所だったが管区を超えた情報共有が迅速な救出と家族への連絡に繋がった。
更に認知症の方の行方不明事案では捜索範囲は想定以上の広さが求められる。今回の事例でも自宅と発見場所の道のりは10kmほどもある。70代半ばの女性がどうしてそんなに遠くまで行けたのかと思えるが、認知症の徘徊は例えば「ふるさとを目指してひたすら歩く」といった目的意識がある場合がある。
捜索活動の有効な対応も把握できた。スマホのグループラインが幅広く情報を共有する上でかなり効果がある。受信した方が別のグループラインに配信することでの拡散効果も期待できる。また情報共有面でのコンビニの役割も大きい。24時間営業のコンビニは認知症の方の夜間の立ち寄りの絶好の訪問目安となる。店側もコンビニのその機能を心得ているようで、情報提供要請をした2店舗のスタッフは驚くほど丁寧な対応だった。超高齢社会を迎えてコンビニのかけがえのないインフラ機能を思い知らされた。
行方不明の認知症高齢女性が無事保護された ― 2025年03月13日
住宅街の認知症の高齢女性の行方不明情報を入手した。消息不明後の翌日夕刻に家族からの要請で自治会のネットワークメールで
第一報が配信された。「当事者の住所、氏名、年齢、見かけた際の連絡先」が記載されていた。追加情報で「本人顔写真、行方不明時の服装、名前や住所の応答が叶わない認知症状」も配信された。
ご主人は地区社協のボランティアコーディネーターであり、休会中ながらオヤジ会のメンバーでもある。情報入手の直後にご主人に連絡し詳細情報をお聞きした。警察へは110番通報し初動の捜索体制が取られたこと、常用のGPS機能の付いた靴でなくサイズの大きい息子さんの靴での外出だったことなどの情報が得られた。
自治会情報を得てコーディネーターを中心に関係者が様々なネットワークで情報提供の呼掛けを配信した。私も社協役員とオヤジ会のグルーラインと山口地区民児協会長とのラインで服装情報と顔写真を配信した。
その翌朝のウオーキングでは捜索エリアの盲点と思われた住宅街北側の介護施設まで足を伸ばした。また国道176号線沿いのローソンとセブンイレブンのコンビニを訪ねてスタッフに情報を打診するとともに顔写真と服装情報をスマホに納めてもらいスタッフで共有してもらうようお願いした。この間、スマホのラインでは多くの知人たちの対応情報が飛びかい、スマホ全盛のネット社会のプラス面の威力を実感した。
不明後の寒さと雨模様でご本人の健康が気遣われた中、三日目を迎えた。吉報がもたらされたのはその日の午前11時半頃のご主人からの携帯連絡だった。山口町の北の隣町・道場町の田圃の畦道でうずくまっているご本人が地元の方に発見された。すぐに110番通報され救急車で済生会病院に運ばれた。低体温症の心配もあり各種検査が行われ終了後にご主人が本人確認できたとのこと。消息不明から40時間ほど経過後の無事な姿での保護だった。その夜はご主人付き添いで入院され、翌日には点滴治療等で順調に体調回復がみられるとのメールが届いた。
我が町の身近な人の認知症高齢者の行方不明の事例が様々な教訓をもたらした。キャラバンメイト(認知症サポーター養成講座講師)の立場からも整理し、今後の講座に生かしたい。
第一報が配信された。「当事者の住所、氏名、年齢、見かけた際の連絡先」が記載されていた。追加情報で「本人顔写真、行方不明時の服装、名前や住所の応答が叶わない認知症状」も配信された。
ご主人は地区社協のボランティアコーディネーターであり、休会中ながらオヤジ会のメンバーでもある。情報入手の直後にご主人に連絡し詳細情報をお聞きした。警察へは110番通報し初動の捜索体制が取られたこと、常用のGPS機能の付いた靴でなくサイズの大きい息子さんの靴での外出だったことなどの情報が得られた。
自治会情報を得てコーディネーターを中心に関係者が様々なネットワークで情報提供の呼掛けを配信した。私も社協役員とオヤジ会のグルーラインと山口地区民児協会長とのラインで服装情報と顔写真を配信した。
その翌朝のウオーキングでは捜索エリアの盲点と思われた住宅街北側の介護施設まで足を伸ばした。また国道176号線沿いのローソンとセブンイレブンのコンビニを訪ねてスタッフに情報を打診するとともに顔写真と服装情報をスマホに納めてもらいスタッフで共有してもらうようお願いした。この間、スマホのラインでは多くの知人たちの対応情報が飛びかい、スマホ全盛のネット社会のプラス面の威力を実感した。
不明後の寒さと雨模様でご本人の健康が気遣われた中、三日目を迎えた。吉報がもたらされたのはその日の午前11時半頃のご主人からの携帯連絡だった。山口町の北の隣町・道場町の田圃の畦道でうずくまっているご本人が地元の方に発見された。すぐに110番通報され救急車で済生会病院に運ばれた。低体温症の心配もあり各種検査が行われ終了後にご主人が本人確認できたとのこと。消息不明から40時間ほど経過後の無事な姿での保護だった。その夜はご主人付き添いで入院され、翌日には点滴治療等で順調に体調回復がみられるとのメールが届いた。
我が町の身近な人の認知症高齢者の行方不明の事例が様々な教訓をもたらした。キャラバンメイト(認知症サポーター養成講座講師)の立場からも整理し、今後の講座に生かしたい。
めしや食堂のカット・ステーキ ― 2025年03月12日

毎朝のウオーキングコースの一角に”めしや食堂”がある。店の周囲には季節のメニューをアピールするのぼりが何本も立っている。
先日から気になるのぼりが立っていた。食欲がそそられる写真の付いた”カットステーキ790円”ののぼりである。大衆食堂がコンセプトの店には珍しい高級感のあるメニューだった。これを目当ての昼食に家内を誘ってお店を訪ねた。
案内ブザーの知らせで注文品を受取った。アツアツの鉄板にもやしと青ネギを添えられたカットステーキが湯気を立ている。小ライスと一緒に早速食べてみる。味はまずまずだがお肉が固めである。リーズナブルな価格なりのまずまずの満足感のあるメニューだった。
収穫ははばタンPayが使えることが分かったことだ。レジ前ではばタンPay読取りのQRコードを目にした。使えないと思っていただけに有難かった。2.5万円のポイントがようやく半分ほど消化できた。
先日から気になるのぼりが立っていた。食欲がそそられる写真の付いた”カットステーキ790円”ののぼりである。大衆食堂がコンセプトの店には珍しい高級感のあるメニューだった。これを目当ての昼食に家内を誘ってお店を訪ねた。
案内ブザーの知らせで注文品を受取った。アツアツの鉄板にもやしと青ネギを添えられたカットステーキが湯気を立ている。小ライスと一緒に早速食べてみる。味はまずまずだがお肉が固めである。リーズナブルな価格なりのまずまずの満足感のあるメニューだった。
収穫ははばタンPayが使えることが分かったことだ。レジ前ではばタンPay読取りのQRコードを目にした。使えないと思っていただけに有難かった。2.5万円のポイントがようやく半分ほど消化できた。
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