山口中学校のコミスク事業の在り方を協議2025年02月15日

 今季最後の山口中学校学校運営協議会が開催された。冒頭の45分で校長の「学校評価と今後の教育活動」の報告があった。学校評価は保護者、生徒、教職員、学校運営協議会委員等の学校運営についてのアンケートの集計結果である。これを踏まえて今後の教育活動の方向性が示された。
 今後の方向性で注目したのは「教職員の働き方改革」が具体化された点である。授業の終了時間が20分、絶対下校時間が15分、教職員の退勤時間が30分前倒しされている。定期考査や家庭訪問も短縮化で見直されている。部活の地域移行も含めて教職員の過酷な勤務実態に本格的な改善が加えられていることを歓迎した。
 その後3グループに分かれてのグループ討議となった。テーマは「学校運営協議会の事業の最適化」である。山中コミスクは特異な活動を展開している。「Let’sTry(放課後学習見守り活動)」「地域面接練習」「あいさつ運動」「地域ボランティア活動」である。それぞれに地域特性を踏まえ地域ニーズに沿った活動であると評価した。但し少子高齢化の進む中で持続可能なコミスクという点からは新たな事業の立上げには慎重であるべきと苦言を呈した。