名古屋の息子夫婦を訪ねた2020年10月20日

 転勤族である息子が5月に名古屋に異動になり転居した。名古屋市内の鶴舞公園近くの息子のマンションを訪ねた。膝の痛みを抱えた家内は新幹線の階段の上り下りが苦痛だというので長距離ながらマイカーで出かけることになった。久々の夫婦二人の長距離ドライブである。
 7時半に自宅を出て中国道から新名神、東名阪を辿り11時前に息子夫婦宅に到着した。しばらくくつろいで昼食に出かけた。私たちの事前のオーダーで車で15分ばかりのひつまぶしの老舗を予約してくれていた。当日10時頃に息子夫婦が店頭で整理券をもらって何とか昼食のテーブルを確保できるという繁盛店である。
 12時前に「あつた蓬莱軒」に入店し、税込3,990円のひつまぶしを注文した。お櫃に盛られたひつまぶしが薬味、出汁、香の物が添えられて配膳された。来店経験のある息子から教えられてしゃもじでひつまぶしを4等分する。一膳目はそのままで、二膳目は薬味を添えて、三膳目は出汁をかけてお茶漬けで、最後はお好みで味わうというのがお勧めの食べ方とのこと。お茶碗4杯分の多目のご飯が苦も無く胃袋に収まった。香ばしい深みのある刻んだウナギとタレのしみこんだご飯が予想にたがわぬ美味しさを運んでくれる。
 昼食後、私たち夫婦だけですぐ近くの熱田神宮に参拝した。駐車の難しい場所柄で息子夫婦は車で待つことになった。三種の神器の1つである草薙剣を祀る神社として知られる格式高い神社である。大鳥居をくぐり本殿に向かう参道には七五三の着物姿の参拝者が多い。本殿で参拝した後折り返して息子夫婦と合流した。
 マンションに戻って歓談し2時前には辞去し、Go To トラベルで予約した犬山温泉の旅館に向かって車を走らせた。