老後の生活設計と医療・介護費2017年06月24日

 先日、同年代の知人と老後の生活設計について雑談した。奥さんが転倒事故で入院しその後の経過が思わしくなく予想外の長期療養を迫られている。このままでは長期の介護生活も余儀なくされそうだ。それに伴い想定外の高額出費に苦慮している。自分なりに老後の生活設計は立てていたが不測の入院や長期の介護費用までは折り込んでいなかったとのこと。
 その後の介護者の会で皆さんに介護費用について訊ねた。高齢のご婦人たちばかりでご主人の在宅介護や施設介護の経験者ばかりである。介護には在宅介護と施設介護がある。在宅介護には月13回程度のデイサービス利用、月3日程度のショートステイ、月5回程度の訪問看護、月22回訪程度の訪問介護等の費用負担が避けられない。介護保険適用で個人負担分は月額8万円程度は必要だ。施設介護は特別養護老人ホーム(特養)や介護老人保健施設(老健)等で月額15万円以上必要とのこと。有料老人ホームになると更に高額になる。
 私自身も老後の生活設計については結構詳細なシュミレーションをしてそれなりの備えをしてきたつもりだったが、夫婦いずれか又は双方の大病等の不測の医療費や長期の介護生活までは折り込んでいなかった。あらためて生活設計の見直しに着手した。

終活の大問題”持家処分”2017年06月21日

 空き家になって久しいご近所さん宅の前に引っ越し業者のトラックが3台停車していた。作業員たちが家財を運び出している。5年前に亡くなるまで80代の男性のひとり住まいだったお宅である。晩年は民生委員という立場を越えて共通の関心事でお付合いのあった方だ。子どもさんもなかったことから空き家状態が続いていた。そんな事情もあってかねてからこの空き家の行末を気にかけていた。
 玄関先から声をかけると同年代の男性が出てこられた。葬儀の際にご挨拶した故人の縁者の方だ。民生委員の立場を告げてどなたか入居が決まったんですかと訊ねた。「親戚のあちこちに声をかけて住む人を探したが誰もいなかった。やむなく処分する予定だがまず家財を処分しなければならない。我々夫婦では手に負えないので業者に頼んでようやく手をつけた」とのこと。
 かつて持ち家は遺族に対する価値ある資産だった。超高齢・多死社会を迎えて持家の空き家化が急増している。今や持ち家は場合によっては近所迷惑な「放置空き家」に変貌する。遺された遺族には固定資産税等の費用負担や家財の処分を迫られる「厄介な代物」になりかねない。ヒトゴトではない。子どもたちが将来我が家に移り住む可能性は極めて低い。近所迷惑な放置空き家や子どもたちに厄介な代物にならないよう、持家処分は避けて通れない終活のテーマに数えておくべきだろう。

コープでんきを申し込んだ2017年06月17日

 昨年12月に関電のお得料金キャンペーンに応じて「℮おとくプラン」という料金体系を申し込んだ。老後の生活設計上少しでも毎月の定額料金は削減したいと思った。
 ところがその後にコープ委員会で「コープでんき」の供給開始の情報を得た。コープこうべが始めた電力小売り事業である。http://ahidaka.asablo.jp/blog/2017/01/14/ 前回のコープ委員会で本格的に申込受付が始まっていることを知った。
 先週末に問合せ先の「コープこうべ くらしの情報センター」に電話して申込みの意向を伝え、担当者の来訪日程を打合せた。来訪した担当者は現状の電気料金を気遣って申し込み後の料金と比較してくれる。その結果、さすがに関電の「℮おとくプラン」は電力自由化の競争を意識して結構安い。コープでんき申し込み後は多少現状より高くなりそうだ。それでも原発に依存しない電力という選択肢には代えられない。電力購入をコープでんきに切り替えることでささやかながら「反原発」の意思表示をしたいと思った。

家康は日本の初代大統領!?2017年06月09日

 現役時代からネット配信を受けているビジネス日報(アルフィックス日報)がある。リタイヤ後も続けているのは記事内容がビジネスに拘らず幅広い視野で多面的な見方の記事を提供してくれるからだ。時に目から鱗の鋭い記事に共感することもある。徳川家康の海外での高い評価に関する今日の配信記事もそのひとつだった。
 
 (その偉大な実績とは裏腹に日本で不人気な武将である家康は)国内の評価とは反対になぜか海外からの評価は高く、特にアメリカの歴
史学者によりますと、家康は日本で初めての「大帝国」を作り上げ、一国の管理運営に成功した偉大な「政治家」であると分析されています。「関が原の合戦」はアメリカの南北戦争と同一の意義を持ち、リンカーンと同様の成果ばかりか、アメリカ独立の父ワシントンの業績までを家康1人で確立させ、江戸に徳川幕府という中央政権を作りあげた、日本の「初代大統領」との見方です。
  
 確かに当たっていると思う。家康には巧妙であくどい手法で豊臣政権を滅ぼした狸オヤジのイメージがつきまとう。そうした感情的な評価とは別に冷静に家康が成し遂げた実績こそが評価されるべきだろう。江戸幕府によってはじめて日本に265年間に及ぶ平和な中央政権が誕生した。それは鎌倉幕府も室町幕府もなしえなかった幕藩体制による初めての日本全土を統治する統一政権だったと言える。その礎を築き上げた創業者こそが家康だったことは紛れもない。明治維新の近代化も世界有数の識字率等の江戸時代の遺産を抜きにはなしえなかったのではないか。家康に対する「日本の初代大統領」という見方もあながちまちがいとは言えまい。目から鱗の記事だった。

とかく年寄りの誕生日はメンドクサイ2017年06月01日

 古希を越えた誕生日は嬉しくもなんともないというのがホンネだろう。とはいえホンネを口にするのも大人げない。一方で家族から誕生日を忘れられているのもやるせない。とかく年寄りの誕生日の想いはメンドクサイ。
 当日の三分の二以上が過ぎた夕方、自分自身が忘れていた誕生日を思い出し「今日、誕生日やったんや」と口にした。傍にいた家内の一瞬うろたえたような雰囲気が伝わった。「ケーキ買うてこうと思たけどお父さんの好きなん買うた方がええやろ」と取り繕っていた。平穏な日常の老夫婦の他愛のないヒトコマである。
 翌日のお昼前、「誕生祝いにどっか食べにいこか」と家内が言う。あちこちの店で夫婦の誕生日登録を済ませている。それぞれの店から誕生祝いのクーポン付きの案内状が送られてくる。家族は忘れていてもお店の案内状は律儀に誕生日を知らせてくれる。結局、いつものプチ贅沢回転寿司の「流れ鮨・三代目おとわ」に出かけた。
 ミニコミ紙限定ランチ「彩り寿司と季節の一品」を注文した。色とりどりの九枡の握り寿司に桜えびかき揚げ、6品の小鉢、赤出しにデザート2品がついている。案内状クーポンを提示して抹茶アイス中心の贅沢デザートで誕生日を祝ってもらった。
 今年の誕生日も何事もなく平凡でささやかな祝いで通過した。

リバースモーゲージ・・・老後生活の選択肢2017年05月23日

 地域の同年代の知人から相談された。奥さんの急な病による入院・療養生活で予想外の出費が重なった。自分なりに老後の生活設計は立てていたがそれを超える貯金取り崩しの事態に狼狽している。リバースモーゲージの情報を得て金融機関に相談したが、持ち家の戸建住宅は奥さんとの共同名義となっているためハードルが高い。こうした経済的な事情をクリアできる手だては他にないだろうか、といった相談だった。
 老後の生活設計については私も余命期間を折り込んだ収支見込をたてている。とはいえ夫婦いずれかまたは双方が認知症等の長期療養を要する事態までは折り込んでいない。知人の相談は他人事ではないと思った。リバースモーゲージの大まかな知識はあったが本格的な勉強はしていない。
 すぐにネット検索してそのアウトラインの情報を得た。https://p-kaigo.jp/guide/reversemortgage/ 端的に言えば「持ち家(自宅)を担保として銀行や自治体から融資を受けて、借りたお金は死亡時に自宅を売却することで一括返済する仕組み」ということのようだ。対象となる持家は「自己所有の都市部の土地付き戸建て住宅」と、ある程度限定されるようだ。いずれにしろ予想外の事態で老後生活が危機に瀕した時の有力な選択肢になりそうだ。
 超高齢社会に突入し、老後破産、老人漂流社会が現実味を帯びてきた。福祉ネットの課題のひとつに高齢世帯の家計問題も今後の検討課題になりそうだ。民生委員としても情報提供のひとつの分野になるかもしれない。リバースモーゲージについて今少し勉強しておきたい。

電子印鑑に挑戦2017年05月12日

 地区社協会長に就任して市社協への提出書類の多さに閉口している。様々な事業に助成金や補助金等の公的資金が交付されるのだが、当然ながらそのつど事業計画や事業報告が求められる。可能な限りワードやエクセルで作成し次年度にはデータ書き換えだけで済むように心がけている。
 データ作成した書類ならメールの貼付ファイルで送信できるというメリットも大きい。ところがそうした書類には代表者の捺印が欠かせない場合が多く、途端にメール送信は断念する他なくなる。北部地区の為何かのついでに届けることは困難であり郵送か地区担当が来訪した際に託すという手だてしかない。
 何とかならないかと考えた時に、現役時代に導入を試みた電子印鑑を思い出した。市社協側で電子印鑑の活用が可能かどうか地区担当に打診する一方でネット検索してフリーソフトを色々試してみた。結構ハードルは高そうだが、何とか活用にまでもっていきたい。

街の世話焼きオヤジの役回り2017年05月08日

 GWが終わっていつもの日常が戻ってきた。早速今日午前中のコープ委員会を皮切りに金曜日までの平日は毎日のように地域活動が待っている。
 自分で蒔いた種とは言え、人生終盤の「街の世話焼きオヤジ」の役回りも性に合っている。「元気な年寄り」の間は「元気がなくなったお年寄り」をはじめ地域での支え合いを必要としている皆さんのお役に立てればと思っている。
 とはいえいつまでも続けられない。後期高齢者になる75歳前後がメドだろう。それまでに広げ過ぎた役回りを整理しながら後任者を見つけてひとつづつバトンを渡さねばならない。地区社協会長、福祉ネット事務局長、民生委員、ちょい呑みオヤジ会代表世話人等々である。それぞれの分野の課題や役回りにケジメをつけながら退任のソフトランディングをはかること。これを地域活動の締めくくりに向けて心して取り組みたい。

長期休暇前半での個人課題の処理2017年05月01日

 4月28日から5月7日までの10日間、地域活動の予定がない。世間のゴールデンウィークと同様にリタイヤおじさんにとっても久々の長期休暇である。明日からは愛孫・花ちゃんもやってくる。
 そんな長期休暇にやり残していた四つばかりの個人的な課題のめどをつけよう思っている。「老後生活の資産点検」「エンディングノートの追加記入」「自分史作成の着手」「社協会計の汎用ソフト活用の模索」である。長期休暇の前半4日間でそれぞれに着手した。
 「資産点検」は、既に点検フォームを作成し節目ごとに棚卸しをしているが前回以来5年が経過している。気にはなっていたが忙しさにかまけて放置していた。今回ようやく処理できた。夫婦の平均寿命から算出した余命をもとに試算した今後の生活費に住宅リフォーム、旅行、車関係費、病気介護等の特別支出を見込んで老後の必要生計費を算出する。一方で現在の預貯金や保険・共済の受領見込額、公的年金見込額等の調達資金見込額を算出する。前者と後者の収支の差異がプラスであれば老後生活はひとまず安泰である。年金以外の収入が途絶えた今回も幸い5年前に比べてもプラス幅は増加しており安堵した。
 「エンディングノート」は、筆まめ社の「はじめてのエンディングノート」というソフトを導入して入力を進めている。すでに基本情報入力を終え、今回は資産、医療・介護、終活等に着手した。
 「自分史」については「社協20年誌」編集の経験を活かして編集ソフトの書式設定や個人HPやブログ記事の幾つかをテーマ別に整理し入力を始めた。
 「社協向けの会計ソフトの活用」も個人的テーマではないものの現金出納帳入力が科目別集計や収支計算に反映されない現状の会計処理を何とかしたいという個人的な想いが強い。オヤジ会メンバ-の現役税理士さんに相談したところ「ちまたの会計」というフリーソフトを紹介してもらった。試しに昨年度の現金出納帳データの一部を入力してみると見事に科目別集計や収支計算に反映されている。何とか1年分を入力し年度決算収支に反映できるまで処理してみたい。
 そんなこんなで連休前半は個人的課題の着実な進展があった。花ちゃん滞在の明日からはこうはいかないだろうが、まずまずの進捗に気を良くしながら花ちゃんを迎えられる。

プリンター故障の顛末2017年04月30日

 1週間ほど前に突然プリンターが印刷できなくなった。操作パネルにエラーメッセージがエラーコードとともに表示され警告音が鳴りっぱなし状態になった。電源のON・OFFしても治らない。操作パネル自体が戻らない。やむを得ずインフォメーションセンターに電話した。担当者とやりとりして色々やってみたが結局メーカー修理に出すしかないことなった。ガックリである。購入して1年にも満たないのにとぼやきながら購入店に持ち込んだ。2~3週間かかると思いますとのこと。この間自宅でのプリントは断念する他ない。社協総会が終わったばかりで比較的事務処理が少なくなった時期であることが救いだった。
 その修理完了連絡が昨日携帯のショートメールで届いた。梱包の中に純正のインクカートリッジ6色セットが入っていた。1週間という予想以上に早い修理とともに1年未満の故障のお詫びとも見えるメーカーの対応に気分を良くした。
 早速、プリントにかかった。ノズルチェックをしてみると鮮やかに印字されプリンター自体は正常に戻ったと喜んだのもつかの間。ノートパソコンからのワイヤレス印刷ができなくなっている。どうやらネット接続のエラーのようで手に余る事態だ。そこでいつものITトラブルのお助けマンに頼ることにした。NTTのリモートサポートである。自宅のパソコンを一緒に見ながらサポートしてもらえる。女性担当者とのやりとりでワイヤレスルーターにプリンターが認識されていないことが分かった。メーカー修理の際に設定を初期化してしまいプリンターの無線LAN設定が削除されてしまったようだ。何とか設定できようやくノートパソコンからの無線プリントが復旧した。
 プリンター故障の喜んだり慌てたりの顛末だった。