田中芳樹著「アルスラーン戦記①(王都炎上)」 ― 2026年01月09日
「銀河英雄伝説」に続く田中芳樹著作の第2弾の「アルスラーン戦記」文庫本全11巻を購入した。この作品は「銀河英雄伝説」に並ぶ長編で読者の人気も高い。そのシリーズの第1巻「(王都炎上)」を読了した。
物語はパルス王国と蛮族ルシタニアの総力をあげた戦いで幕を開ける。不敗の国王率いるパルス王国の軍団は味方の裏切りで一日であっけなく崩壊する。からくも生き残った王太子アルスラーンは勇者ダリューンや軍師ナルサスらの有能な部下たちに恵まれ故国回復の闘いを開始する。
銀河英雄伝説の壮大で説得力のあるテーマ性がこの作品には欠ける点に物足りなさを感じた。どこまでも冒険物語風の歴史ファンタジーである。
巻末に作者は「あとがき、みたいなもの」としてこの物語の意図と舞台設定について述べている。「ブリテン列王伝」「三銃士」「鉄仮面」「南総里見八犬伝」「水滸伝」といった歴史物語の要素がまぜあわせられている。舞台も銀河英雄伝説の未来の宇宙から一転して中世のペルシャをイメージした国が舞台となっている。
とはいえ作者のストーリーテラーぶりは相変わらずいかんなく発揮されている。読者はアルスラーンの故国回復の長い旅路に付き合わされる羽目になる。
物語はパルス王国と蛮族ルシタニアの総力をあげた戦いで幕を開ける。不敗の国王率いるパルス王国の軍団は味方の裏切りで一日であっけなく崩壊する。からくも生き残った王太子アルスラーンは勇者ダリューンや軍師ナルサスらの有能な部下たちに恵まれ故国回復の闘いを開始する。
銀河英雄伝説の壮大で説得力のあるテーマ性がこの作品には欠ける点に物足りなさを感じた。どこまでも冒険物語風の歴史ファンタジーである。
巻末に作者は「あとがき、みたいなもの」としてこの物語の意図と舞台設定について述べている。「ブリテン列王伝」「三銃士」「鉄仮面」「南総里見八犬伝」「水滸伝」といった歴史物語の要素がまぜあわせられている。舞台も銀河英雄伝説の未来の宇宙から一転して中世のペルシャをイメージした国が舞台となっている。
とはいえ作者のストーリーテラーぶりは相変わらずいかんなく発揮されている。読者はアルスラーンの故国回復の長い旅路に付き合わされる羽目になる。

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