”休日ふれあい喫茶”の思わぬ出会い2024年05月20日

 日曜日の13時から15時半まで、地区社協の今期初めての”休日ふれあい喫茶”が開催された。生憎の小雨降る天候である。来場者は期待できないのではないかと心配した。心配を吹き飛ばすように会場のコミュニティセンターには大勢の来場が相次いだ。最終的に当日の来場者は6名の児童を含めて65名だった。またぬくもり会員募集でも4口3名の申込みがあった。
 来場者の中には私を訪ねて来訪された方があった。最初の来訪者はリタイヤ直後のお二人のご婦人だった。セカンドライフを二人で一緒に地域活動を始めたい。ついては社協の関係者にいろいろ情報を訊いておきたいとのこと。受け付けたスタッフが私に取り次いだ。すぐに昨年導入した社協の地域活動支援制度に思い至った。その制度紹介をした後、どんな活動をしたいのかその具体化を考える上で、対象者の絞込みの必要性等を助言した。前向きで意欲的なお二人との心強くて楽しいひと時だった。
 もうひとりは何度かお顔を見かけたことのある90歳近い高齢の男性である。持参されたカセットテープを渡されて地元小学校に届けてもらえないかとの用向きだった。20年近く前にFM局のパーソナリティだった頃に地元小学校の活動紹介を収録したものだ。恐らく終活の一環で身辺整理をする中で出てきたテープのようだ。今は小学校と関りがなく社協の責任者なら届けてもらえるのではないかという想いで来場された。校長先生とは懇意にしている。快くお引き受けした。
 休日ふれあい喫茶という新たな多世代交流広場がもたらした思わぬ出会いに感謝した。