「ふるさと山口」の生徒たちの感想文2015年12月27日

 山口中学の先生が来訪され、生徒たちの感想文をお持ちいただいた。2週間前にプレゼンしたトライやる・ウィークの事前学習「ふるさと山口」の感想文だ。1年生5クラス161人の感想分を読んだ。
 「孝徳天皇や豊臣秀吉ゆかりの町だったと知って嬉しかった」「四季や生き物などの自然の豊かさを大切にしたい」「公智神社前を昔SLが走っていたことに驚いた」「モリアオガエルを山中の先輩が見つけたことを誇りに思う」「山口の地名が湯山の入口という由来が分かって良かった」「山口のホタルを大事にしたい」「山口にも古墳があることを初めて知った」等々、例年聞かれる感想である。
 今回の感想で興味深かったものもある。「開発が進み地形が変貌して生き物が住みにくい町になったことが悲しい」「将来、自分もこの町の語り部さんになってみたい」「今日の話は自分が生きていく上で貴重な経験でこれからの生活に活かせる出来事だった」「さくらまつりが新旧住民の交流の場であるという意味がよく分かった」「北六甲台や金仙寺湖が昔からあったのではないことをあらためて知った」「この町に引っ越して、こんな田舎は嫌だと思っていたが、こんなに自然が豊かで歴史のあることが分かりこの町が好きになった」等々。
 今回で4回目を数えるプレゼンだった。毎回生徒たちの感想文が寄せられる。いつものことながら子どもたちの素直で、時に思いがけない感想にあらためてやりがいを覚えた。