和気あいあいの隣町の文化祭2017年11月12日

 地区社協対象エリアの隣町の文化祭が催された。時間が許す限り顔を出すことにしている。安心コミュニティプラザ1階ホールで催し物が、2階の会議室で住民の作品が展示される。隣接の駐車場では自治会役員たちによるおでんや焼きそばの販売がある。
 会場では自治会長の弾き語りが演奏されていた。地区社協関係者たちと挨拶を交わしながらおでんや焼きそばを頂いた。2階の展示室では手芸、絵画、書道、活け花などの力作が並んでいる。著名なコンクールで入賞したという実力派の見事な書道作品にしばし見とれた。
 会員260世帯ほどの自治会である。新興住宅街ながら適度な規模の街の住民たちのつながりは予想以上に強いのだろう。和気あいあいの雰囲気に羨ましさを覚えた。

TBS金曜ドラマ「コウノドリ第5話」2017年11月11日

 TBS金曜ドラマ「コウノドリ第5話」を観た。前回の第1回シリーズもちょうど孫の花ちゃん誕生と重なり欠かさず観ていた。今回のシリーズも相変わらず見応えのある感動的な物語が展開している。
 とりわけ第5話は涙が止まらなかった。死産(子宮内胎児死亡)をテーマとしたドラマである。切迫早産と診断され長期入院中のママ・瑞希が隣のベッドのママと赤ちゃん誕生に向けた喜びを語り合う。そんな喜びのシーンが次の健診で暗転する。エコーを診つづけていた主治医サクラが瑞希に告げる。「胎児の心音が確認できません」。自分のせいで命を宿せなかったのかと自らを責める瑞希は羊菓子店の店主である夫と泣き崩れる。夜遅くまで原因を探し続ける医師サクラ。母体の安全のため陣痛促進剤による早目の出産が行われる。命を宿さない胎児をママもパパも病院関係者も誰もがその誕生を祝福する。亡きベイビーの前にパパが心を込めた誕生ケーキを添える。
 出産という命を宿す営みの重さを、宿せなかった事例のトレースを通してあらためて思い知らされた。

BSプレミアム「英雄たちの選択・観応の擾乱」2017年11月10日

 NHKのBSプレミアム「英雄たちの選択・室町幕府ミステリー 観応の擾乱 史上最大の兄弟げんか!」を観た。室町幕府成立間もない頃の初代将軍・足利尊氏とその弟・直義の骨肉の争いである観応の擾乱のドキュメンタリーである。歴史的にはさほど注目されていないこの騒乱を二人のそれぞれの内面に分け入りながらそれぞれの重大な選択の過程と結果をコンパクトにまとめていた。
 印象的だったのは番組終盤で提示された「正しいこと」と「分かりやすいこと」の歴史的な意味合いとその結果についてのコメントだ。「正しいこと」よりも「分かりやすいこと」がしばしば勝利することは歴史が示している。正しいことにこだわった善意の人・直義は最終的に分かりやすい行動パターンで大衆を引き付けた尊氏に敗れ去った。
 教訓とすべきは「正しいか」「分かりやすいか」の二者択一ではない。「正しいことをいかに分かりやすく伝えるか」ということなのだろう。

夜明け前の散歩道2017年11月09日

 毎朝5時半頃には早朝ウォーキングに出かける。同じ時刻の散歩道の風景も季節の移ろいに従って目にする風景が変化する。深秋の季節となって夜明け前の暗闇の中を自宅を後にする。それでも日の出が近づくにつれて刻々と東の空は明るさを漂よわせてくる。
 この時間帯では暗闇の有馬川緑道は足元がおぼつかない。下山口から上山口の集落を貫く旧街道を南に向かって歩くことになる。街灯に照らされた上山口の街道筋を抜けると金仙寺口辺りから畑山、丸山の夜明け前のシルエットが目についた。セブンイレブンの駐車場からはがようやく目覚めようとしている上山口の田園風景が望めた。明るさが増した有馬川緑道を折り返した。緑道沿いの街灯がさくら並木の紅葉の色づきを教えてくれた。
 夜明け前の散歩道の風景を愉しんだ。

「ファースト」がもたらす分断社会2017年11月08日

 ここのところ使われ出した「ファースト」という言葉が気になっている。トランプ米大統領が昨年の予備選挙中から使い始めた「アメリカ・ファースト」。小池東京都知事が都議選向けにキャッチコピー風に使い始めた「都民ファースト」などである。何となく新しい感覚のニュアンスがあり耳障りがよく大衆受けしている観がある。
 ところが考えてみれば「ファースト」とは単に「第一」「第一主義」ということに過ぎず自己中心のミーイズムを意味している。国際社会での協調・共存を排しアメリカこそ第一と主張する。都民を第一と考えない政治勢力や集団の存在を暗示することで抽象的な都民の利益を訴える。それは米国人や東京都民に不当な不利益の奪還を訴え共感を求めるというポピュリズムの手法にも見えてくる。格差と貧困が進行する社会にあって「自分さえ良ければ」というミーイズムの風潮が蔓延する。「ファースト」はそうした大衆の気分を巧妙に掬い取る。
  「ファースト」は「アメリカとそれ以外」「都民と都民の利益を損なう存在」という形で国や地域に対立を持ち込む。格差や貧困の原因を対立する反対勢力の存在に矛先を向ける。コミュニティの中に憎悪や排除が生まれコミュニティの分断がもたらされる。
 格差や貧困は対立、排除、分断によって一層深刻化する。協調、共存、包み込みこそが求められている。そんな時代だからこそ「ファースト」でなく「ソーシャル・飲クルージョン(社会的包摂)」を噛み締めたい。

地元小学校の福祉学習支援2017年11月07日

 毎年この時期に地元小学校で車椅子体験の福祉学習が開催される。地区社協のボランティアセンターにそのサポート依頼があり支援協力している。今年も四年生の80名余りの児童の16台の車椅子を使用しての体験学習の支援に16名のボランティアの皆さんに協力してもらった。
 朝8時に小学校の会議室に集合し、市社協の担当者から進め方の説明を受け5カ所に分かれての担当分担を確認した。8時半に体育館に移動し生徒たちに自己紹介をした後、進め方を確認した。
 9時前からいよいよ体験学習が始まった。車椅子体験者と介助者の二人一組になって校舎の周囲を5カ所のポイントを回っていく。石段前後での車椅子の乗り降り、段差の乗り降り、下り坂スロープでの後ろ向き操作など多彩な体験がある。
 11時過ぎに体験学習を終えて体育館に集合した。市社協担当者から感想を求められた生徒たちが我先に挙手をして発言を求めている。感想を受けた担当者のまとめがなかなか良かった。「座ったまま外を移動することは思った以上に視線が低くなるなど車椅子に乗ってみて初めて分かることが多々あったと思う。介助者との意思疎通ができていない時の不安や怖さを口にして伝えることが大切。そうした体験を日常生活でもお友だちや家族との間で活かしてほしい」。
 12時半にスタッフとボランティアが再び会議室に集合し簡単な反省会の後解散した。

浅田次郎著「五郎治殿御始末」2017年11月06日

 書棚の読みたい作家の作品の再読を読み尽した。やむなく個々の作品をさがして再読している。古希を越えた身では選択は年相応の好きなジャンルに限られる。かつて愛読した推理小説や海外の作品には手が出ない。
 そんな経過で手にした作品が浅田次郎著「五郎治殿御始末」だった。この6篇の短編小説集は千年続いた武士の時代の幕末維新の幕引きを巡る物語である。そうした特異なテーマに絞って様々な物語を紡ぎ出すこの作家の力量に舌を巻いた。
 なんといっても圧巻だったのは表題作の「五郎治殿御始末」だった。幕末に徳川政権に殉じた桑名藩の事務方上士であった岩井五郎治が主人公である。桑名藩の「始末」をやり遂げた後の自身の「始末」を鮮やかに描いている。桑名藩と岩井家と残されたたった一人の肉親の孫の「始末」を終えて行方知らずとなっていた五郎治の消息が孫のもとに届けられる。老骨に鞭打って五郎治は西南戦争に加わり白兵戦の中で討ち死にしていた。孫に託された遺品は生前に周囲から嗤われていた「付け髷」だった。この付けチョンマゲに込められた意味を作者は孫の述懐として次のように語る。「侍の理屈は、一筋の付け髷に如かぬ。侍の時代など忘れて、新しき時代を生きよ」。
 物語の最後に作者自身の想いが語られる。「もし私が敬愛する明治という時代に、歴史上の大きな謬りを見出すとするなら、それは和洋の精神、新旧の理念を、ことごとく対立するものとして捉えた点であろう]
。同感である。

花ちゃんアンパンマンミュージアムではしゃぐ2017年11月05日

 花ちゃん滞在三日目の土曜日、今回の来訪の目的でもある神戸アンパンマンこどもミュージアムに出かけた。今月は花ちゃんの誕生月だ。アンパンマンミュージアムではお誕生月のお友だちとその保護者達はわくわくバースデーショーに優先入場できる。アンパンマンが大好きな花ちゃんを連れていくための来訪でもあった。
 朝9時半にミュージアムのある神戸ハーバーランドの駐車場に着いた。10時オープンのミュージアム前の入口には既に大勢の来場者が列をなしている。2歳の花ちゃんも含めてひとり1500円の入場料である。それでもこれだけの入場者を集めるのだからアンパンマンの人気恐るべし。
 入口前で記念写真撮影サービスを済ませていよいよ入場である。ミュージアムにはアンパンマンキャラクターたちがふんだんに登場する色んなスペースが配置されている。入ってすぐ横にボールパークがある。早速花ちゃんはアンパンマンキャラクターたちが描かれた大きなボールを転がして遊んでいる。虹のすべり台にひとりで入場しちゃんと滑り落ちた。パン工場でパンを練る遊びをした。あかちゃんまんの人形の横でじいちゃんばあちゃんと一緒に写真を撮った。たんけんランドやわんぱくランドやミニショップの並ぶみんなのまちでたっぷり遊んだ。最後の仕上げは父ちゃんと一緒にアンパンマンのお面工作だ。紙材料を貰ってアンパンマンの絵を描いて金の王冠をくっつけて完成。隣のハピーバースデイの写真スポットでできたばかりのお面を頭につけてポーズをとった。
 11時半からのわくわくバースデーに入場するため11時過ぎから並んだ。入場と同時にやなせたかし劇場はあっという間にいっぱいになる。前座のおねえさんが色々注意事項を話したり掛け声の練習をしたりしていよいよ開演である。アンパンマンとジャムおじさんが登場。お話したり歌に合わせて踊ったりしてあっという間に30分近くが経過する。前列から順番に劇場出口から退場する。ここで最後のおたのしみが待っている。出口前にジャムおじさんとアンパンマンが待ち受けて幼児たちと握手したりギュッしたりしてくれる。興奮冷めやらぬ花ちゃん連れてミュージアムを後にした。お隣のイオンモールのフードコートで昼をを食をとり2時半頃に帰宅した。うぃその日の夕食前に花ちゃんをおんでプチ誕生会を催した。アンパンマンお面をつけたはなちゃんがシフォンケーキの前で「花ちゃんおめでとう!いくつになりましたか?」と声を掛けるとピースサインで「ふた~つ」のポーズをしてくれる。(実はこれは「花ちゃんピースは?」というやらせのポーズだったりして)。

自治会文化祭講座「ふるさと山口」2017年11月04日

 住宅街の自治会主催文化祭が始まった。二日目の10時からは私の文化祭講座「ふるさと山口」だった。昨年に続いての二度目のふるさと講座である。
 会場のコミュニティセンターに45名の受講者が席を占めた。昨年の65名の受講者からみれば少し寂しかったがまずまずの受講者数である。今年も昨年どうよう男性が56%を占め郷土史への男性の関心の深さが窺えた。
 今回は「ふるさと山口」をテーマに、プロジェクターを活用して山口町の豊かな自然、歴史と風土の全貌を豊富な画像でビジュアルに伝えるという内容だ。「山口町の概要」「自然と生き物」「歴史と伝統」について32枚のシートを約1時間でプレゼンした。
 私の講座ではいつも最後に「伝えたいこと」を述べる。今回も「ふるさとを知らない子どもたち」に「ふるさと」を伝え学んでもらえる機会の大切さと、「ふるさと山口を共通項とした新旧住民の垣根を越えた交流」を訴えた。そうした営みをとおして山口の「豊かな自然、歴史、伝統の継承」が欠かせないと思っている。

お向かいのお友だちと再会した花ちゃん2017年11月03日

 一か月半ぶりに花ちゃんが我が家にやってきた。その日の夕方、お買い物に出かけていたお向かいのお孫さん一家がようやく帰宅した。ばあちゃんと公園に出かけていた花ちゃんと遭遇した。
 一歳ほど年上の男の子である。誕生間もない妹の里帰り出産中でお向かいに滞在中である。一か月半前の前回の対面では保育園育ちの年下の花ちゃんがお兄ちゃんの車搬送用トラックを強引に取り上げるというシーンがありじいちゃんを慌てさせた。今回は二人はどんな振舞いを見せてくれるのだろう。周囲の大人たちが固唾を呑んだ。
 今回の小道具は三輪車である。お友だちが自分用の三輪車に跨って得意げに駐車場や路上を走り回る。花ちゃんは羨まし気に眺めている。見かねたお隣りのおばあちゃんにもう一つの少し小ぶりの三輪車を提供してもらった。そちらに跨った花ちゃんはお兄ちゃんの後をぐるぐる追いかけている。じいちゃんが二人揃ったところでデジカメを構えるとお兄ちゃんが素早くカメラ目線でピースサインをしてくれた。おたおたしながら花ちゃんも同じようにポーズをとる。
 今回は、終始お兄ちゃんが花ちゃんをリードしている。こうでなくちゃ!。