地区社協の姫路研修バスツアー2025年03月31日

 地区社協のボランティアスタッフを対象とした研修バスツアーが開催された。地区社協は役員、事業部協力員、登録ボランティア合わせて100名近いスタッフに支えられている。事業規模が広がるにつれて相互の交流が希薄になっている。そこで年1回、年度末に研修を兼ねた交流会を催している。
 今回は姫路方面のバスによる管外研修が計画され20人の参加者があった。8時に住宅街を出発したバスが9時半頃に研修施設の「ひめじ防災プラザ」に到着した。3Dシアターの視聴、防災講座、放水体験、避難体験等の1時間20分の盛りだくさんの研修だった。防災講座では講師の地区社協のHPの事前学習で身近な情報を折り込んだ解説に親しみを覚えた。
 次のスポットの姫路城近くのj兵庫県立歴史博物館でもたっぷり1時間の見学ができた。兵庫県の美術品や生活道具、五国の歴史展示、姫路城の解剖と復元展示、ひょうごの祭り、現存12天守の再現模型等々。
 12時15分頃に昼食会場である灘菊酒造に到着した。食事は豚ロースのしゃぶしゃぶと麹を使った前菜6種盛りをメインにしたセット料理だった。個人負担で純米”灘菊”の日本酒を注文しオヤジ会4人組と歓談しながら味わった。
 続いて向かったのは市の北部の田園地帯・香寺町の日本玩具博物館だった。入場前に参加者全員で集合写真を撮った。白壁土蔵造りの6棟の建物で構成された博物館には日本の郷土玩具を中心に9万点もの玩具が所狭しと陳列されている。4号館2階には世界160か国の玩具も揃えられている。入場直後には創業者でもある館長から博物館の歩みや概要が説明された。たっぷり1時間の見学を終えた。
 最後の訪問スポットは夢前町のヤマサ蒲鉾の工場併設の直売店だった。30分ばかり滞在し揚げたてのカニカマ天婦羅やはも天などを調達した。夕食の格好のビールのアテになった。
 住宅街のコミセン前に予定通り17時15分に到着した。久方ぶりの管外研修がためになる研修と楽しい思い出をもたらして無事に終了した。