弟の自分史出版サポートのPC環境が整った2022年02月16日

 2週間前に加古川の弟宅を訪ねた。弟が執筆中の自分史の執筆と7出版をサポートするためだ。弟の自分史発行には二つの障害を抱えている。一つはパーキンソン病という難病を抱えて年々パソコンの入力操作が難しくなりつつある。今ひとつはITスキルのレベルが十分でないため執筆活動がともすれば滞りがちとなる点である。
 そこで訪問した際に、弟は執筆活動に専念し、私が校正・編集を担当するという分担を確認した。それには私が自分の自叙伝出版で活用した編集ソフト・パーソナル編集長の共有が効果的である。ただ弟のPCにそのソフトをうまく導入し起動できるかというハードルを懸念した。
 三日ほど前に弟の奥さんからパーソナル編集長を入手したとの電話があった。インストールは体調面でも弟には無理がある。奥さんと電話でやりとりしながら導入をサポートした。ソフトの導入自体はできたが最後の起動ができない。電話でのやりとりでは埒があかないので、弟が契約しているリモートサポートにサポートを依頼することにして一旦電話を切った。
 翌日、再び奥さんから電話があり、ソフトの起動ができたとのこと。弟の執筆原稿は既に私の方では持ち帰ったWordFileでコピーしてパーソナル編集長に落とし込んでいる。そのデータもPCメールの添付ファイルで弟のPCに送信済みである。早速、弟のPC上で共通ソフトによる執筆原稿の確認を電話を通じてサポートしながら試みた。何度かの手違いはあったが何とか添付ファイルのデータが読み取れた。
 体調がすぐれなかった弟から夕方にようやく電話があった。「やっと編集してもらった原稿に目を通した。思いのほかうまく編集されており満足している」とのこと。
 自分史の執筆できていないパーツも残されている。今後はソフトに直接入力が可能である。弟の自分史出版サポートのPC環境が整った。