近所のお友だちとの小っちゃな物語2017年09月18日

 花ちゃんの我が家での滞在中の出来事である。お向かいのお家にも娘さんの二人目の里帰り出産で同年代のお孫さんが長期滞在中である。花ちゃん滞在の三日目に花ちゃんより一歳近く年上のお兄ちゃんと
ようやく路上での対面となった。
 花ちゃんが近づくとシャイなお兄ちゃんは引き気味に間合いを開けた。更に近づく花ちゃんに踵を返して門扉の向こうに逃げ込んだ。しばらくするとお家から大きな車運搬用のトラックのオモチャを抱えて再登場。道路の端っこで得意げに遊び始めた。花ちゃんもしゃがみ込んで眺めていた。
 辛抱できなくなったのだろう。花ちゃんがやおら立ち上がっておもちゃを掴んで腕に抱え込んだ。お兄ちゃんは取り返す風もなく膝を抱えてしゃがみ込んだままである。その背中は寂しげでいじけている風にも見える。
 これには傍にいた母ちゃんが焦った。お兄ちゃんのママも傍にいる。花ちゃんをなだめすかしてお兄ちゃんの前にトラックを置かせてようやく二人で遊び始めた。
 花ちゃんは1才になるとすぐに保育園に通園している。今や10カ月となりすっかり保育園っ子になっている。先日の敬老のつどいでも、先頭を切って舞台に登場し、整列すると前のお友だちをかき分けて一番前に出てくるほどだ。これに対してお兄ちゃんはようやくお試し通園を始めたばかりのようだ。歳の差以上に保育園体験の有無が二人の力関係を左右しているように思えた。
 花ちゃんとお友だちの小っちゃな物語が繰り広げられた。

花ちゃんのイヤイヤ期の始まり2017年09月18日

 三泊四日の滞在を終えて花ちゃん一家が帰宅した。今回もまた花ちゃんの成長ぶりに驚かされたり振り回されたりした。何よりも自分の意思を前面に出すようになっている。
 お絵かきを始めた。ばあちゃんが事前に用意していた画用紙とクレヨンを目にした途端、画用紙ばかりでなくあちこちにクレヨンでなぞり始めた。母ちゃんは慌ててクレヨンを封印し鉛筆を与えた。
 ブロック遊びで丸いボール紙にブロックを乗っけて「いらませ」と呟やきながら近寄ってきた。母ちゃんいわく、お店でお水を持ってくる店員さんの「いらっしゃいませ」の真似だそうだ。
 テーブル前の花ちゃんチェアに座った花ちゃんがテーブルの好物のバナナを見つけた。「開けて!開けて!」と剥いてくれるようせがむ。大人の誰かが応じるまで絶叫が止まらない。根負けした大人を尻目に満足げにバナバをほうばる花ちゃん。
 じいちゃんの眼鏡も格好の遊び道具である。眼鏡を逆さにかけておどけている。
 自分の意思を伝える言葉もいっぱい使うようになった。「どうぞ」「ちゃう」「いやや」「いらませ(いらっしゃいませ)」「だいじょうぶ」「いただきま~す」「ごちそさまでした」等々。とりわけ「ちゃう」「いやや」の使用頻度が多い。「イヤイヤ期」の始まりなのだろう。

花ちゃんおもちゃ王国で遊ぶ2017年09月17日

 花ちゃん滞在三日目の日曜日である。台風が迫っているものの雨は降っていない。家族そろった折角の日曜をどこかに出かけようと相談した。母ちゃんが事前にチェックしていた東条湖おもちゃ王国に出かけることになった。
 中国道経由で車で30分のところにある。さすがに台風間近とあってゲート前の駐車場はガラガラである。ばあちゃんがゲットしていた入園券半額割引を利用して大人四人で2200円也のチケットを購入。まばらな入園者の中をゆったり散策する。花ちゃんの好奇心いっぱいのようすが微笑ましい。早速、父ちゃんと一緒に機関車トーマスに乗車する。花ちゃんはにこりともしないで緊張した顔つきで固まっている。ウォーターショットにも乗ったがやっぱり笑顔は浮かべない。まだ乗り物には馴染めないようだ。
 たくさんの「おもちゃのお部屋」に入った。ダイヤブロックワールド、まなびのハウス、リカちゃんハウス、トミカ・プラレールランド、木のおもちゃ館等々。こちらの花ちゃんは好奇心満開である。どれもこれも夢中になって次々に手に取って遊んでいる。
 ブロックワールドでは花ちゃんの大胆な振舞いを目にした。ブロックのプールで同年代の男の子が父ちゃん母ちゃんと遊んでいた。そこにつかつかと歩み寄った花ちゃんがその父ちゃんにブロックを拾って手渡ししている。驚いたおじちゃんは苦笑しながら受け取っている。何度も何度も繰り返す。保育園育ちの花ちゃんの面目躍如である。
 10時半頃から3時間近くおもちゃ王国を楽しんだ。ひょうご東条インター近くの道の駅に立ち寄って帰宅した。台風の影響は全くない行楽日和に恵まれた孫一家との遊園地遊びを満喫した。

久々の男の料理塾”さわらのみぞれあん”2017年09月16日

 4カ月ぶりにコープサークルの「男の料理塾」があった。今回参加者の8名でその内6名がオヤジ会メンバーだった。400円という格安会費を払って受付を済ませ頭に三角巾、身にエプロンを纏ってスタンバイ。
 講師のサークル代表の指導が始まる。参加者とほぼ同数の主婦スタッフたちによって事前に食材が整えられすぐにも調理にかかれる。
 まずはひじきサラダの調理である。人参、きゅうり、油揚げの千切りにかかる。ドレッシングづくりを指導され、水に戻したひじきと一緒に混ぜ合わせる。
 続いてけんちん汁。鍋で鶏肉を油炒めし、大根、人参をイチョウ切りし、輪切りの里芋、ささがきの牛蒡を一緒に鍋に加えて炒める。調味料で味付け済みの出し汁を加え野菜が柔らかくなるまで煮る。
 メインディッシュはさわらのみぞれあんである。さわらや人参、かぼちゃは既に切り身で準備されている。大根おろしのすりおろしがオヤジたちのもっぱらの担当。さわらをかたくり粉でまぶして揚げ、野菜は素揚げする。出しを温め大根おろしを加えて煮立ちしてさわらを入れてからめる。お皿にそれぞれを盛り付け三つ葉を散らし揚げ野菜を添える。
 10時半開始の調理実習が12時10分頃にようやく盛り付けが始まった。午後の市社協地区代表者会議に参加するには12時33分の下山口バス停発のやまなみバスに乗車しなければならない。その事情を事前に代表にお願いして盛り付けが始まったばかりの料理を先に戴いた。25分頃には慌ただしく会場を後にした。

花ちゃんがやってくる2017年09月15日

 三連休の前日である。保育園の敬老のつどいに行けなかったこともありこの三連休に花ちゃんがやってくることになった。今朝早朝に家内が花ちゃん宅に迎えに行った。私は午前中にコープの男の料理塾があり、午後には市社協地区代表者会議の予定が入っている。
 タブレットを持参していった家内から9時半頃に私のスマホにFaceTime(携帯テレビ)がかかってきた。保育園をお休みした花ちゃんがばあちゃんと二人でお留守番をしている。ひと息ついてじいちゃんとの会話になったようだ。風邪気味ながら元気な花ちゃんの笑顔に話しかけた。 会社を早退して母ちゃんが昼過ぎには帰宅する。花ちゃんを小児科クリニックで診てもらった後、夕方には三人で我が家に戻ってくる。私が総合福祉センターでの会議を終えて帰宅した頃には久々の生・花ちゃんに会えるはずだ。三拍三日の花ちゃんとの愉しみな時間が待っている。

テレビ朝日「やすらぎの郷」2017年09月14日

 今年の4月3日から始まったテレビ朝日の倉本聰のオリジナル脚本ドラマ「やすらぎの郷」をかなり早い時期から観ている。セレブな老人ホームを舞台にした入居者であるリタイヤしたテレビ関係者たちが繰り広げるドラマである。平日お昼の12時半から20分間の帯ドラマで、この放映時間からもターゲットがリタイヤしたシニア層であることを窺わせている。
 このドラマにはシニア層を中心に視聴率をアップする多くの仕掛けがある。何よりも主演の石坂浩二をはじめ浅丘ルリ子、有馬稲子、加賀まりこ、五月みどり、野際陽子、八千草薫、藤竜也、ミッキー・カーチスらが共演しシニア世代の郷愁を呼ぶキャスティングである。舞台の老人ホームもその豪華さは別にしてもいつかお世話になるかもしれない施設の実情を窺い知る上で興味深い。何よりも繰り広げられるドラマのが認知症、介護、看取り、遺産相続、断捨離等々、シニア世代に関わりの深いテーマが次々と取り上げられる。
 作者の脚本家・倉本聰は83歳である。主演の石坂浩二は77歳で、演じる役回りは往年の売れっ子脚本家・菊村である。テレビ界を知り尽くした脚本家の目を通して芸能界とシニアライフの様々な物語が描かれる。主人公・菊村のドラマでの言動は作者の倉本総の想いと重なる。シリアスでユーモラスなタッチで描かれるドラマは、シニアライフドラマともいえる新たなジャンルと放映時間の新たなゴールデンタイムを創造したかに思える。

身体いっぱいの初秋の爽やかさ2017年09月13日

 昨日の激しい雨と打って変わった快晴の朝を迎えた。早朝6時前に自宅を出ていつものウォーキングコースに向かった。今朝の天気予報を確認して家内が用意してくれた薄着のTシャツを着こんだ。出発した時の肌寒さが1時間後にはうっすらと汗ばんでくる陽気だった。
 一カ月ほど前から有馬川沿いの緑道を南に有馬温泉方面に向かうコースに変更している。自然の移ろいを肌で感じられるコースだ。快晴の空に包まれたさくら並木の散歩道が初秋の爽やかさを運んでくる。
 折り返し地点は有馬川緑道の南の端に位置するセブンイレブンの駐車場である。ここから展望できる上山口の旧集落の風景がお気に入りである。私の地域紹介サイト「にしのみや山口風土記」のタイトルバナーの背景画像でもある。今朝もその風景をしみじみと眺めた。実りの季節の稲田の黄金色の広がりの向こうに牧歌的な旧集落が横たわっている。その上にはこの季節にしか見られない乳白色の雲海がお覆っている。身体いっぱいに初秋の爽やかさを満喫した。

障がい児子育ての夫婦の葛藤2017年09月11日

 8月のお休みを挟んで2カ月ぶりにつどい場”あん”が開催された。コープこうべの関係者や障がい者家族会の親子二組の初参加者を含めて合計20名もの参加があった。地域に開かれたつどい場”あん”として着実に定着し広がりを見せている。
 いつもは昼食後2時頃には帰路に就くのだが今回は面識のある障がい者家族会の方やコープこうべの方との懇談に花が咲き3時15分頃まで滞在した。懇談の話題はもっぱら障がい児の子育てを巡るものだった。
 子育てはどこの家庭でも通常は母親に委ねられる。障がい児もどうようである。ところで障がい児を抱える家庭では片親が多いようだ。聞けば子育ての考え方を巡る夫婦の葛藤が離婚にまで突き進んでしまうきらいがあるという。通常の場合でも子育てを巡る夫婦のスタンスの違いはしばしばバトルを招きやすい。ましてやそれが障がいのある我が子を巡る場合、母親の想いと心労が倍加し一層深刻化しやすい。その日常的な夫婦のバトルが我が子に与える影響を考えた時、バトルそのものを我が子から切り離す「離婚という選択肢」が現実味を帯びてくる。
 もうひとつ考えさせられる話題を伺った。両親が亡くなった後の知的障害のある知人の現状である。古風で体面重視の両親は息子の知的障害を頑なに認めようとしなかったという。その結果、障がい者福祉の一切の保障を受けられないまま成長し今に至っている。その両親が相次いで亡くなり年金も途絶えた。今や50代になったご本人は生活の糧もなく一気に困窮生活に直面する。行政につないで今は何とか生活環境は整ったようだ。その話は障がい者家族、とりわけ親たちには身につまされる深刻な問題である。親亡き後の我が子の行末をどこまで手当てしておけるか。
 2カ月ぶりのつどい場で貴重な話をお聞きした。

大衆理容、15分のスゴ技!2017年09月10日

 現役の頃から散髪にかかる時間は苦痛だった。高齢になりみかけのこだわりも少なくなった。ましてやどんどん薄くなる頭髪は時間をかけても意味がない。それでも限度を超えると見苦しくなるのが髪の毛である。リタイヤした頃に近くに大衆理容ができた。安くて短時間で最低限の調髪をしてくれる大衆理容は大歓迎だった。ここ10年ばかりもっぱら大衆理容のお世話になっている。だいたい2カ月毎の散髪が定着している。
 9時前に歩いて10分の開店直後の大衆理容に出かけた。すぐに鏡の前の専用椅子に案内された。「髭剃り、シャンプーは?」「カットだけで」といつものやりとり。散髪椅子からの早期脱出もテーマのひとつ。自分でできることは自分ですます。バリカンで借り上げてもらいてっぺんも短く2cmほどにカットしてもらう。どちらかと言えば角刈り風だが、なんせ軟弱な髪の毛で角はない。もみあげや際剃りを済ませて一丁上がり。この間わずか15分の早業である。あっという間に2カ月に一度のお勤めを終えた。

保育園敬老のつどいの花ちゃん2017年09月09日

 敬老の日に花ちゃんの保育園で祖父母を対象とした園児たちの「敬老のつどい」が開催された。婿殿側の祖父母に出席してもらった。その時の動画がクラウドサービスで更新された。
 舞台前の陣取った年長さんたちの「いちごさ~ん!」という呼びかけに応えて舞台袖からいちご組の園児たちが入場する。なんと花ちゃんは先頭を切って入ってくる。足踏みしながら会場に向かって整列する。すると今度は列の後方にいた花ちゃんが前のお友だちをかき分けて最前列に出てきた。我が孫ながらその積極性に苦笑する。
 「おはようございま~す!」というあいさつの後、お遊戯が始まった。「だるまさんアップップ」では♪笑うと負けよアップップ♪の歌詞に合わせて一斉にほっぺを膨らませる。その後みんなで「ワ~~」と両手を広げて笑い声をあげる。広げたボードに隠れて「いないいないバ~」をした後、「カエルのうた」の遊戯になった。我が家でも何度も目にした花ちゃん得意の遊戯だ。♪ゲロゲロゲロゲロガッガッガ~♪のメロディに合わせて舞台正面の一番前でどのお友だちよりも大きな動作で四つん這いになったり飛び跳ねたりしている。思わず頬を緩ませながら「上手!上手!」と口にする。
 「バイバ~イ」。先生の声に合わせてみんな一斉に会場に向かって両手を振っている。ここでも花ちゃんは主役のような振舞いを見せている。会場の拍手に送られて足踏みしながら舞台袖に姿を消した。入場から退場まで7分足らずの動画を目を細めながら思い切り愉しんだ。