新型コロナウイルスの余波2020年02月22日

 新型コロナウイルスの余波が、我が町にも波及してきた。まず3月7日開催予定だった第3回山口フォーラム・ボッチャ大会の延期が決まった。山口ホール等を会場として介護施設の入所者等も参加するイベントである。主催者の一員として延期止むなしの判断に参道した。続いてその翌日に開催予定だった同じく山口ホールや北六甲台コミセンを会場とした「ピア上映会」も延期となった。閉鎖空間に大勢の高齢者等の参加が予想されこちらも延期やむなしの判断が下された。
 この他3月中旬には小中学校の卒業式が控えている。また地区社協の交流研修会も3月下旬に予定している。開催の是非の検討が迫られそうだ。
 他方でビジネス現場や学校の授業は一定の配慮を講じながらも通常通り機能している。公共交通機関も正常に運行している。人が集まる場や会合を一律に中止したり延期するのも現実的でなく、社会を支えているインフラ機能を損ないかねない。
 今後の感染状況の推移を見極めながらリスク回避とインフラ維持の両面からの慎重な検討が求められる。

地域住民たちの「戦争体験記」発行2019年12月19日

 「戦争の記憶を残して後世に伝えていかないといけない」という想いから北六甲台パソコンクラブの代表だった蘆田敏郎さんを中心に戦争体験記発行の取組みが始まった。蘆田さんは7月に急逝されたが、その遺志を受け継いだクラブのメンバーたちによって12月に「平和への願い伝えたい(戦争体験記)」というタイトルで発行された。
 2年前の北六甲台文化祭で大正生まれの蘆田さんはじめ3名のクラブ会員による戦争体験が語られた。これを皮切りに自治会や福寿会(老人会)の協力も得て、原稿の執筆依頼や会員による聞き取りが進められ、ようやく66頁の冊子発行に至った。蘆田さんの2代後の地区社協代表として発行に向けてささやかなお手伝いもした。
 「体験記」には北六甲台住民を中心に14編の生々しい体験が綴られている。当事者提供の写真も随所に掲載されている。敗戦後74年を経て戦争体験者は年を追うごとに少なくなっている。それは戦争の悲惨さの風化を意味している。そんな背景のもとでの体験者による生の声の住民自身による貴重な収録である。
 「体験談を記録に残していくことで、戦争の事実を次の世代に伝え、人間が人間で無くなる戦争について語り続けてほしいのです」。蘆田さんの巻頭言である。

和洋の音楽コンサート2019年12月13日

 地域活動を通じて交流のある事業者の方からのお誘いで長唄、日本舞踊、ソプラノ&ピアノの和洋コラボの音楽コンサートに家内と一緒に出掛けた。会場はお馴染のセレモニー会館のサンパレス六甲だった。
 幾つかの円卓を囲んでが60人ほどの観客が着席した。主催者挨拶で「ソーシャルビジネスカンパニー」の認定を受けたという報告があった。社会問題の解決をビジネス手法を用いて持続可能な形で行う事業ということのようだ。
 コンサートが始まり司会進行の吉本興業のお笑いコンビ・spanが登場。二人の軽妙な進行で長唄2曲、有馬検番の芸者さんお二人の日本舞踊2曲、ソプラノ&ピアノによる歌曲3曲が演じられた。長唄という歌曲を初めてじっくり聴いた。資料に歌詞カードがあり、「鶴亀」「五条橋」の2曲の長い歌詞に目を通した。長唄の所以である。
 コーヒー&ケーキを味わいながらの寛いだコンサートだった。地域活動を通して交流のある知人・友人の顔ぶれも多い。コンサートの後で、30本ばかりの景品が当たるクジ引き抽選会もあり、和やかな雰囲気の内に2時間ばかりの音楽イベントが終了した。

アルキナーレ2019の最長コースの順調なガイド2019年11月17日

 今年も西宮山口アルキナーレがやってきた。いつも通り地区社協の仲間三人で最長コース8kmのコースガイドを担当した。毎回最長コースには200人ほどの参加者があり、全体ガイドは困難な状況だった。今回は事前の打合せ会で最長コースはAとBにグループ分けすることになった。
 9時過ぎから参加者が徐々に到着し、山口ホールでグループ別に椅子席に分かれてスタンバイしてもらった。定刻の9時20分にAグループ約70人で出発した。Bグループは10分遅れでの出発予定である。
 毎回、定番の丸山登り以外はテーマに沿ってコース見直しがある。今回は前半は旧国鉄有馬線の線路道を歩く設定である。有馬川緑道から高田上谷病院を抜けて有馬方面に旧線路道を歩く。途中、有馬線にまつわる幾つかのエピソードをガイド。行き止まりの登り尾公園で折り返し途中から金仙寺方面に向かう。金仙寺橋手前で北に折れ金仙寺観音堂前を抜けて丸山麓のルートを辿って丸山稲荷神社本社に到着。本社境内で下山口の皆さん接待の生姜湯を戴きながら小休憩。休憩中に丸山、本社、奥社の話題をガイドする。
 本社横を抜けて丸山の北側中腹の山道のコースに入る。全コース中最も歩きにくい難所である。最後の坂道をようやく踏破し浄水場前に到着したところで思わぬ事態に遭遇した。浄水場が管理する可動式フェンスが閉鎖したままである。片側のポールとフェンスの端にチェーンがかかりシリンダー錠で施錠されている。すぐに本部に連絡し錠の解除番号を聞いてようやくフェンスを開ける。
 浄水場前を北に下り大鳥居下の小道を南に進む。丸山ダムの裏側からダムに抜ける今回初めてのコースである。平坦な道を進んだ先に難所が待っていた。巨大なダムの下からてっぺんまで抜けるコースは段差の高い険しい階段が延々と続く。丸山ダムで小休憩し、再び金仙寺観音前に到着。トイレ休憩の後、最後の難所の丸山南参道往復コースが待っている。丸山山頂で稲荷神社奥社の参拝後、スタンプをもらって下山。
 工事中の樋ノ谷歩道橋を迂回していつものコースに合流。住宅街の遊歩道を西に向い郷土資料館経由でゴールに到着。
 予定より20分ほど早いハイクだった。途中Bグループからの合流組もあり100人ほどの参加者になったようだが、それでも途中小休止を入れながら隊列のまとまりは維持できた。グーループ分けが奏功して例年以上に順調な健脚コースのガイドを無事終了した。帰宅後の歩数計は2万歩を越えていた。

隣町の文化祭展示で想ったこと2019年11月10日

 地区社協は二つの町が対象エリアである。私の住む住宅街と国道を挟んで向かいの住宅街である。双方のイベントに関わる人も多いことから秋の文化祭は一週間ずらして開催されるのが恒例である。
 一週遅れの隣町の文化祭に出かけた。会場は2階建ての自治会館である。1階のホールはサークルの演奏や住民のうたごえサークル発表会が催される。2階の3部屋には住民の書画、手芸、パッチワーク、生花等の展示会場となる。
 2階の展示に注目した。20人余りの住民の多彩な作品が展示されている。その殆どは毎年恒例のこの展示会に向けて作られた作品である。作品に添えられた作品名と作者名を確認しながら、作者の想いを忖度した。作者の多くのが地域活動でも交流のある知人である。地区社協にボランティア登録してもらっている高齢女性やリタイヤ男性などである。セカンドライフの自由な時間をボランティアに参加しながら趣味の分野でも楽しまれている。毎年の地域の文化祭の展示はそうした皆さんの励みになっていることだろう。

シングルマザーの実家暮らし2019年11月08日

 PTA役員の経験豊富な知人女性と懇談した時の話題である。年度初めのPTAの会合でしばしばシングルマザーが増えていることに気づかされるとのこと。苗字が以前と変わっている事例の多さで推測されるという。シングルファーザーの事例も散見されるようだ。
 新興住宅街である我が町でもシングルマザーは増えている。民生委員の実態把握調査でもそれは窺える。ただ我が町の場合は、そのほとんどが離婚後、子供と一緒に実家の両親の元に戻ってくるというパターンである。住居費や子育て等、両親の支援は大きい。娘の不幸は別にしても両親にとっても娘と可愛い孫との同居生活はまんざらでもない筈だ。
 交通の便の悪い新興住宅街である。我が家も含めて子どもたちが世帯を持った時に実家に戻ってくるのは稀である。老夫婦二人の生活で車の運転が叶わなくなって南部の交通の便利なマンションに転居される事例も増えている。配偶者を亡くし、日常生活に支障をきたすようになると子どもたちの住まいに転居したり、施設に入居される事例も増えてくる。空き家は増える一方と思われる。
 ところがシングルマザーの実家暮らしは、そうした空き家化の例外事例であることに気づかされた。

文化祭のカラオケ大会2019年11月04日

 住宅街の文化祭の最終日の4日に、連合福寿会(老人会)が運営するカラオケ大会が催された。年に何度か福寿会同好会のカラオケ大会が催されており、装飾や舞台設定、機器設定等の準備はこなれたものだ。
 自治会の企画案では当初、2日目の午後の開催だった。行事主催者、出演者、出品者等で構成される文化祭打合せ会で、福寿会等からこの案に異論が噴出した。結論が出そうにない雰囲気を読んで、私から日程変更して全日開催とし運営を福寿会に全面的に委託する旨の調整案を提案し合意された。
 そんないきさつがあったので、今回初めて文化祭のカラオケ大会に顔をだした。開会直後の会場には50数名の参加者の姿があった。10時から16時までの大会には47組のエントリーがある。第1部は福寿会カラオケ同好会の会員発表会で前半30組が、第2部は自治会有志カラオケ大会で後半17組が出演する。地域のカラオケ好きのお年寄りたちの年に一度の晴舞台である。
 開会直後の30分ばかりをお付合いした。福寿会会長挨拶の後、事前の抽選順にカラオケが始まった。圧倒的に女性が多い。出演者順に氏名、曲名、歌手名、丁目が記載されたプログラムの約半数は顔見知りの方だった。真っ青なドレスに身を包んだふくよかな高齢女性が登場し、ひと際拍手が大きいくなる。
 カラオケ大会はお年寄りにとって自分らしさを発揮できる貴重な機会なのだということをあらためて実感した。

住宅街の文化祭準備2019年10月31日

 毎年恒例の住宅街の自治会主催の文化祭が明日から始まる。午後2時から自治会役員はじめ、作品出品者、関係団体活動展示等の関係者が会場準備や出品、展示パネルの作業を行った。
 明日の開会直後に私の「ふるさと講座」がある。会場設営は自治会にやってもらえるが、プロジェクターとPCとの設定は自分でやらねばならない。これまでしばしば接続トラブルを経験している。今回も本番前の設定では心もとない。前日の1時半に会場に出かけて設定を試みた。やはり一筋縄ではいかない。何度か色々試してみてようやく投影できた。この調子では明日も30分以上早く準備にかかるしかない。

地区運動会の在り方は?2019年10月21日

 地元小学校の校庭で地域のスポーツクラブ21が主催する地区運動会が開催された。今回で19回目ということだが、これまで一度も参加したことがない。今年は主催者のSC21による実行委員会が設置され地区社協も派遣したこともあり、運動会にも来賓主出席した。所用があり開会から1時間余りの参加だったが、地区運動会の概要がおおよそ把握できた。
 SC21の対象エリアは小学校区であり、校区内の6自治会と青愛協、地区社協が共催組織である。ただ来賓席には共催組織の代表は青愛協、地区社協のみで自治会代表者の姿はない。競技は規模の大小がある6自治会を四つに再編成したチームの対抗戦である。12時の開会式直後のアトラクション(今回は山口子ども太鼓クラブ)を皮切りに16の競技と閉会式が17時まで5時間に渡って実施される。
 少子高齢化の進行に伴い年々参加者は減少しているようだ。今回は不明ながら昨年の参加者数は386名と記録されている。出場者の主体はSC21に所属する各運動クラブのメンバーである。クラブは小学生対象の野球、サッカー、バスケット、バレーボールと一般対象のバレーボール、ソフトボール、卓球、バトミントン、クォーターテニス、吹矢の10クラブある。運動会はこれらのクラブの年に一度の交流の場という側面も持つようだ。
 今回初めて設置された実行委員会では、地区運動会自体の在り方についても様々な意見が交わされたようだ。少子高齢化の進行に伴い地区での運動会の意義、性格、在り方の見直しが問われているのだろう。来賓席に自治会代表者の姿がなかったことに象徴されるように地域住民の運動会の性格は薄れ、結果的にクラブ交流の運動会の性格が目立ってしまっているように見える。プログラム自体も基本的にはファミリー中心だった人口構成当時の内容が踏襲されているのではないか。地区住民対象運動会なのかクラブ交流運動会なのかという点も含めた抜本的な在り方の検討が問われているように思えた。

さくらやまなみ楽団デビュー演奏会2019年09月09日

 オヤジ会メンバーでもある知人Yさんを代表とする「さくらやまなみ楽団」という吹奏楽団が昨年11月に発足した。昨日、そのデビュー演奏会が山口ホールで開催された。2時開演の会場にはざっと100人ほどの観客が詰めかけていた。友情出演の2団体を含めて3グループによる2時間余りの演奏を楽しんだ。
 トップはコーラスグループ「夢サークル ドロップBOX」で、6人のメンバーのほとんどはかつて私も後援したミュージカル劇団出身者で旧知の皆さんである。レベルの高いコーラスやソロを4曲聴いた。
 2番手が7名のメンバーによる「さくらやまなみ楽団」である。「いそしぎ」や「アイキャンストップラビングユー」などのポピュラー曲7曲が演奏された。将来ビッグバンドを目指しているという楽団の意欲的な演奏ぶりが伝わった。
 3番手はYさんの所属するビッグバンド「関西ポップス オーケストラ」である。Yさんのトロンボーンも含めた16名のフルバンドによる迫力ある7曲の演奏だった。最後のマシュケナダは私の好きな曲で思わず全身をスイングさせながら聴きいった。
 フィナーレは3団体合同の演奏だった。舞台に納まりきれないやまなみ楽団は舞台下のフロアでの演奏だった。「聖者の行進」「明日があるさ」「見上げてごらん夜空の星を」の3曲をコーラス入りの大迫力で会場と一緒になって演奏されるという巧みな演出だった。
 山口町に新たな挑戦が始まりあらたな息吹が伝わった。