地元小学校でアイマスクの福祉学習のお手伝い2025年02月13日

 コロナ禍で長く開催できなかった地元小学校の福祉学習が昨年から再開された。今年も極寒の季節に開催され、地区社協ボランティア22名がそのサポートを行った。3組の4年生児童を対象に「車イス体験」「アイマスク体験」が行われボランティアが安全と見守りのため支援するという内容である。
 朝9時に小学校体育館の交流室に集合し、市社協スタッフの各体験の実施要領とサポート内容の説明を受けた。車いすとアイマスクに分かれて支援の分担を行い、私はアイマスクグループになった。
 9時40分から教室でスタッフの説明を受けた児童多たちがアイマスクをつけた児童と手引役の二人一組で順次スタートした。私たちサポーターは手引誘導の基本姿勢が守られているか、手引役がちゃんと声掛けできているか、動線をはみだしていないか等をサポートし、階段の上り下りの補助を行う。全員が一巡した後、今度は役割を変えてコースを回る。
 クラス全員の”体験”を終えると、市社協の指導スタッフによる”ふりかえり”が行われる。子どもたちに感想を求める。街角の音響信号の紹介や目の見えない人が信号を渡る際の声掛けなども促される。視覚障害の人のスポーツも紹介された。視覚障碍者の卓球であるサウンドテーブルテニス等、私にとっても初めての情報が提供され得るものが多かった。
 3クラスの体験学習を終えて再び体育館の交流室に集まった。完走や疑問や提案などが話し合われて12時20分頃に解散した。