地区社協の認知症カフェ支援の在り方 ― 2023年02月15日
先月の定例会から山口地区の認知症カフェ”にこにこ丸山カフェ”がコープ西宮北から山口センター4階の公民館実習室に移転した。開設後4年を経過し会場移転を契機に今後の運営についてボランティアスタッフを中心に様々な意見が交わされたようだ。これを受けて関係者が集まって懇談会が開催された。市社協地区担当、山口、北六甲台の両地区社協会長、ボランティアスタッフ3名の6人が山口センター4階和室に顔を揃えた。
懇談のテーマは2点あった。ひとつは運営主体についての関係者の共通理解である。今ひとつは運営経費の安定した財源確保である。
運営主体についてはボランティア中心のこれまでの在り方に地区社協がどのように関われるかという点がある。カフェの対象エリアが山口地区全体に及んでいることからいずれかの地区社協の事業に組み入れることは困難だ。そこで運営は従来通りボランティアを中心に行うという現状を踏襲するものの、従来公式には関わりのいなかった支援について両地区社協が今後はカフェ運営を財政等で支援するということが確認された。これによって2点目の運営経費の安定した確保もメドが立った。
懇談のテーマは2点あった。ひとつは運営主体についての関係者の共通理解である。今ひとつは運営経費の安定した財源確保である。
運営主体についてはボランティア中心のこれまでの在り方に地区社協がどのように関われるかという点がある。カフェの対象エリアが山口地区全体に及んでいることからいずれかの地区社協の事業に組み入れることは困難だ。そこで運営は従来通りボランティアを中心に行うという現状を踏襲するものの、従来公式には関わりのいなかった支援について両地区社協が今後はカフェ運営を財政等で支援するということが確認された。これによって2点目の運営経費の安定した確保もメドが立った。
認知症カフェの山口センター4階実習室に移転開催 ― 2023年01月27日
西宮市北部で唯一の認知症カフェ・にこにこ丸山カフェがコープ西宮北でオープンしたのは2018年12月だった。以来4年間に渡って山口地区の認知症ケアの拠点として毎月1回開催されてきた。
ところが会場だったコープの店が今年2月に閉店することになった。そこでボランティアスタッフ等の関係者の尽力で今年1月から会場を山口センター4階実習室に移転することになった。
移転後初めての丸山カフェが開催された。6台の調理台がテーブル代わりとなる調理実習室は、明るくて清潔感のある会場である。一般参加者8名の内5名が認知症カフェの参加者で、3名は社協や民生委員の参加者だった。これにボランティアスタッフ9名が加わり総勢17名の参加者だった。従来より幾分参加者が少なかったのは、初めての会場での認知不足を反映しているのだろう。
前回まではコロナ禍を考慮して飲食提供を控え、開催時間も1時間に短縮されていたが、今回からは正常に戻され、コーヒーや菓子の提供があり開催時間も1時間半となった。
開会後しばらくは懇談した後、地域包括からのヒートショックの対応策等のコメントがあった。その後、突然コメントを乞われて咄嗟にキャラバンメイト研修会のポイントを報告した。また初めての参加者も多かったことから参加者とボランティアスタッフの自己紹介が行われた。一般参加者の個性あふれる自己紹介が会場を沸かせた。
ボランティアスタッフの脳トレ等で和やかな雰囲気のうちに定刻の3時に会場移転後初めてのカフェが終了した。
ところが会場だったコープの店が今年2月に閉店することになった。そこでボランティアスタッフ等の関係者の尽力で今年1月から会場を山口センター4階実習室に移転することになった。
移転後初めての丸山カフェが開催された。6台の調理台がテーブル代わりとなる調理実習室は、明るくて清潔感のある会場である。一般参加者8名の内5名が認知症カフェの参加者で、3名は社協や民生委員の参加者だった。これにボランティアスタッフ9名が加わり総勢17名の参加者だった。従来より幾分参加者が少なかったのは、初めての会場での認知不足を反映しているのだろう。
前回まではコロナ禍を考慮して飲食提供を控え、開催時間も1時間に短縮されていたが、今回からは正常に戻され、コーヒーや菓子の提供があり開催時間も1時間半となった。
開会後しばらくは懇談した後、地域包括からのヒートショックの対応策等のコメントがあった。その後、突然コメントを乞われて咄嗟にキャラバンメイト研修会のポイントを報告した。また初めての参加者も多かったことから参加者とボランティアスタッフの自己紹介が行われた。一般参加者の個性あふれる自己紹介が会場を沸かせた。
ボランティアスタッフの脳トレ等で和やかな雰囲気のうちに定刻の3時に会場移転後初めてのカフェが終了した。
初めてのキャラバン・メイト研修会 ― 2023年01月18日
1年前に認知症サポーター養成講座の講師資格取得のためキャラバン・メイト養成講座を受講し、キャラバン・メイトに登録された。
昨日、市社協主催のキャラバン・メイト研修会が午後2時から1時間半に渡って市の職員会館で開催された。6グループに分かれたテーブルに35名のキャラバン・メイトが着席した。
市社協の担当者の進行で始まった研修会は、冒頭「認知症サポーターキャラバン実施状況」が報告された。昨年12月現在で市内のサポーター数が約3.1万人(人口比6.4%)、キャラバン・メイト362人とのこと。昨年度の講座開催数63回、サポーター数1974人で、それまで100回以上だった開催数がコロナ禍で40回台にまで落ち込んでいたがようやく回復傾向に戻ったという。
続いて二人の認知症つながり推進員から「認知症サポーター養成講座副読本の使い方」が説明された。環境変化に応じて認知症対応の考え方が変化してきたことに標準テキストでは対応しきれなくなったための副読本の作成になったとのこと。変更の最大のポイントは「従来のサポーターが当事者を支援するということから、認知症であってもなくても、誰もがともに生きていく仲間への移行」という点である。そのため「サポーターからパートナーへの転換」が訴えられた。共感できる視点だと思えた。
テーブルごとのグループ交流になった。私のグループの6名は私以外は医療・介護の専門職だった。自己紹介、聞いてみたいこと、講座で意識していることを中心につながり推進員の進行で行われた。私からは次のようなポイントを発言した。①社協役員、民生委員の経験を踏まえて地域活動を通して得られた住民支援の視点での講座を心掛けている ②受講者の受講動機を念頭に、認知症サポーター養成講座はサブタイトルとし、「基礎から学ぶ認知症」を主タイトルにしている ③標準テキストにない項目(認知症発症の近隣住民への告知、徘徊中の行方不明の際の対応、認知症発症後の資産管理等)の追加の必要性
私にとって初めてのキャラバン・メイト研修会だったが、専門職中心の認知症ケアから地域活動の経験者が関わる認知症ケアの必要性を痛感した研修でもあった。
昨日、市社協主催のキャラバン・メイト研修会が午後2時から1時間半に渡って市の職員会館で開催された。6グループに分かれたテーブルに35名のキャラバン・メイトが着席した。
市社協の担当者の進行で始まった研修会は、冒頭「認知症サポーターキャラバン実施状況」が報告された。昨年12月現在で市内のサポーター数が約3.1万人(人口比6.4%)、キャラバン・メイト362人とのこと。昨年度の講座開催数63回、サポーター数1974人で、それまで100回以上だった開催数がコロナ禍で40回台にまで落ち込んでいたがようやく回復傾向に戻ったという。
続いて二人の認知症つながり推進員から「認知症サポーター養成講座副読本の使い方」が説明された。環境変化に応じて認知症対応の考え方が変化してきたことに標準テキストでは対応しきれなくなったための副読本の作成になったとのこと。変更の最大のポイントは「従来のサポーターが当事者を支援するということから、認知症であってもなくても、誰もがともに生きていく仲間への移行」という点である。そのため「サポーターからパートナーへの転換」が訴えられた。共感できる視点だと思えた。
テーブルごとのグループ交流になった。私のグループの6名は私以外は医療・介護の専門職だった。自己紹介、聞いてみたいこと、講座で意識していることを中心につながり推進員の進行で行われた。私からは次のようなポイントを発言した。①社協役員、民生委員の経験を踏まえて地域活動を通して得られた住民支援の視点での講座を心掛けている ②受講者の受講動機を念頭に、認知症サポーター養成講座はサブタイトルとし、「基礎から学ぶ認知症」を主タイトルにしている ③標準テキストにない項目(認知症発症の近隣住民への告知、徘徊中の行方不明の際の対応、認知症発症後の資産管理等)の追加の必要性
私にとって初めてのキャラバン・メイト研修会だったが、専門職中心の認知症ケアから地域活動の経験者が関わる認知症ケアの必要性を痛感した研修でもあった。
認知症の財産管理と家族信託 ― 2022年11月19日
先日、NHKクローズアップ現代で”認知症の資産管理トラブル”をめぐる番組を観た。認知症のキャラバンメイトとして参考になる内容だった。
認知症になると「本人の意思が確認できない」という理由で、親族は本人の資産で医療介護の費用を使えなくなったり、口座が凍結されたりする。この点について養成講座でも何らかの発信が必要ではないかと思った。
この問題に対応するため国は「成年後見人制度」を整備してきた。ところがこの制度に対し国連は「差別的だ」ということで廃止を勧告したという。他方でこの制度は余りにも煩雑だし、後見人への支払いもバカにならない。キャラバンメイトとしては講座での紹介はためらわれる。
番組を観て二つの役立ちそうな情報が得られた。ひとつは市町村の社会福祉協議会が実施する「日常生活自立支援事業」である。認知症高齢者や知的障害者等について「預金の払い戻し、預金の解約、預金の預け入れの手続等利用者の日常生活費の管理(日常的金銭管理)」の援助を行う。
今ひとつは「家族信託」である。将来、認知症などが原因で自分の財産の管理ができなくなった場合に備え、家族を受託者にして財産を信託しておき、生活費や医療費、介護費などを支払ってもらうことができます。家族信託のコンサルタント費用は信託財産の1%程度が目安のようだ。
認知症サポートでは認知症になった際の医療費や介護費の支払い問題は今後差迫った身近なテーマとなる。認知症サポーター養成講座の標準テキストには記載がない。個人的な講座のパワーポイントデータのひとつに追加したい。
認知症になると「本人の意思が確認できない」という理由で、親族は本人の資産で医療介護の費用を使えなくなったり、口座が凍結されたりする。この点について養成講座でも何らかの発信が必要ではないかと思った。
この問題に対応するため国は「成年後見人制度」を整備してきた。ところがこの制度に対し国連は「差別的だ」ということで廃止を勧告したという。他方でこの制度は余りにも煩雑だし、後見人への支払いもバカにならない。キャラバンメイトとしては講座での紹介はためらわれる。
番組を観て二つの役立ちそうな情報が得られた。ひとつは市町村の社会福祉協議会が実施する「日常生活自立支援事業」である。認知症高齢者や知的障害者等について「預金の払い戻し、預金の解約、預金の預け入れの手続等利用者の日常生活費の管理(日常的金銭管理)」の援助を行う。
今ひとつは「家族信託」である。将来、認知症などが原因で自分の財産の管理ができなくなった場合に備え、家族を受託者にして財産を信託しておき、生活費や医療費、介護費などを支払ってもらうことができます。家族信託のコンサルタント費用は信託財産の1%程度が目安のようだ。
認知症サポートでは認知症になった際の医療費や介護費の支払い問題は今後差迫った身近なテーマとなる。認知症サポーター養成講座の標準テキストには記載がない。個人的な講座のパワーポイントデータのひとつに追加したい。
”認知症発症可視化”の発信は? ― 2022年11月12日
キャラバンメイトとして初めて本格的な認知症サポーター養成講座を開講した。パワーポイント・テキスト作成等の準備や当日の受講者との質疑、受講者アンケートの回答等を通じて”認知症発症の可視化”という点の行政や専門職の及び腰が気になった。
永年、民生委員や地区社協役員を経験した立場から、認知症発症者や介護家族の地域支援には”認知症の可視化”が欠かせないと痛感している。当事者の散歩中の不審な行動を見かけた時、ご近所さんが認知症発症を承知しているかどうかで対応は変わってくる。当事者がおひとり住まいの場合の見守りも自ずと注意喚起が変わってくる。
ところが認知症サポーター養成講座の標準教材には認知症発症の地域への発信については全く触れられていない。今回の私の講座の終了後の意見交換で、受講者のクリニック院長の「講座での認知症発症の地域発信という点はこれまでの様々な研修では聞かれなかったことで”目から鱗”の思いで受け止めた」というコメントがあった。それほど医療、介護の現場では可視化は一般的な認識ではないようだ。
私の講座のパワーポイント・テキストでは、この点について次のように記載した。「認知症発症情報のご近所や地域への発信を!①地域への認知症発症の発信が、トラブルを避け、地域支援の環境を整える②徘徊時の情報も得やすくし保護の機会を拡大する」
市社協の認知症サポート担当者から、キャラバンメイトの交流会を考えているとの情報を得た。大賛成であり、ぜひ参加したい。そうした交流の場で”認知症発症可視化”の講座での発信についても意見交換したい。
永年、民生委員や地区社協役員を経験した立場から、認知症発症者や介護家族の地域支援には”認知症の可視化”が欠かせないと痛感している。当事者の散歩中の不審な行動を見かけた時、ご近所さんが認知症発症を承知しているかどうかで対応は変わってくる。当事者がおひとり住まいの場合の見守りも自ずと注意喚起が変わってくる。
ところが認知症サポーター養成講座の標準教材には認知症発症の地域への発信については全く触れられていない。今回の私の講座の終了後の意見交換で、受講者のクリニック院長の「講座での認知症発症の地域発信という点はこれまでの様々な研修では聞かれなかったことで”目から鱗”の思いで受け止めた」というコメントがあった。それほど医療、介護の現場では可視化は一般的な認識ではないようだ。
私の講座のパワーポイント・テキストでは、この点について次のように記載した。「認知症発症情報のご近所や地域への発信を!①地域への認知症発症の発信が、トラブルを避け、地域支援の環境を整える②徘徊時の情報も得やすくし保護の機会を拡大する」
市社協の認知症サポート担当者から、キャラバンメイトの交流会を考えているとの情報を得た。大賛成であり、ぜひ参加したい。そうした交流の場で”認知症発症可視化”の講座での発信についても意見交換したい。
認知症講座のアンケート回答の覚え書き ― 2022年11月04日
文化祭参加の「基礎から学ぶ認知症講座」が50人もの受講者を得て盛況のうちに終了した。終了後、30名の受講者からアンケート回答が得られた。今後も定例開催を予定している講座であり、そのためにも回答のポイントをメモしておくことにした。
講座の満足度(内容の期待充足度、講師の説明、内容の理解度、プレゼン・テキスト)についての4段階の選択回答では、22名の方が全て4を選択された。期待充足度について4名の方が3を、講師の説明では2名が3を、プレゼン・テキストでは3名が文字が小さいとコメントして2を選択された。同じ4択の「認知症支援のネットワークの関心度」では、16名が4を、10名が3を、2名が2を、1名が1を選択された。半数以上の方の積極的な姿勢が心強かった。
以下のコメント記入方式の回答の「今回の講座に期待する内容」では、「認知症の基礎知識」「初期症状」「当事者の気持」「症状の自覚」「発症した時の心構え」「地域での個別支援の在り方」「認知症の最新情報」「発症した知人の接し方」「認知症の予防」等々。
「講座で学んだり得られたこと」では、「一番辛いのは本人」「老いた親からの『手紙』の共感」「老化と認知症の違い」「当事者との接し方」「見守りホットラインの内容」「考え方、手続きの具体的な事例」「認知症サポートの具体的な方法」「地域で認知症取組みがあること」「街頭での声掛けの仕方」「認知症が病であることの再確認」等々。
「講座の改善点」では、「若い世代向けの講座」「車座で話し合える方策」「認知症当事者や家族を囲んだ講座」「当時者家族が地域に発信するための具体的な方策」「受講申し込み書に知りたいことを記入できる欄の記載」「認知症予防の突っ込んだ内容」「個人情報保護との関係」「認知症の最新情報」「医療機関や行政とタイアップした総合的な情報提供の場」「現役世代も受講しやすい開催日時の工夫」等々。
「講座の感想・意見」では、多くの方の「分かりやすかった」とのコメントの他に「定期開催を」「自治会での対応の模索」等のコメントが寄せられた。
講座の満足度(内容の期待充足度、講師の説明、内容の理解度、プレゼン・テキスト)についての4段階の選択回答では、22名の方が全て4を選択された。期待充足度について4名の方が3を、講師の説明では2名が3を、プレゼン・テキストでは3名が文字が小さいとコメントして2を選択された。同じ4択の「認知症支援のネットワークの関心度」では、16名が4を、10名が3を、2名が2を、1名が1を選択された。半数以上の方の積極的な姿勢が心強かった。
以下のコメント記入方式の回答の「今回の講座に期待する内容」では、「認知症の基礎知識」「初期症状」「当事者の気持」「症状の自覚」「発症した時の心構え」「地域での個別支援の在り方」「認知症の最新情報」「発症した知人の接し方」「認知症の予防」等々。
「講座で学んだり得られたこと」では、「一番辛いのは本人」「老いた親からの『手紙』の共感」「老化と認知症の違い」「当事者との接し方」「見守りホットラインの内容」「考え方、手続きの具体的な事例」「認知症サポートの具体的な方法」「地域で認知症取組みがあること」「街頭での声掛けの仕方」「認知症が病であることの再確認」等々。
「講座の改善点」では、「若い世代向けの講座」「車座で話し合える方策」「認知症当事者や家族を囲んだ講座」「当時者家族が地域に発信するための具体的な方策」「受講申し込み書に知りたいことを記入できる欄の記載」「認知症予防の突っ込んだ内容」「個人情報保護との関係」「認知症の最新情報」「医療機関や行政とタイアップした総合的な情報提供の場」「現役世代も受講しやすい開催日時の工夫」等々。
「講座の感想・意見」では、多くの方の「分かりやすかった」とのコメントの他に「定期開催を」「自治会での対応の模索」等のコメントが寄せられた。
「基礎から学ぶ認知症」講座の確かな手応え ― 2022年11月03日
住宅街の自治会主催の文化祭がコロナ禍で2年間のブランクを経て3年ぶりに開催された。開催直後に私の認知症サポーター養成講座を開講した。市社協所管の講座であり教材手配もあることから事前申込み制で受講を募ったところ、先着40名定員に対して42名の申込みがあった。10時15分の開講を前に受付では当日参加の方の多さが目立った。予約者2名の欠席があったが、それを大きく上回る10名の当日受講者があり、結局50名もの受講者と大盛況だった。
過去数年間、文化祭開講直後に私の郷土史講座が続き大勢の受講者があることから、開講前に自治会長の文化祭開催の挨拶が恒例となっていた。2年間のブランクでそうした事が引き継がれていないと思われたので、私から提案し急遽開講前の自治会長挨拶の機会が設けられた。
いよいよ開講である。冒頭、時間をとって”講座の狙い”を話した。
「『認知症サポーター養成講座』というタイトルをサブタイトルにし、『基礎から学ぶ認知症』をメインタイトルとした。受講者の多くは「サポーターになりたいわけじゃない」という気分と思う。知りたいのは「物忘れがひどくなった!ひょっとしたら…‥?」「最近、母親の様子がおかしい!どうすればいいの!」「お友だちが認知症になった!どう接すればいいの?」といったことと思う。「認知症の基礎的な知識を知りたい」というニーズに沿って、『基礎から学ぶ認知症』 とした。
講座ではその上で認知症の町ぐるみの支援の必要性を伝えたいと思う。そこで初めて「認知症の地域の見守りや支援って、どうするの?」というテーマに繋がり、『認知症サポーター養成講座』の本来のテーマとなる。
ところで通常の養成講座の講師はケアマネさんや看護師等の専門職が殆どだ。そのため地域活動の現場を体験する機会が少ない。認知症の地域支援の実践的な在り方を語るには手に余るきらいがある。私は15年の民生委員と社協役員を経験した養成講座講師として住民視点の地域支援を重点に置いた講座を狙いとしてお話したい。その上で講座受講者に本来の認知症サポーターとして地域の認知症支援のネットワークに関わって頂けるよう声掛けも考えたい」
90分の講座だが質疑や意見交換の場をぜひ持ちたいと思い、スピーチを75分にとどめた。幸い6人の受講者から活発な質問や意見が出された。「車道で認知症の方を最後まで保護しなかったことの後悔の報告」「本人が素直に認知症を認めるかという懸念」「それに対するクリニック院長である受講者からのフォローと認知症のご近所への開示の大切さのコメント」「認知症発症者の散歩中の行方不明事例での民生委員としての関わり方の事例報告」「愛犬の行方不明に際しての住宅街の支援協力の感謝と認知症行方不明の教訓」「認知症の不安のある層だけでなく、その子供世代や医療・介護従事者、行政も含めた多面的な講座が必要」等々。講座終了後には受講者の6割の30名の方からアンケート回答が寄せられた。
今後の地域の認知症支援に向けて確かな手応えを感じさせる達成感のある講座だった。
過去数年間、文化祭開講直後に私の郷土史講座が続き大勢の受講者があることから、開講前に自治会長の文化祭開催の挨拶が恒例となっていた。2年間のブランクでそうした事が引き継がれていないと思われたので、私から提案し急遽開講前の自治会長挨拶の機会が設けられた。
いよいよ開講である。冒頭、時間をとって”講座の狙い”を話した。
「『認知症サポーター養成講座』というタイトルをサブタイトルにし、『基礎から学ぶ認知症』をメインタイトルとした。受講者の多くは「サポーターになりたいわけじゃない」という気分と思う。知りたいのは「物忘れがひどくなった!ひょっとしたら…‥?」「最近、母親の様子がおかしい!どうすればいいの!」「お友だちが認知症になった!どう接すればいいの?」といったことと思う。「認知症の基礎的な知識を知りたい」というニーズに沿って、『基礎から学ぶ認知症』 とした。
講座ではその上で認知症の町ぐるみの支援の必要性を伝えたいと思う。そこで初めて「認知症の地域の見守りや支援って、どうするの?」というテーマに繋がり、『認知症サポーター養成講座』の本来のテーマとなる。
ところで通常の養成講座の講師はケアマネさんや看護師等の専門職が殆どだ。そのため地域活動の現場を体験する機会が少ない。認知症の地域支援の実践的な在り方を語るには手に余るきらいがある。私は15年の民生委員と社協役員を経験した養成講座講師として住民視点の地域支援を重点に置いた講座を狙いとしてお話したい。その上で講座受講者に本来の認知症サポーターとして地域の認知症支援のネットワークに関わって頂けるよう声掛けも考えたい」
90分の講座だが質疑や意見交換の場をぜひ持ちたいと思い、スピーチを75分にとどめた。幸い6人の受講者から活発な質問や意見が出された。「車道で認知症の方を最後まで保護しなかったことの後悔の報告」「本人が素直に認知症を認めるかという懸念」「それに対するクリニック院長である受講者からのフォローと認知症のご近所への開示の大切さのコメント」「認知症発症者の散歩中の行方不明事例での民生委員としての関わり方の事例報告」「愛犬の行方不明に際しての住宅街の支援協力の感謝と認知症行方不明の教訓」「認知症の不安のある層だけでなく、その子供世代や医療・介護従事者、行政も含めた多面的な講座が必要」等々。講座終了後には受講者の6割の30名の方からアンケート回答が寄せられた。
今後の地域の認知症支援に向けて確かな手応えを感じさせる達成感のある講座だった。
活気が戻ってきた認知症カフェ ― 2022年11月02日
認知症カフェ”にこにこ丸山カフェ”の定例会に参加した。2年半に及ぶコロナ禍での休止を経てようやく6月定例会から再開された。それでもコロナ禍が尚懸念される状況下での開催である。カフェながらコーヒー等の提供はなく、開催時間も30分の時短で1時半から1時間限定だった。
再開後は、一けた台の一般参加が続いていたが、今回は13名の一般参加があり、ようやく活気が戻ってきた。ボランティアスタッフ8名に会場提供のコープ職員2名の総勢23名のカフェだった。
会場の4つのテーブルに置かれた色鮮やかな不思議な形の折り紙が目についた。その折り紙の正体が作成者のボランティアスタッフから明かされた。万華鏡と呼ばれる折り紙で真中に指を入れて裏返すと様々に形と色が変化する。高度な折り紙である。作成者による作成指導が始まった。参加者たちが興味津々の面持ちで作成に加わっている。本日の目玉イベントだった。
終盤は恒例になった尻取りカードなどで和やかに過ごし2時半過ぎには閉会した。
再開後は、一けた台の一般参加が続いていたが、今回は13名の一般参加があり、ようやく活気が戻ってきた。ボランティアスタッフ8名に会場提供のコープ職員2名の総勢23名のカフェだった。
会場の4つのテーブルに置かれた色鮮やかな不思議な形の折り紙が目についた。その折り紙の正体が作成者のボランティアスタッフから明かされた。万華鏡と呼ばれる折り紙で真中に指を入れて裏返すと様々に形と色が変化する。高度な折り紙である。作成者による作成指導が始まった。参加者たちが興味津々の面持ちで作成に加わっている。本日の目玉イベントだった。
終盤は恒例になった尻取りカードなどで和やかに過ごし2時半過ぎには閉会した。
講座チラシ「基礎から学ぶ認知症」 ― 2022年10月15日
11月3日の文化の日の自治会文化祭で私が講師の「認知症サポーター養成講座」を開催する。これに先立って対象地域の全世帯に向けた案内チラシを3400部準備した。
チラシ作成に当たっては幾つかの点を留意した。ひとつは事前申込みを前提にチラシの下3分の1ほどに申込み書をつけたことだ。受講定員は先着40名だが、受講者には市が提供する10点ほどの教材を配布する。また受講者の年代等も報告が必要だ。そのため事前に受講者の人数や年代把握や万一定員オーバーの際の連絡先把握も必要だ。
次に講座タイトルも工夫した。「認知症サポーター養成講座」はサブタイトルとした。受講者の多数は高齢者であることから”サポーター養成”というタイトルには違和感があるのではないか。むしろ”支援を受ける側”という意識が強い。ただ認知症についての基礎的な知識は知っておきたいというのが主たる受講動機ではあるまいか。そんなことから大見出しのタイトルは「基礎から学ぶ認知症」とした。
また受講者の気持を忖度して、チラシトップに4つのキャッチコピーを添えた。「物忘れがひどくなった!ひょっとしたら…‥?」「最近、母親の様子がおかしい!どうすればいいの!」「お友だちが認知症になった!どう接すればいいの?」「認知症の地域の見守りや支援って、どうするの?」といったものである。
更に、受講を本気で考えている方向けに、「第1部 認知症の基礎知識」と「第2部 認知症のサポート」のそれぞれ9シートの内容項目を掲載した。
今後の認知症サポーター養成講座の案内チラシのモデルを意識した力を込めたチラシ作成だった。
チラシ作成に当たっては幾つかの点を留意した。ひとつは事前申込みを前提にチラシの下3分の1ほどに申込み書をつけたことだ。受講定員は先着40名だが、受講者には市が提供する10点ほどの教材を配布する。また受講者の年代等も報告が必要だ。そのため事前に受講者の人数や年代把握や万一定員オーバーの際の連絡先把握も必要だ。
次に講座タイトルも工夫した。「認知症サポーター養成講座」はサブタイトルとした。受講者の多数は高齢者であることから”サポーター養成”というタイトルには違和感があるのではないか。むしろ”支援を受ける側”という意識が強い。ただ認知症についての基礎的な知識は知っておきたいというのが主たる受講動機ではあるまいか。そんなことから大見出しのタイトルは「基礎から学ぶ認知症」とした。
また受講者の気持を忖度して、チラシトップに4つのキャッチコピーを添えた。「物忘れがひどくなった!ひょっとしたら…‥?」「最近、母親の様子がおかしい!どうすればいいの!」「お友だちが認知症になった!どう接すればいいの?」「認知症の地域の見守りや支援って、どうするの?」といったものである。
更に、受講を本気で考えている方向けに、「第1部 認知症の基礎知識」と「第2部 認知症のサポート」のそれぞれ9シートの内容項目を掲載した。
今後の認知症サポーター養成講座の案内チラシのモデルを意識した力を込めたチラシ作成だった。
認知症サポーター養成講座の講師デビュー ― 2022年09月23日
1月にキャラバンメイト養成講座を修了して晴れて認知症サポーター養成講座の講師資格を取得した。その後会員である地元老人会での講座開講が決まった。
認知症サポーター養成講座については予てから関心が深かった。2025年問題のコアの部分に認知症の地域支援があると理解している。地域支援の最大の課題が地域住民がどこまで幅広く認知症の理解があるかという点である。そのためにも養成講座の定期的な開催が欠かせない。
キャラバンメイトとしての初めての講座が自治会館で始まった。j受講者は直前に開催されていた老人会役員会の役員を始めとした会員15名だった。事前に作成していたパワーポイントデータによる教材を作成していた。今後の講座開催に備えて購入した自前のプロジェクターによるプレゼンである。市社協からも受講者向けの10点もの教材や資料を手配してもらった。予定時間は約80分である。
過去何度か認知症サポーター養成講座を受講したが、講師は介護施設や地域包括のケアマネさん等の専門職だった。講座内容は専門職らしく認知症の知識や介護技術中心の内容だった。キャラバンメイトの殆どは養成講座でも民生委員や地区社協役員は私だけで専門職対象の研修だった。それだけに認知症の地域支援の現場からの視点での地域住民への情報提供が不十分と思われた。
そうした視点でのパワーポイント教材を時間をかけて作成し、講座でも認知症の「基礎知識」と「サポート」に分け、サポートにウエイトを掛けた内容に工夫した。開始20分で「基礎知識」を終え、休憩時間後に30分程「サポート」について想いを伝えた。約60分の講座を終えて幾つかの質疑を受けて終了した。
初めての認知症サポーター養成講座の講師をまずまずの出来栄えでデビューを飾った。
認知症サポーター養成講座については予てから関心が深かった。2025年問題のコアの部分に認知症の地域支援があると理解している。地域支援の最大の課題が地域住民がどこまで幅広く認知症の理解があるかという点である。そのためにも養成講座の定期的な開催が欠かせない。
キャラバンメイトとしての初めての講座が自治会館で始まった。j受講者は直前に開催されていた老人会役員会の役員を始めとした会員15名だった。事前に作成していたパワーポイントデータによる教材を作成していた。今後の講座開催に備えて購入した自前のプロジェクターによるプレゼンである。市社協からも受講者向けの10点もの教材や資料を手配してもらった。予定時間は約80分である。
過去何度か認知症サポーター養成講座を受講したが、講師は介護施設や地域包括のケアマネさん等の専門職だった。講座内容は専門職らしく認知症の知識や介護技術中心の内容だった。キャラバンメイトの殆どは養成講座でも民生委員や地区社協役員は私だけで専門職対象の研修だった。それだけに認知症の地域支援の現場からの視点での地域住民への情報提供が不十分と思われた。
そうした視点でのパワーポイント教材を時間をかけて作成し、講座でも認知症の「基礎知識」と「サポート」に分け、サポートにウエイトを掛けた内容に工夫した。開始20分で「基礎知識」を終え、休憩時間後に30分程「サポート」について想いを伝えた。約60分の講座を終えて幾つかの質疑を受けて終了した。
初めての認知症サポーター養成講座の講師をまずまずの出来栄えでデビューを飾った。



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