部活の地域移行”プレみや”で何を維持するのか ― 2025年02月16日
先日の山口中学コミスクでも「部活の地域移行」が話題になった。従来高齢化対応に偏りがちだった「少子高齢化」の”少子化”対応が本格的に問われていると受止めている。生徒数の減少で”部活”が持たなくなってきたという少子化そのものの端的な事象である。
西宮市でも来年夏をメドに移行できるよう”プレみや(プレイにしのみや)」を主体に準備を進めている。プレみやの統括団体は西宮市分化スポーツ課である。そのPDFパンフでは以下のような解説がある。活動主体は「学校」から「地域の各クラブ」に移行する。参加者は「生徒」から「一般住民」に移行し垣根がなくなる。場所は「学校施設」から「学校や体育館などの公共施設や民間施設」に移行する。端的に言えば「部活の民営化」ということだろう。
山中コミスクの面接練習で生徒たちに「学校生活での部活のウエイト」を訊ねた。60%~90%という答えが返ってきた。友だちとの絆の大きさも窺えた。生徒たちにはそれほどの重い部活がなくなる。部活には趣味や好きなスポーツのスキルアップの意義は大きい。ただそれ以上に同年代の友人たちとのかけがえのない共通の活動を通じて育まれる絆は否定できない。
”プレみや”によってスキルアップの場の提供は確保されても、友人たちとの絆を育むことへの言及はない。
西宮市でも来年夏をメドに移行できるよう”プレみや(プレイにしのみや)」を主体に準備を進めている。プレみやの統括団体は西宮市分化スポーツ課である。そのPDFパンフでは以下のような解説がある。活動主体は「学校」から「地域の各クラブ」に移行する。参加者は「生徒」から「一般住民」に移行し垣根がなくなる。場所は「学校施設」から「学校や体育館などの公共施設や民間施設」に移行する。端的に言えば「部活の民営化」ということだろう。
山中コミスクの面接練習で生徒たちに「学校生活での部活のウエイト」を訊ねた。60%~90%という答えが返ってきた。友だちとの絆の大きさも窺えた。生徒たちにはそれほどの重い部活がなくなる。部活には趣味や好きなスポーツのスキルアップの意義は大きい。ただそれ以上に同年代の友人たちとのかけがえのない共通の活動を通じて育まれる絆は否定できない。
”プレみや”によってスキルアップの場の提供は確保されても、友人たちとの絆を育むことへの言及はない。
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