社協福祉研修「介護保険制度とは」2014年12月14日

 昨日の午後、社協分区主催の福祉研修が「介護保険制度とは」をテーマに開催された。厳寒の折からどれだけの参加者があるかと心配したが杞憂だった。会場には満席状態の34名もの参加者がつめかけた。介護保険についての地域住民のニーズの高さを物語っていた。
 講師は山口地域包括支援センターの社会福祉士と看護師のお二人だ。介護保険制度の概要が看護師さんから以下のような説明があった。
●介護保険は40歳から保険料を支払い65歳になったら介護保険証が自宅に届く
●申請して介護認定を受ける必要があり、認定は要支援1から要介護5までの7段階がある
●要介護と要支援ではサービス内容は変わらないが利用回数や利用時間に違いがある
●サービス利用には本人(家族も可)が市役所か地域包括支援センターに申請し認定を受ける(認定まで1カ月程度かかる)
●認定後は決められた「ケアマネージャーと相談してケアプランを作成し利用するサービスを決める
●訪問サービスには訪問介護(ヘルパーが家庭を訪問し介護や家事援助を行う)と訪問看護(看護師や保健師が家庭を訪問し療養の世話や診療補助を行う)がある
 参加者から幾つもの質問があった。私からも「高齢化の進展に伴う利用の増大に、提供できるサービスが追いついているか。また2025年問題を控えてマンパワーの確保も含めて今後のサービス提供に不安はないか」と質問した。返された回答は「施設によってはサービス提供が不十分であるのは現実で個々に指導している。今後のサービス提供が財政事情やマンパワー確保の厳しさも含めて大きな課題である」といった内容だった。行政と介護現場のパイプ役としての苦悩が窺えた。