ぬくもりフェスタの今後の会場の在り方は?2023年12月11日

 ぬくもりフェスタを初めて開催して浮かび上がった課題のひとつに「会場確保と催し場の配置」という点があった。
 今回のフェスタでは、活動紹介スライドショー、各事業部のパネル展示、ボランティアセンター紹介コーナー、ふれあい喫茶、子ども広場とゴム鉄砲、けん玉教室、チャリティバザー、スマホ教室&相談会、プチ屋台(肉巻き、焼きそばパン、ポップコーン)と九つもの多彩な催しが開催された。前日に申し出のあった自宅に成った柿の無料提供もあった。
 これらの催しは会場のコミュニティセンター全館を借り切って開催した。具体的には1階A室、A室横のフロント、和室と2階B室、和室、印刷室に加えて、玄関前の駐車スペースの使用だった。
 全体として眺めれば催しの多さに比べスペースがタイトだった。予想を上回る来場者数を考慮すればコミセン一会場でなく道路を隔てた向かいの自治会館使用も検討する必要がある。
 催し内容と会場配置のミスマッチもあった。スライドショーはバザーやパネル展示と同じ2階B室で上映したが、室内電灯は共通のため照明を落とせない。当日朝に急遽間仕切りと蛍光灯の黒ビニールの覆いで何とか上映環境を整えた。B室奥の暗い会場への入室を躊躇った来場者もあったようだ。今後は単独スペースでの上映が必要だ。
 プチ屋台の肉巻き、焼きそばパンの販売と喫食は1階和室で実施した。終了後、プレートで焼いた肉の匂いが室内に充満したとの指摘が相次いだ。今後は屋外での提供の検討が必要だ。建物玄関前の駐車スペースで販売したポップコーンとセットでプチ屋台を展開するのも一案だ。地域住民からの柿もここで一緒に提供できる。屋外展開が多くなれば雨天に備えてテントの準備も必要かもしれない。