脳のMRI検査、問題なし2015年08月05日

 一カ月ほど前に突然、右耳後ろから首筋にかけて吊るような痛みに襲われた。アワをくって翌日に行きつけの脳外科病院で診察を受け、MRI検査の申込みをした。予約がいっぱいで検査日は1カ月も先だった。
 その検査日がようやくやってきた。幸いこの一カ月間は何事もなく過ごした。この病院でのMRI検査は何度か受けている。検査の20分前に受付を済ませ、検査室に入る。お腹まわりと頭をベルトで固定されドラムの中にスライドする。15分ばかりを騒音の世界に耐えることになる。検査開始とともに轟音が耳を襲う。ガーガーッ、ギーギーッ、ゴーゴーッとガ行変格活用に加えてドン、ドン、ドンという身体に響く振動音もある。先刻承知のこの苦行ながら、早く終わることをひたすら祈りながら耐えた。
 検査を済ませ、診察室前で待機する。30分ほどして入室が告げられた。担当医のデスクのPCディスプレイに撮影された多数の画像が次々と映し出される。しばらく目を凝らしてチェックしていた担当医の口がようやく開いた。「特に異常は見受けられませんね」。
 ヨカッタ~ッ。今回も問題なしか!