曲がり角の子育てサロン2025年06月30日

 来場者の少ない子育てサロンでいつも顔を見せてもらっている「子育てコンシェルジュ」の方と懇談した。市内北部地区全体の子育てサロンをカバーする立場にあり、子育て環境の動向に詳しい。彼女から「今、子育てサロンの環境は大きな曲がり角にある」との見解を示された。
 少子化の流れの中で乳幼児の絶対数が減少している。少ない乳幼児が共働き化の進行でゼロ歳児から保育園に通わせる傾向に拍車がかかっている。そのため従来、乳幼児を連れて来場していた地域の子育てサロンの利用者が減少している。2~3歳児からの保育園入園のハードルが高いこともゼロ歳児からの入園に拍車をかけているとのこと。
 春先から夏休み前までの来場者の減少は、利用者の入替という時期的な要因もあるだろうが、それだけでない構造的な要因もあるという現実を教えられた。
 子育てサロンも曲がり角に来ているのかもしれない。

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