散歩コースの絵になる光景2011年08月28日

 日曜の朝、いつもより遅めの目覚めで6時半頃のウォーキングの出発となった。休日とて今日一日予定は何もない。世界陸上、北海道マラソン、ゴルフ男女の決勝ラウンドと観たいスポーツ番組が目白押し。テレビ観戦で一日リビングに座りっぱなしになりそうだ。朝のウォーキングで歩数を稼いでおかねばならない。
 1万歩コースの隣町の稲荷神社往復コースを選択した。有馬川沿いの竹藪を抜けた先の田圃の畦道に着いた。昨晩のゲリラ豪雨の名残りの朝露が狭い畔の両側の野草をキラキラと光らせていた。畔道を妨げるように小さな蜘蛛があちこちで巣を張っていた。露を含んだ巣の真ん中に陣取った蜘蛛が、突然の侵入者に巣を崩されてあたふたしていた。
 稲荷神社を折り返して稲田の真ん中を走る農道にやってきた。前方の農道でシラサギが群れていた。水田に群がるシラサギは見かけたが農道上の談合は珍しい。人間の姿に敏感すぎるシラサギは、あっという間に一斉に飛び立った。群れをなして水平に飛翔するその美しい姿を見送った。
 久々に選択した散歩コースで絵になる二つの光景を目撃した。