初めての鍼灸治療2026年09月10日

 午後4時半の予約時間通りに鍼灸師さんの往診があった。我が家のリビングで初めての鍼灸治療が始まった。
 お灸治療も必要によって行われるようだが基本は針治療のようだ。3回に分けて針治療が行われた。両腕の肘と両足の甲に最初に行われ、その後、両手の小指下の側面に行われ、最後に背中の左甲の下に行われた。不安だった痛みは殆どない。軽いチクリという感覚がある程度だった。
 治療中に様々な心得や体調の様子が告げられた。前回に伝えきれていなかった私の「病歴」を整理した書類を見て「これほど詳細な報告は初めて」と驚かれた。併せてこの病歴からもストレスを貯め込む体質の影響が様々な症状を招いていると指摘された。更に前回注文していた「よく噛む食事」の励行を重ねて指導された。
 1時間余りの初めての針治療が無事終わってホッとした。

市の空き家対策パンフ2026年09月09日

 先日、別件で山口支所に出かけた。待合室の棚に興味深い市のパンフがあったので持帰った。
 「親と家と私の物語」と題されたパンフは「空き家にしないための」というサブタイトルの通り、親から相続した実家を空き家にしないための方策をイラストでわかりやすく説明したものだ。
 「親の健在な時の生前整理やエンディングノート」「空き家になった実家の適正管理」「相続を争族にしない」「遺品整理の在り方」「空き家処分の選択肢」「空き家問題解決の窓口」等々。
 実家を引き継いだ子供の立場の解説であるが、引き渡す親側にも充分通じる解説だった。むしろ引き継がれる子の気持ちを斟酌する上で親に向けた解説と言ってよい。
 面白い解説を読了した。

ウエアラブルPC2026年09月08日

 アップルウオッチを使い始めて半月余りが過ぎた。あらためてその機能のレベルの高さに驚かされた。
 初期設定から始まって準備されている機能を順次追加設定していった。特に文字盤のカスタマイズで4っつのアプリをアナログ時計の四隅に表示できたのは大きかった。そのひとつはPayPayアプリで、コンビニやスーパーでの買物がスマホがなくてもウオッチのバーコードをかざすことで決済できる。
 アイフォン備付けアプリのヘルスケアの機能の追加もありがたかった。従来のウオッチでは殆んど使用していなかったが、アップルウオッチではアクティビティ(歩行、エクササイズ、スタンド)、バイタル(心拍数、呼吸数/分、睡眠(スコア、状況別睡眠、就寝時間、呼吸数、心拍数等が1日、週間、月間、6カ月毎に表示される)。健康管理の詳細なデータが得られる。
 携帯電話をガラケイからスマホに変えた時にスマホはもはやPCだと驚かされた。今回もアップルウオッチに代えてこのスマートウオッチはもはやスマホだと思った。こうした流れは小型化、先進機能化技術の進展に伴ってウエアラブル(身につける)PCと言われている。次の段階はAIを駆使した眼鏡型デバイス(ARグラス)と言われている。

鍼灸治療に向けて病歴を整理した2026年09月07日

 先日、かかりつけ医にパーキンソン病の経過報告中に鍼灸治療の提案があり鍼灸師さんを紹介された。鍼灸師さんが来訪し、治療に当たっての問診があり、詳細な病歴が訊かれた。病歴を通じて患者の特性や体質を把握し治療方針を判断されるようだ。思い出しながら可能な限り伝えたものの正確さに欠けると思った。
 これまでも様々な病状で検査や診療を受けた際にも病歴が訊ていた。今後も病歴が問われる機会が増えそうだ。この際、病歴だけでなく、医療機関、処方薬等の関連情報を含めて時系列に整理することにした。併せて両親や、弟や長男の死亡事由、家内の主な病歴も追加した。
 喫煙と禁煙、十二指腸潰瘍手術、悪性黒色腫手術、高血圧・高血糖の処方、睡眠障害、前立腺肥大症、白内障手術、帯状疱疹、入歯挿入、手根管症候群、筋肉の衰えの症状、パーキンソン病の疑い等を整理した。A4縦書き1頁の病歴リストをエクセルでまとめた。

知人の同人誌系文学賞の受賞作品2026年09月06日

 前回のちょい呑みオヤジ会で、ある参加者の近況報告に注目した。彼の知人で同じ同人誌に参加している女性がある文学賞に入選したとのこと。彼女は同じ住宅街に在住する私とも共通の知人である。
 その情報を得て彼女に連絡し入選作品を読むことはできないかとメールしたところ、次のような返信があった。「昨年発行の同人誌掲載の作品でエルマール文学賞の島京子特別賞を受賞。掲載の同人誌の予備があるのでお届けする」とのこと。その同人誌が届けられ、早速拝読した。以下、感想をコメントした。ちなみにエルマール文学賞は、「近畿圏で発行された同人雑誌に掲載された散文作品」を対象とする地方文学賞とのこと。

 昨年5月発行の同人誌「AMAZON」に掲載された『拾った子』と題された作品を読了した。原稿用紙45枚ほどの作品でSF的な色彩の不思議な小説だった。

【要約】海辺に住んでいた主人公が波打ち際の散歩道で”その子”に出合い、自宅に連れ帰る。一緒に暮らすようになり、自分にないものがあるその子との楽しい生活を過ごす。ある時その子を拾った海辺に一緒に出かける。その子は沖に向かってどんどん泳ぎだす。どこかで拾った銛で大きな魚を刺してむさぼり喰いだす。ふと見るとその子の下半身は人魚に変身している。変身したその子が恐ろしい力で私の頭を海中に押し込む。突然二人の前に巨大な生き物が現れ大きな口の中に吸い込まれ命を絶たれる。巨大な生物から復活した私はその子を待ったが、何年待っても出合うことはない。その時一つの光が現れ、岩となった私をすっぽりと照らした。その子は私を救うために魔物の姿となって私の前に現れた無垢なる美しき光だった。

 作者の創作意図は私の理解を超える難解なものだった。物語の展開の流れも把握不能で、登場人物の名前もなく実像が徹底して抽象化されている。絵画で言えば写実画の対極にある抽象画のように思えた。作者は画家でもある。あるいは徹底した抽象画の世界を文学で表現しようという意図なのか。とはいえピカソの抽象画を観て分からないままにそのインパクトを感じさせられたような印象の作品だった。知人女性のこれほどの衝撃的な物語を紡ぎだす力量に圧倒された。

北方謙三編著「盡忠報国(読本)」➁やつら2026年09月05日

 読本の書評第2部は作者北方謙三が大水滸伝の登場人物たちと紙面上で邂逅するエッセイ「やつら」がテーマである。
 林冲から始まって18人の人物たちと作者が架空の出会いで会話を交わす。作者のそれぞれの人物に対する想いと登場人物に沿った意向がやりとりされている。
 ただ登場人物の殆どは「水滸伝」「楊令伝」の登場人物で、岳飛伝から読み始めた私には馴染みがなく読みごたえがないものだった。

北方謙三編著「盡忠報国(読本)」➀岳飛伝クロニクル2026年09月04日

 岳飛伝読本「盡忠報告」を読んだ。北方大水滸伝全51巻の『替天行道』、『吹毛剣』に続く、シリーズ3冊目の読本である。
 登場人物たちと北方謙三が邂逅する掌編「やつら」や、小説すばる連載時に毎回書き連ねられたオリジナルの漢詩、著名人たちとの熱い対談や、編集者からの手紙、いのうえさきこ氏による漫画「圧縮大水滸伝」等も収録した内容てんこ盛りの読物だった。分野ごとの感想を記したい。
 巻頭には「岳飛伝クロニクル」として作者へのインタビューや関係者との対談等が多面的に紹介されている。通常「年代記」と訳されるクロニクルだがむしろ「岳飛伝物語」という性格である。
 インタビューでは作者の想いや裏話が興味深い。作者の『水滸伝』が「宋を倒す革命の物語」、『楊令伝』が「国家を建設する物語」、『岳飛伝』が「登場人物たちの人生の物語」という端的な紹介が興味深い。日本の南北朝時代を舞台にスタートした作者の歴史小説執筆が、角川春樹氏の助言で史実等の制約のない「三国志」という中国の歴史小説にシフトするという裏話も紹介される。
 対談では漫画「キングダム」の作者・原泰久氏との対談がインパクトがあった。同じ執筆家どうしの対談ということで作家の執筆の苦悩や編集者との攻防などのリアリティのある話題が飛びかった。北方謙三の生い立ちや父親との葛藤も面白かった。

パーキンソン病対応の鍼灸治療の申込み2026年09月03日

 一週間前に定期診断でかかりつけ医院を訪ねた。紹介してもらったパーキンソン病の専門医の診察経過を報告する中で、鍼灸治療を紹介された。私と同じ住宅街在住の往診型の鍼灸師さんである。その場で電話をしてもらい私から別途連絡する旨伝えてもらった。翌日、鍼灸師さんに連絡をし、昨日の事前説明のための来訪となった。
 来訪された鍼灸師さんと家内も同席して1時間半ばかり問診を兼ねた懇談をした。中心テーマは私の病歴の確認だった。十二指腸潰瘍、バネ指、皮膚癌、高血圧、糖尿病、前立腺肥大症、白内障、手根管症候群、歩行障害(速度・歩幅)、パーキンソン病、睡眠障害、発声障害等々。双子の弟の脳梗塞やパーキンソン病発症も伝えた。病歴を聞いて私の几帳面さや生真面目さの性格を指摘されストレスを貯めやすく脳梗塞や胃癌の懸念もあると伝えられた。
 私からも鍼灸治療の本質や針治療の痛さ等の実情を訊ねた。自然治癒力を重視し、治癒力を抑制している要因を除去するという東洋医学の治療特性を教えられた。針治療については極細の針の現物を見せてもらい、これまで患者から痛さを訴えられた記憶がないと説明された。
 週一回の往診治療が基本で訪問先のキャパが限られ、唯一空いている水曜16時半の往診をお願いすることになった。保険適用のためかかりつけ医の鍼灸治療の同意書が必要とのことだった。
 鍼灸師さんとの懇談の後、かかりつけ医を訪ねて同意書を貰った。一週間後にいよいよ人生で初めての鍼灸治療が待っている。

散歩道の楽し気な男性二人組2026年09月02日

 毎朝のウオーキングでは時に印象的な人物と出合うこともある。時間帯が重なると時々出くわす男性二人組がいる。
 二人とも50代に見える同じようなタイプである。ひとりはスキンヘッド(禿げ?)でもうひとりは短髪である。いつも横並びに歩きながら絶え間なくおしゃべりしている。今日の二人は黒い上下のシャツと短パン姿でペアルックかと思った。
 私の感覚からはおよそ理解を超えた行動パターンである。同年代の同性と待合わせして一緒に散歩すること自体が想定外である。ましてやひっきりなしにおしゃべりを続けるなどは想像を絶する。
 ただお二人の様子はいつも楽しげである。早朝の二人一緒の散歩はかけがえのないものなのだろう。

実り前の稲田の癒しの風景2026年09月01日

 早朝ウォーキングで久々に稲田の風景が見たくなった。猛暑で直射日光の多い有馬川土手道をしばらく避けていた。
 中国道の高架下を抜けた土手道の左手には稲田が拡がっている。土手道東側に続くさくら並木の合間から見える稲田の黄色と黄緑の美しいベルトを目にした。
 名来神社を折り返して土手道を進んだ時、昇ったばかりの陽光が稲田に降り注いでいた。逆光に照らされたベルトが陰影を濃くして稲穂の姿を見せていた。
 実りの前の稲田の美しい光景に癒された。