住宅街の今昔物語発信の自治会との打合せ ― 2026年07月11日

 在住住宅街の開発前と開発後の姿を住民に発信することを自治会の担当副会長と打合せた。
 きっかけは今期の総会で会員から「自治会は住宅街についての歩み等の情報を積極的に発信すべきではないか」という発言があったことだ。自治会退会の抑制策としても住んでる街がどんな街なのかを伝えることが求められるという趣旨だった。
 私の出番だと思った。郷土史研究家として開発前の住宅街の史跡や伝承をまとめていた。地区社協会長として30年誌発行に当って住宅街の歩みの年表も作成していた。総会の発言に対し資料提供に応じたい旨の発言をした。
 そんな経過を踏まえた自治会副会長との打合せだった。8月22日の自治会の夏フェス(盆踊り)の自治会ブースで参加者に「住宅街の歴史」のチラシを配布したいので作成の協力をしてほしいとの要請だった。全く異論はなく私の方でワン頁のタタキ案を提案する旨約束した。

ご近所の60代男性の突然死の情報 ― 2026年07月12日

 夕方、散歩から帰ってきた家内が、顔を合わせるなりしゃべりかけた。「ご近所の○○さんとこの旦那さんが亡くなったんやて」。そのお宅の奥さんとの立話し直後の次のような話題を堰を切ったように聞かされた。
 60代半ばの男性で、私も時々朝の散歩で見かけて挨拶を交わしていた方だ。前日の就寝時まで元気だったようだ。膝の支障で1階で寝ていた奥さんが翌朝2階の寝室でご主人の死を知った。救急車と警察の検死の結果は、突然死のお決まりの病名の「心不全」とのこと。
 定年後の嘱託勤務を終えてようやく完全なリタイヤ人生を迎えたばかりだったようだ。好きな畑仕事をこれから本格的にやれると意気込んでいたという。さぞ無念だったことだろうが、突然死であればそんな無念さも無縁だったかもしれない。
 奥さんの悲嘆を聞いて家内も他人事ではないと思ったようだ。今のところ同じ寝室で寝起きしているが、深夜に目覚めた私は時にひとりで1階リビングに降りて二度寝することもある。そんな時に突然の心身不全を発症した時は手遅れになるのではないかと心配する。
 お互いさまではあるが、起こりうる可能性は私の方が高いのも現実である。身につまされる話題に考えさせられた。

市社協関係者と懇親した ― 2026年07月13日

 地区社協会長を退任後の先日、市社協の3人の方に慰労を兼ねた懇親会を開催して頂いた。お忙しい現役の皆さんとの懇親会である。やまなみバスで出かけて、夕方5時半から市役所周辺の和食のお店で合流した。
 地区社協活動のあり方、ちょい呑みオヤジ会と志縁組織、市社協の課題、障害者福祉のあり方等、2時間半ばかりを多岐にわたって懇談した。居心地の良い呑み会に生ビールのグラスもかなり重ねた。
 帰路のやまなみバスは1時間に1本の本数である。何とか8時過ぎのバスに乗車できた。
 帰路のバス車内での重ねたビールの副作用を恐れて懇親会中の排尿には留意していた。ところが乗車後行程の半分を過ぎた頃に恐れていた事態に遭遇し狼狽した。前立腺肥大症の持病がもたらす頻尿はただものではない。以後は読みかけの文庫本どころではない。尿意との格闘にひたすら耐え続けた。下車予定のバス停に到着した。
 脱兎の如く下車してバス停付近の公園のトイレに駆け込んだ。辛うじて「セーフ!」。

26歳の時に初めての論文コンテストで入選 ― 2026年07月14日

 たっぷりある時間を文芸コンテストの応募に費やしている。ふと思い起こすとコンテスト応募は50数年前にも経験があった。流通業に就職して3年目の年に業界各社で広く募集されていた東レサークル論文コンテストに応募した。テーマのひとつは「コンシューマリズムを小売業の立場からどう考えるか」という私好みのものだった。
 流通業を選択した動機のひとつに当時の「流通革命」という潮流があった。テーマは流通革命という私自身の原点を問い直す上での格好のものだった。
 結果的に三席に入選し、私の著作も「入選論文集」と題した冊子に掲載された。私の文章が初めて冊子化され幅広い読者に読んでもらえる機会となった。
 私の論文の講評者は「流通革命論」の提唱者だった林周二東大教授で「本論の基本主張には、私自身原則として賛成である。課題を今日の経済社会の基本的な仕組みにおいて捉えようとする姿勢も良い」という有難いコメントが掲載された。

2カ月前に設置したエアコンの本格稼働 ― 2026年07月15日

 2カ月程前に15年ほど使用していたリビングのエアコンの入替工事を済ませた。酷暑対策とエアコン2027年問題の対応だった。
 今月9日頃から30度超えの猛暑が襲ってきた。いよいよ新たに設置したエアコンの出番がやってきた。我が家の18畳ものLDKに設置した20畳タイプのエアコンが稼働した。さすがに強力パワーだった。27度設定ではしばらくすると寒さを感じるほどになった。29度設定にしてようやく身体に馴染む冷気になった。
 ひとまず今後の酷暑には対応できそうだ。冬場の寒さの対応が楽しみだ。

NHKあさイチ「がんゲノム医療」 ― 2026年07月16日

 家内が欠かさず観ているNHKの朝の情報番組「あさイチ」がある。いやでも目に入る番組だが、たまに興味深いものがある。先日の「“がん”の新常識 いま知っておきたい予防と治療の最新情報」は興味深かった。タレントで乳癌経験者の梅宮アンナをゲストに迎えて癌の先進医療「がんゲノム医療」を紹介した番組だった。
 『がんゲノム医療とは、がん細胞の遺伝子(ゲノム)を網羅的に調べ、その“変化の種類”に合わせて最適な治療を選ぶ、最新の個別化医療です。従来の「がんの種類(肺・胃・乳など)ごとの治療」から一歩進み、遺伝子の異常そのものを標的にする治療へと発展した点が最大の特徴です。がんゲノム医療の中核となるのが「分子標的薬」です」。
 個人的にも20年前に皮膚癌を発症した。長男も6年前に直腸癌を発症し2年前に亡くなった。番組を観ながらそれぞれの発症がもっと遅ければこのがんゲノム医療を受けられていたのだろうと思った。製薬会社のMRだった長男は癌治療薬の担当だった。分子標的薬にも精通していたことだろう。

北方健三著「岳飛伝十二(飄風の章)」 ― 2026年07月17日

 梁山泊水軍の指揮者・李俊は梁山泊交易船を襲っていた南宋水軍一翼の韓世忠を追い詰め打ち倒す。
 金国内も皇太子・海陵王が禁軍2万を率いて会寧府に至る。その直後に帝が急逝する。急遽会寧府に向かった金国軍総帥兀朮は海陵王の即位を烏禄が太子に冊立することで容認する。禁軍2万は燕京に追い返す。
 南方では辛晃の南宋軍が奇策・霞作戦で秦容・岳飛軍に挑むが、高山兵を遣った岳飛に拠点の景曨を奪われ、梁岳道に進行するが、秦容・岳飛軍に阻まれ敗走する。
 南宋では秦檜の南進政策が着実に進捗する。メコン河に近い雷州を拠点に広大なエリアで桑畑、養蚕、生糸生産、機織の産業化を進めている。雷州にはその集積地として百棟の倉の建設を命じる。

猛暑の朝のおばあちゃんの散歩風景 ― 2026年07月18日

 寝坊していつもよりスタートが遅れた早朝ウーキングだった。散歩道には日の出を過ぎた強い陽光が照り付けていた。住宅街を抜けて高台の東の農道を歩いていた。高台が日差しを遮る快適な影を作っていた。
 反対方向からやってくるおばあちゃんの姿が目に入った。買い物カートを両手で押しながらよちよちと向かってくる。影に入ったところで立ち止まり帽子を脱いだ。カートの荷物入れの蓋を開け帽子を収納した。真っ白な髪の毛が目についた。カートの荷物入れは椅子を兼ねている。荷物入れに座ったおばあちゃんが散歩を中断して一息入れている。
 猛暑の朝のおばあちゃんの日課とも思える頑なな散歩風景が印象的だった。

作家・北方謙三の存在感 ― 2026年07月19日

 北方謙三氏の「岳飛伝全17巻」を読み始めて4カ月が経ち、13巻目を読んでいる。旅行中の車中でも読みふけるほどすっかり嵌っている。それほど面白くて魅力的な作品である。
 12巻の巻末の「解説」に水滸伝、楊令伝、岳飛伝の全51巻の解説が掲載されていた。本来はこの順番に読むのがベターだったと悔やんだが後の祭りだった。既に水滸伝全19巻はネット注文済である。
 北方健三著作の作品は6年前にも6作品を読みふけった。「楠木正成」等の北方太平記と称される南北朝時代を舞台としたシリーズだった。水滸伝シリーズは余りにも大作なのでその時は手を出さなかった。地域活動を卒業し、たっぷりある時間を活かせるようになった。ようやく念願の長編を読み始めた。
 あらためて北方謙三という作家の存在感に圧倒された。1947年生まれの団塊世代である。私より少し若年だが同世代と言ってよい。白い口髭、顎髭を蓄えた薄めの頭髪の風貌は私と共通するものがあり親近感を覚える。学生運動の経験等も含めて思想的にも共感できるスタンスのようだ。
 1970年に作家デビューし50年以上に渡って精力的に著作を続けている。ハードボイルド小説と歴史小説が二本柱で、歴史小説は日本の南北朝時代を舞台としたものと三国志、水滸伝等の中国史がある。
 独自の歴史観をベースにした壮大な構想力と多彩な人物の緻密な描写がたまらない魅力で展開される。ひとりの作家のこれほど圧倒的な創作力に圧倒されるほかはない。

有馬郡物語➀ ― 2026年07月20日

 ちょい呑みオヤジ会で何かと「有馬郡」が話題になることある。そこで次回オヤジ会の冒頭報告で次のような骨格で「有馬郡物語」を開設することにした。
 ・有馬郡の地理的要因の成り立ち
 ・集権化による人為的な分散化
 ・明治維新の行政区としての群成立と戦後の町村合併による解体
 ・有馬郡の解体の余波
 有馬郡については山口公民館講座の「山口風土記探訪講座・有馬郡物語」を25年前に開講した。その時に作成した詳細なパワーポイントデータがある。折に触れてブログ記事でコメントしたい。