伊豆半島7景の旅④駿河湾フェリーと大満足の寿司バイキング2024年06月18日

 ツアー二日目の朝7時40分にホテルを出発したバスは伊豆半島東岸をひたすら南に向かった。海岸沿いの国道からは果てしない太平洋の海原の絶景が延々と続いた。
 8時45分に最初の停車スポットの下田港に着いた。ペリーが黒船で来航した下田港には観光船”黒船”が停泊していた。「道の駅 開国下田みなと」に立ち寄った。添乗員からはここがツアーで本格的なお買い物ができるスポットだと教えられていた。家内がご近所さんへのお土産をたっぷり買い込んでバスに乗り込んだ。
 再び南をひた走ったバスが10時過ぎに伊豆半島南端の”石廊崎”に着いた。レストハウスの中を通り抜けてまっすぐに南の岬に向かう。白い石廊崎灯台の横の細道を更に進み正面の岩場に着いた。その先に海に突き出た岩場に参道らしき道がありハート型の岩が見える。石室神社の御神体のようだ。添乗員からご神体にお参りすることの危険さを告げられていたので遠目に眺めるだけでお参りは断念した。帰り道途中の灯台を見学しバスに戻った。
 石廊崎からは伊豆半島西海岸を北上する。12時土肥港発の駿河湾フェリーにバスに乗車したまま乗船した。船内でバスを降りて2階カウンターで3階特別室のコーヒー付き500円のチケットを購入。オーシャンルームと呼ばれる見晴らしの良い広々とした特別室で70分の快適な船旅を過ごした。ただ残念ながら楽しみにしていた船上からの富士山の眺望は霞に包まれて殆ど見えなかった。三保の松原を左手に眺めてしばらくして清水港に到着した。
 昼食会場は清水港近くのエスパルスドリームプラザ2階にあった。”大漁市場”ののれんを潜ると目の前には白木のカウンターと職人たちが待ち受けていた。ツーアチラシに掲載の”職人がその場で握った中トロを含む30種の寿司バイキング”の始まりだった。店側の案内ガイドの後、カウンターに行列ができる。生シラス、桜海老の地場物はじめゲソ、いくら、とびこ等お好みの握りを選択した。とはいえ二回のお代わりで合わせて16貫が限界だった。終わった頃に店側の〆のサービス「桜海老茶漬けの梅肉あえ」が案内されてこれも追加して美味しく味わった。昼食後には1階の広い物販売場で最後のショッピング。
 2時50分に発車したバスは途中2カ所のSAで休憩を挟んで8時に新大阪駅前に到着した。途中、スマホのグーグルマップで現在地と新大阪の到着予想を検索した。移動に応じて所要時間が刻々と代わり到着予想時間が表示される。グーグルアプリの予想時間ピッタリの到着にあらためてグーグルの威力に舌を巻いた。9時15分に無事に自宅に戻った。