家内の誕生祝いは回らない寿司で2024年12月04日

家内の誕生日がやってきた。夫婦で外食ランチするのが恒例である。昨年に続いて今年も”回らない寿司屋”の「流れ鮨・三代目おとわ」に出かけた。平日の12時15分前に到着したお店に到着は空いていて、すぐにテーブル席に案内された。
 タッチパネルのメニューで注文する。主役の家内は、見た目も豪華な”師走の彩りランチセット”を、私は上質ネタ握りの”牡丹”を注文した。
 ほどなく回転レーンに乗った注文品がやってきた。ランチセットの品数の多さに驚いた。にぎり5貫、鶏の味噌鍋、海老と野菜の天婦羅、ホタテと赤海老のサラダ等の小皿3皿、白玉ぜんざいが並んだ。
 私の上質ネタにぎりもいかにも食をそそるものだった。いくら、雲丹、トロサーモン、数の子、赤海老などの豪華なネタの握り10貫が木の盛り皿で運ばれた。赤だしも付いてお値段は家内のセットメニューを上回る。
 それにしても贅沢な食事を前にしても「食の衰え」は拭えない。にぎり10貫でお腹いっぱいで食は細っている。早食いが得意技だったが食べる時間も遅くなった。ボリュウムでは圧倒する家内の食事時間とほぼ同じである。
 夫婦それぞれの誕生日の外食ランチが、日頃は互いに”放飼い”の老夫婦に二人一緒の穏やかなひと時をもたらす機会となっている。