早朝ウオーキングの憂鬱な感慨2024年07月03日

 梅雨の合間の束の間の曇り空を歩いた。梅雨入りして10日ほど経っっていた。雨模様の早朝も珍しくないが、さすがにこの歳で雨の中のウオーキングは辛いものがある。挫けそうな気分を引き締めて出かけるものの”1日1万歩”の日課は断念している。スマホの歩数アプリには万歩を切った棒グラフが並んでいる。
 後ろから人の歩く気配が近づいてきた。私の横をすり抜けていった人物の姿をみて驚いた。どうみても私と同年配の高齢女性が前かがみに早いピッチで足を運んでいた。ガックリしながら思い知らされた。その女性の歩みはそれほど早いわけではない。私のペースが衰えているのだ。
 早朝ウオーキングで万歩の断念を受入れていること、同年輩の高齢女性に先を越されたことの2つのできごとが憂鬱な感慨をもたらした。