羊ケ丘展望台と鰊(ニシン)御殿の夕食2010年10月02日

 今日から一泊二日で知人グループと北海道の旅に出かけた。伊丹空港を8時45分発のANA771便が定刻に出発し1時間40分のフライトで新千歳空港に着いた。昼食会場は観光バスで約30分の札幌北広島クラッセホテルだった。札幌郊外の雄大な森に包まれた12階建ての最上階レストランで展望を愉しみながらの昼食を終えた。 
 ホテルから北西10kmほどの所に最初の観光スポットの羊け丘展望台があった。バスを降りて真っ先に目にしたのはどこか見慣れたポーズで台座の上に立つ銅像だった。「少年よ、大志を抱け」のクラーク博士像だ。銅像の背後には広大な緑の牧草地が広がっている。更にその向こうには、北海道日本ハムファイターズの本拠地「札幌ドーム」の銀色の巨大ドームを目にすることができる。ただ肝心なものの姿がない。口蹄疫の影響でいる筈の羊たちはいずこかに隔離されているようだ。「羊がいない丘展望台」だった。周辺の「さっぽろ雪まつり資料館」や白いチャペル、レストハウスなどを見て回り、次に向った。
 道央自動車道を駆って約1時間15分、今日の宿泊施設「グランドパーク小樽」に着いた。かってマイカル小樽として開発された巨大なショッピングゾーンの一角に建てられたあホテルだ。今は「ウイングベイ小樽の名で運営されている複合施設の中核施設のひとつだ。チェック・イン後、夕食までの1時間余りを部屋で寛ぎ、5時15分に温泉と夕食の会場に向った。
 「鰊(ニシン)御殿・銀麟荘」は、石狩湾を望む高台の平磯岬に建っている。かってニシンの漁場として栄えた余市の大網元の屋敷を移築した建物だ。バスを降りると夕闇迫る中を街灯や室内の灯りに照らされた独特の風情ある屋敷が目前に建っていた。用意された部屋で着替えて早速温泉に浸かる。雄大な日本海を望む絶好のロケーションに露天風呂があった。入浴後館内を散策した。ステンドグラスが随所に配され、昔ながらの木造建築の粋を集めた構造に和まされる。
 夕食が始まった。つぶ貝、鮭南蛮漬け、数の子などの前八寸、お造り三種盛り、鰊鎌倉焼、じゃがバター、タラバ蟹土佐酢、鮭親子ご飯などの懐石料理が続く。新鮮な海産物を中心に小樽ならではの食材をふんだんに盛り込んだ絶品である。銀麟荘の送迎バスに送られてホテルに着いたのは9時前だった。名湯と贅沢な食事の後の心地よい眠りが訪れた。

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