認知症徘徊者の行方不明時の手配チラシ2022年05月09日

 山口町内で発生した認知症の方の行方不明事件が地域に衝撃をもたらした。様々な場面でそうした場合の対応についての対応が問われた。地区社協でも執行委員会や役員会でテーマとなり、真剣な意見交換があった。
 民生委員であり、地区社協会長でもあることに加えて、この1月には認知症サポーター養成講座の講師資格を取得しキャラバンメイトとなった。そんな立場から積極的に対応手順について提案し多くの意見を頂いた。
 そんな中で気になったのは、誰もが関心を寄せ積極的な対応を求める点では異存はないのだが、捜索に当たって幅広い支援を要するこの取り組みの実務的なコーデネーターを誰が担うかという点だった。
 真っ先に必要になるのは、行方不明者の情報をまとめたチラシである。認知症家族は多くの場合高齢者であり、端的な情報を記載したチラシ作成は困難である。民生委員か高齢者あんしん窓口(地域包括)が担うほかない。ただ民生委員については対応の市政やスキルにバラツキが想定される。結局のところセンターに常在し機器の環境も整ったあんしん窓口に汗をかいてもらうしかない。
 ちなみに行方不明時の手配チラシのサンプルを作成してみた。