2024日本独立リーグ完全選手名鑑2024年09月16日

 兵庫ブレ―バーズのホームゲーム最終戦を観戦した時、入場受付で「2024日本独立リーグ完全選手名鑑」という冊子を勧められた。1800円の定価が今なら千円ですという声掛けに球団応援の気持ちも働いて思わず購入した。
 自宅であらためて手に取ってみると日本独立リーグに関する情報満載の興味深いガイドブックだった。ブレイバーズを応援するようになって独立リーグについての関心が深まった。以下、”名鑑”をもとに独立リーグの概要を整理してみた。
 独立リーグは全国に7リーグ29チームがあり、786名の選手が各チームに所属している。地域的には北海道2リーグ、関東、北陸、関西、四国、九州の各リーグがある。
 ブレイバーズが所属する独立リーグの正式名称は「さわかみ関西独立リーグ」である。”さわかみ”は関西独立リーグの「さわかみ財団」との命名権契約によるものだ。大阪ゼロロクブルス、堺シュライクス、兵庫ブレイバーズ、姫路イーグレッターズ、和歌山ウェイブス、淡路島ウォリアーズの6球団が所属する。各チームの支配下登録選手数は最大30名でベンチ入りは最大26名である。公式戦は6球団10回戦総当たりのリーグ戦である。兵庫、大阪、和歌山の各府県の15球場で開催される。4月から始まるリーグ戦は9月に終了する。
 三田市を所在地とする「兵庫ブレイバーズ」の創立は2011年で、球団代表はちょい呑みオヤジ会のメンバーでもある川崎大介氏である。監督はブレイバーズの前身球団で投手として所属し巨人軍に育成ドラフト3位で指名された経歴のある神戸市出身の29才の山川和大しである。40人の選手が名鑑に登録されている。投手16名、捕手3名、内野手12名、外野手9名である。