名ばかり管理職 ― 2008年05月21日
昨日のTVニュース番組や今朝の朝刊で「マクドナルド店長への残業代支払い」の報道が相次いだ。マクドナルド店長の勇気ある告発が「名ばかり管理職」という新たな労働問題の実態を明らかにした。今年1月にこの訴訟の東京地裁判決が出された。約750万円の残業代支払いを命じる内容だった。会社側は控訴中ながら、今回の発表がこの判決を受けた対応であることは疑いない。
先日の労働委員会の近畿ブロック会議でもらった資料に、マクドナルド裁判の原告店長である高野氏の寄稿文があった。中途採用から店長に昇進する過程で培われた高いモチベーションと、競合店出店に伴う利益予算未達後の奮闘と挫折、崩壊寸前の家庭生活、過労による傷病発症と追いつめられた精神状況が赤裸々に語られている。その果てに上司の「長時間残業の問題は本人の能力の問題」との発言に何かがはじけたと告発に踏み切る心情が綴られる。その後の管理職ユニオンへの加盟と脱退を強要する会社側の動きや団体交渉の経過は、労働委員会労働者委員の私にとっても身につまされる有益な事例報告だった。
今朝の早朝、ウォーキングの途中でいつものようにマクドナルドに立ち寄った。オーダーを受けたのは見るからに応援者らしき20代後半の男性だった。彼のてきぱきした応対と笑顔に釣られて声をかけた。「名ばかり管理職の残業問題でえらい話題になってるネ。社内の反応はどう?」「今度の会議ではテーマになるだろうし、従業員の反応も聞けるでしょうが、今はまだわかりません」
マクドナルドは個人的にはよく利用する親しみのある店である。それだけに今後とも従業員の明るく元気な応対を期待できる会社であってほしいと思う。今回の措置がかえってサービス残業を増大させる懸念がないではない。私にとっても身近で気になるテーマである。労働委員会の場でもテーマとなる筈の「名ばかり管理職問題」の自分なりのスタンスを固める上でも注目したい。
先日の労働委員会の近畿ブロック会議でもらった資料に、マクドナルド裁判の原告店長である高野氏の寄稿文があった。中途採用から店長に昇進する過程で培われた高いモチベーションと、競合店出店に伴う利益予算未達後の奮闘と挫折、崩壊寸前の家庭生活、過労による傷病発症と追いつめられた精神状況が赤裸々に語られている。その果てに上司の「長時間残業の問題は本人の能力の問題」との発言に何かがはじけたと告発に踏み切る心情が綴られる。その後の管理職ユニオンへの加盟と脱退を強要する会社側の動きや団体交渉の経過は、労働委員会労働者委員の私にとっても身につまされる有益な事例報告だった。
今朝の早朝、ウォーキングの途中でいつものようにマクドナルドに立ち寄った。オーダーを受けたのは見るからに応援者らしき20代後半の男性だった。彼のてきぱきした応対と笑顔に釣られて声をかけた。「名ばかり管理職の残業問題でえらい話題になってるネ。社内の反応はどう?」「今度の会議ではテーマになるだろうし、従業員の反応も聞けるでしょうが、今はまだわかりません」
マクドナルドは個人的にはよく利用する親しみのある店である。それだけに今後とも従業員の明るく元気な応対を期待できる会社であってほしいと思う。今回の措置がかえってサービス残業を増大させる懸念がないではない。私にとっても身近で気になるテーマである。労働委員会の場でもテーマとなる筈の「名ばかり管理職問題」の自分なりのスタンスを固める上でも注目したい。

最近のコメント